WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.188の今回取り上げる言葉は「heart(心、感情、気持ち)」。
今回はハートがキュンキュンしちゃうラブ・ソングから自分の感情をさらけだしたグッド・ソングまでを取り上げていくぜ。
まず紹介するのは、現行R&Bのキュンキュン界を席巻するElla Mai(エラ・メイ)の新曲 「DFMU」。
Ella Mai「DFMU」
Don’t fuck me up, don’t let me down You know I wanna be around You tug-n-warrin’ with my heart Didn’t think it’d evеr be so hard Crazy I’m lettin’ down my guard
私を傷つけないで、失望させないでよ 私が周りにいたいの知ってるでしょ あなたは私の心を綱引きしてるの こんなにつらいだなんて思わなかった おかしいよね、それでも私は心を許してしまってるんだから
くぅぅ…キュン死にや… メイちゃんのハートを綱引きするやつなんて、けしからんやつがいるもんだぜ。 そんなエラ・メイは今年、ファンが待ちに待った待望のセカンド・アルバムを5月6日にリリース予定。今回紹介した「DFMU」も収録予定のアルバム・タイトルはその名も「Heart On My Sleeve」。“ heart on my sleeve ”は「気持ちを素直に話す」と言う意味の言葉だ。 エラ・メイのストレートな感情が乗った最高のアルバムになること間違いなし。リリースが待ち遠しいぜ。
続いてはJ. Cole(J・コール)の「Wet Dreamz」!
J. Cole「Wet Dreamz」
My mama gone for the weekend So Saturday, baby, we can get to freakin’.” That’s when my heart start racin’ and my body start sweatin’ Baby, you done woke my lil’ man up I’m thinkin’ how that body look naked when you layin’ on the bed Teacher, please, don’t make me stand up
週末は母さんがいないんだ だから土曜日なら、ベイビー、やんちゃできるぜ オレのハートは高鳴り始めて、身体は汗をかき始める ベイビー、君は小さいオレを起こしちまった 君がベッドに横たわったとき、君の体がどんな風なのか考えちまう 先生、頼む、今は立たせないで
男性諸君なら経験したことがあるであろう甘酸っぱい体験を惜しげもなくラップしてくれるJ・コール。ただただリスペクトです。イケメン、高身長でバスケもプロ級と言われるJ・コールにもやはりこんな若かりし頃があったんだね。
「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.189のラストを飾るのは Camilla Cabello(カミラ・カベロ)の「Havana」!
Camilla Cabello「Havana ft. Young Thug」
Havana, ooh na-na Half of my heart is in Havana, ooh na-na He took me back to East Atlanta, na-na-na, ah Oh, but my heart is in Havana
ハバナ、 私の心の半分はハバナにあるの 彼は私を東アトランタに連れてきた でも私の心はハバナにあるの
地元キューバのハバナについて歌った2018年の大ヒット曲「Havana」。 6歳の時に家族でアメリカに移住してからも彼女のハートの半分は生まれ故郷のハバナにあるてことだね。そんなカミラは4月にサード・アルバムとなる「Familia」をリリース。 コロナ禍の中で家族との繋がりの大切さを再認識したということからスペイン語で家族を意味する“Familia”がタイトルになった最新アルバムには、WILLOW(ウィロウ)、Maria Becerra(マリア・べセラ)、Ed Sheeran(エド・シーラン)らが参加。カミラの魅力であるラテンとUSのポップスをミックスしたダンサブルかつエモーショナルなサウンドがリスナーのハートをがっちり掴んで離さない一枚になっているよ。