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2022.4.20 Wed

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番外編 2000年代名盤特集「T.I. – KING 」|ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.190

ヒップホップの歌詞からストリートで使える英語を学ぼう

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WHAT’S UP,  GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.1Vol.191の今回は2000年代名盤特集。取り上げるのはサウスの帝王、T.I.の「King」。。

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プロデューサー陣にDJ Toomp(DJ トゥームプ)、Just Blaze(ジャスト・ブレイズ)、Swizz Beatz(スウィズ・ビーツ)、The Neptunes(ザ・ネプチューンズ)などの豪華メンバーを迎えた本作は、ビルボード・ホット200で1位を獲得、後にアメリカレコード協会からプラチナ・アルバムに認定されるなど名実ともにT.I.をサウスの“王”たらしめた一作だ。

そんな「King」からまず紹介するのは盟友であるDJ Toompがプロデュースした「What You Know」。

「What You Know」

Riding with a couple Latin broads and a China doll And you know how we ball, riding in shiny cars Walk in designer malls, buy everything we saw
ラテンのギャルとチャイナの可愛い子ちゃんと一緒にライド これがオレたちのはしゃぎ方、ピカピカの車を乗りこなす デザイナーブランドだらけのモールを歩き、見たものすべてを買うぜ

まさにこれぞ2000年代ヒップホップというブリンブリン感。 南部のヒップホップ・カルチャーの中心地であるアトランタに生まれ、8歳でラップを始めたT.I.は高校を中退し、ドラッグ・ディーラーなども経験してきたという筋金入りのストリート上がり。そんな彼が今では可愛い子ちゃんをはべらかし、良い車に乗ってデザイナーブランドを買いまくる。これぞヒップホップドリームて感じだね。

続いては、 Crystal Waters(クリスタル・ウォーター)の「Gypsy Woman」をサンプリングした「Why You Wanna」!

「Why You Wanna」

Can’t help but notice how you glowing, I can see in yo’ face Now, I just wonder if he know he close to being replaced Swear I treat you like a queen you put me in his place So you can give back his ring and the key to his place
 君の輝き方に気づかないフリはできないんだ、君の表情から感じるよ あいつはそろそろ交代だってこと知ってるのかな 君がオレをあいつの代わりにして置いてくれたら、女王様みたく君を扱うことを誓うよ だから君はあいつに指輪を返してきな

A Tribe Called Quest(ア・トライブ・コールド・クエスト)の「Find a Way」でもサンプリングされている名曲「Gypsy Woman」をベースにした爽やかなトラックに乗せてT.I.が歌うのは、意中の女の子に向けての甘いメッセージ。イケメンで漢気溢れるT.I.に“Swear I treat you like a queen(女王様みたく君を扱うことを誓うよ)”と言われたら、たいていの女の子は恋に落ちゃうよね。ちなみにT.I.は元々彼のお祖父さんに名付けられたあだ名であるTipをラッパーネームとして使っていたんだけど、その後トライブ・コールド・クエストのQ-Tipへ敬意を表して、pを取って、T.I.にしたんだって。この曲のフックでもQ-Tipが「Find a Way」で歌っているリリックである “Now why you wanna go and do that, love, huh?”をそのままサンプリングしているなど、90sヒップホップのレジェンド、Q-Tipへのリスペクトを強く感じる一曲だね。

2000年代名盤特集、T.I.「King」のラストを飾るのは、The Neptunes(ザ・ネプチューンズ)がプロデュースし、Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス) と Common(コモン)が参加した「Goodlife」。

「Goodlife」

I was born into poverty raised in the sewage Streets will always would be a part of me, they made me the truest And even when my days wasn’t the bluest I never ran from adversity, instead I ran to it Fear ain’t in the heart of me, I learned “just do it” You get courage from your fears right after you go through it Now I come through in a Coupe on 22’s That ain’t bad for a nigga who ain’t even finish school I just put off graduating for a pair of tennis shoes I used to use the beats to paint my pain
貧乏に生まれて、育ったのは下水の中 ストリートはいつだってオレの一部だし、オレを本物にしてくれた場所さ 日々が晴れ渡っていなくても オレは逆境から逃げたりはしかなった、逃げる代わりに立ち向かったんだ オレの心には恐れはないし、「ただやるのみ」ということを学んだ お前も恐怖をくぐり抜けたら、その後に恐れから勇気を得ることができるぜ 今は22インチのタイヤをつけて、クーペで登場 学校を卒業さえしていない黒人にしちゃ悪くねぇだろ 誤解すんなよ、バカだったわけじゃないんだ ただテニスシューズのために卒業を延期しただけさ ビートで痛みを上描きしていたんだ

貧困の中に生まれて、ストリートで生きてきたリアル・オブ・リアルな男、T.I. そんな彼は困難にぶちあたっても、常に逃げずに立ち向かってきた。だからこそラッパーとしても成功し、今の地位がある。人は誰でも恐怖心を持っているけど、それを乗り越えた者だけが勇気を得ることができるというアツすぎるメッセージだ。

RESPECT FOR ALL RAPPERS!
SEE YA!

TARO

訳は全て意訳です。(索引:Genius https://genius.com/ )

日本のストリートレペゼンしよう。

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