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2021.12.16 Thu

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ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.176 〜 hottie〜

ヒップホップの歌詞からストリートで使える英語を学ぼう

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WHAT’S UP,  GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.176の今回取り上げる言葉は「hottie(ホッティー)」。

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「とても魅力的な女性」という意味のスラングだ。
早速USラップの中での使われ方をチェックしてみよう!

まず紹介するのは、レペゼン・ヒューストン、H-Town HottieことMegan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン)の「Hot Girl」!  

Megan Thee Stallion「Hot Girl(2018)」

If I take yo’ nigga, it’s nothing you can do about it (Not at all)
I’m the fucking hottie, I’m not yo’ momma or your partner
So don’t play with me, bitch, I’m from Texas, we get rowdy

「あんたの男を奪うわ。あんたができることは何もない。
 私ならマジでホッティー。あなたのママでもパートナーでもない。
 私をおちょくるのはやめな、ビッチ。私ならテキサス出身、暴れるわよ。」

先日テキサスサザン大学を卒業したミーガン。トップアーティストとしてガンガン活動しながら、学業も両立して学位を取得したミーガン、改めておめでとうです。
そんな彼女なんだけど、リリックは超ハード。リアルなホッティーのミーガンは人の男を
奪うのは朝飯前。奪われた人はそれに対して文句すらも言えない。おまけに彼女のことを
play with(おちょくる)と、彼女はrowdy(乱暴)になっちゃう。テキサス生まれの“Hot Girl”は誰にもコントールできないぜて感じだね。

続いてはCordae(コーディ)の「My Name Is」!

Cordae「My Name Is(2018)」

I smash hotties and stash bodies, then cop lil’ boats
Like that’s Yachty, and that’s probably

「ホッティーをスマッシュして、ボディーを隠す。そしてリル・ボートを手に入れる。まるでヨッティー、多分な。」

ご存知EMINEM(エミネム)のクラシック「My Name Is」のリミックスであるこの曲はコーディのファースト・シングル。リリックの “ smash ”の基本の意味は「〜を粉々にする、叩きつける」なんだけど、スラングでは「セックスをする」という意味になるんだ。そして“ stash ” は「〜を隠す」という意味であり、“ body ” は「身体」という意味と、「死体」という意味がある単語だ。つまり “ I smash hotties and stash bodies(ホッティーをスマッシュして、ボディーを隠す。)” は「ホッティーとこっそりセックスする」という意味と「女の子を殺して、死体を隠す」というダブルミーニングとして捉えることができるね。そして “ lil’ boats, Like that’s Yachty(リル・ボートを手に入れる。まるでヨッティー )”の部分は、Lil Yachty(リル・ヨッティ)のミックステープ「Lil Boat」のこと。
短いセンテンスの中で、様々な小ネタを詰め込んだテクニカルなヴァースだぜ。

「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.176のラストを飾るのは Nice & Smooth(ナイス & スムース)の「Sometimes I Rhyme Slow」!

Nice & Smooth「Sometimes I Rhyme Slow(1991)」

And I said whoa, little hottie
I’m not DeLorean, Gambino or Gotti
I don’t deal coke, and furthermore you’re making me broke
I’ll put you in a rehab and I won’t tell your folks
And what do you know
In 18 months she came home and I let her back in
And now she’s sniffing again…

「そしてオレは言ったのさ、リル・ホッティー。
 オレはデロリアンやガンビーノ、もしくはゴッティじゃないぜって。
 だからコークは扱わないのさ、でもさらに君はオレを文無しにしようとしてる。
 君をリハビリに送るよ、君の連れには黙っとく。
 でもびっくりなのは、
 結局18ヶ月後、彼女は家に戻ってきて、オレは彼女を元に戻しちまった。
 そして彼女はまた吸ってんのさ…」

90年代ヒップホップを代表するクラシック「Sometimes I Rhyme Slow」で、Smooth B(スムース・B)がラップするのは、コカイン中毒になってしまったガールフレンドのこと。
“DeLorean(デロリアン)”とは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で登場する車「デロリアン」の開発者であり、コカインの取引で逮捕された“ジョン・デロリアン”のことであり、“Gambino(ガンビーノ)” と “Gotti(ゴッティ)” は、それぞれコカインの密売で財を成したイタリアン・マフィアの大ボスだ。コカインを買ってくれとねだるガールフレンドに対して、オレはデロリアンやガンビーノ達のような大金持ちじゃないぜと言っているてわけだね。そしてコカイン中毒になってしまった彼女をリハビリさせて、中毒から抜け出させようとするんだけど、彼女はすぐにまたコカインを吸ってしまう。
ストリートで起きている残酷な現実を歌ったヒップホップヒストリーに残るリリックだ。

RESPECT FOR ALL RAPPERS!
SEE YA!

TARO

訳は全て意訳です。(索引:Genius https://genius.com/ )

日本のストリートレペゼンしよう。

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