WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.105の今回取り上げる単語は「sugar(シュガー)」。
基本的には「砂糖」を意味する単語だけど、実はスラングで「キス、愛情」などの意味になるんだ。
そんな「sugar」が使われている曲で、今回チェックするのはパーティー・モンスター、Flo Rida(フロー・ライダ)の「Sugar」!
Flo Rida「Sugar(2009)」
Sweeter so flavor, that’s good for this player My hood, now and later, throw back like a pager Pretty much, you’re givin’ me a sugar rush
「もっと甘くて、味わい深い。プレイヤーにはおあつらえさ。 オレのフッド、“Now and Later”。まぁペイジャーみたくスローバック。 マジでたくさん、君はオレにシュガー・ラッシュをくれるんだ。」
パリピ達の聖地、フロリダ州マイアミをレペゼンするラッパー、フロー・ライダの最強パーリー・チューン「Sugar」。サビ部分の強烈なコーラス、“Da ba dee da ba dye Da ba dee da ba dye”を覚えてる人も多いんじゃないかな?
パーティー・モンスターのフローが歌うのは、イケてる女の子のこと。彼女はまるで“Now and Later(アメリカのチューイング・キャンディー)”のように “sweet(甘い)”。Now and Laterはアメリカのキッズ達がよく食べるお菓子で、様々なフルーツのフレイヴァーが歯にくっつく噛みごたえがクセになるお菓子だ。Sage the Gemini(セイジ・ザ・ジェミナイ) の2016年のシングル「Now & Later」でも曲名になっているね。“sweet(甘い)”女の子は、フローに小さい頃の味、Now and Laterや懐かしの通信手段、“pager(ポケベル)”を思い出させる。そんな甘い彼女がくれるたくさんの“sugar(シュガー)”によって、フローは“sugar rush(シュガー・ラッシュ。糖分を過度に取ることによって起こる興奮状態)になってるてわけだ。