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2019.10.9 Wed

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ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.67 〜The Blues Brothers特集〜

ヒップホップの歌詞からストリートで使える英語を学ぼう

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WHAT’S UP,  GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.67の今回は「The Blues Brothers特集」。

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映画「The Blues Brothers」

「The Blues Brothers」は1980年公開のアメリカのコメディ映画。

主人公は黒帽子に黒サングラス、黒ネクタイに黒スーツという全身黒づくめの2人組、The Bluse Brothers(ブルース・ブラザース)。彼らは自分たちが生まれ育った孤児院の資金難を助けるために、昔組んでいたバンドを再結成して金を稼ごうとするのだが、様々なトラブルに見舞われることに。バンドで一儲けをしようとするブルース・ブラザーズと仲間達、それを追う警察やネオ・ナチ、そしてなぜかロケット・ランチャーでブルース・ブラザーズを狙う謎の美女を巻き込んだドタバタ・コメディ。それがこの映画のメイン・ストーリーだ。

コメディ要素だけでも十分に面白い映画なんだけど、この映画が最高なのはそこだけじゃない。ブルース・ブラザーズはバンドを再結成する過程でいろんな街に出かけ、様々な人々と出会うんだけど、そこで登場してくるのが音楽ファンならブチ上がりするUSのレジェンド・アーティスト達。

驚異的に歌の上手いソウルフード・レストランのオーナーに扮するのは ”ソウルの女王” Aretha Franklin(アレサ・フランクリン)、クールすぎる盲目の楽器店の店主は” ソウル・R&B の父 “ Ray Charles(レイ・チャールズ)、尋常じゃないシャウトを繰り出す教会の牧師は”ファンクの帝王” James Brown(ジェームス・ブラウン)。そしてブルース・ブラザーズの良き理解者である孤児院の用務員 ”Curtis(カーティス)” はスキャット唱法のマスターであり、アメリカのショービジネス史上最高のエンターテイナーの1人に称えられるジャズ・シンガー” Cab Calloway(キャブ・キャロウェイ)”だ。まさにソウル、ファンク、ジャズ界のオールスターが集った最強・最高のミュージカル映画、それが「ブルース・ブラザーズ」なのだ。

今回はそんな「ブルース・ブラザーズ」に出演してる豪華な出演アーティストの中から3名をピックアップし、その登場シーンと楽曲を紹介していくぜ!まず紹介するのは ”ソウルの女王”、アレサ・フランクリンの「Think」!

①Aretha Franklin「Think」

You better think (think). Think about what you’re trying to do to me. Yeah, think (think, think). Let your mind go, let yourself be free.
「もうちょっと考えなさい。あなたが私にしようとしてることを。考えなさい。心を解放して。あなた自身を解き放って。」

はい、やられました。カッコ良すぎる。アレサのアメージングとしか言いようがない圧倒的な歌唱力はもちろんなんだけど、なんでこのラフな服装でラフに踊ってるだけで、こんなにカッコええんやろか。ダンサー達も含めてただ手を叩くだけでもカッコ良いのよ。

次に紹介するのは ” ソウル・R&B”の父 ” レイ・チャールズ。曲は「Shake a Tail Feather」!

②Ray Charles「Shake a Tail Feather」

Well I heard about the fellow you’ve been dancing with. All over the neighbourhood. So why didn’t you ask me baby. Or didn’t you think I could? Well I know that the boogaloo is out of sight. But the shingaling’s the thing tonight. But if that was you and me a now baby. I would have shown you how to do it right.
「君が踊っていたやつの事を聞いたぜ。近所のあちこちで。どうしてオレを誘わなかったんだよ。ベイベー。オレができないとでも思ったてわけ?今じゃブーガルーも時代遅れかもしれない。でもシン・ガ・リンが今夜あんだぜ。もし君が僕と行ってくれるなら。ベイベー。本物のダンスを見せてやるぜ。」

最初の歌い出しでもうヤバいでしょ。もうレイの身体自体がリズム&グルーヴそのもの。画面ごしでもほとばしってくるエナジーに何度見ても鳥肌が止まらないぜ。

レイが歌う「Shake a Tail Feather」は1963年にシカゴのグループ、The Five Du-Tones( ザ・ファイブ・デュトーンズ)がリリースした曲なんだけど、その後様々なアーティストがカバーしているクラシック中のクラシック。そんなクラシックを” The Genius (天才)“ レイ・チャールズが歌えば、そら皆踊り出しちゃうよね。

リリック中で出てくる「ブーガルー」や「シン・ガ・リン」は60年代にアメリカで流行したラテン調の音楽及びダンススタイルのこと。このシーンでダンサー達が踊っているステップ、「The Twist」や「The Swim」などの踊りは主に60年代に流行したステップなんだ。

トリを飾るのはキャブ・キャロウェイの 「Minnie The Moocher」!

③Cab Calloway  「Minnie the Moocher」

Folks, here’s a story ‘bout Minnie the Moocher. She was a lowdown hoochie-coocher. She was the roughest toughest frail. But Minnie had a heart as big as a whale.
「皆さん、ミニー・ザ・ムーチャの話をしよう。彼女は卑しいフーチー・クーチー・ダンサーだったのさ。とにかく野暮でタフな女でさ。でも鯨みたいにでっかい心を持ってたんだよ。」

最高や。最高すぎる。スタンディング・オベーションです。これが本物のエンターテイナー。伝説のジャズ・シンガー、キャブ・キャロウェイの圧倒的パフォーマンスは何度見ても形容する言葉が見つからないほど、ただただ最高なんです。「Minnie the Moocher」は1931年リリースのキャブの代表曲。

“ Hoochie-coocher(フーチー・クーチャー)”は ”Hoochie Coochie(フーチー・クーチー)”と呼ばれるベリーダンスのような踊りをする女性ダンサーのこと。1800年代後半からサーカスの巡業などで踊られたダンス・スタイルだ。歌詞はミニーというフーチー・クーチー・ダンサーが悪い男と出会い、ドラッグに溺れていく様子を描いた哀愁漂うストーリー。聴いていると、まさにキャブが活躍した1930年代のハーレムが頭の中に広がるような名曲中の名曲だ。

RESPECT FOR THE BLUES BROTHERS!
SEE YA!

TARO

訳は全て意訳です。(索引:Genius https://genius.com/ )

日本のストリートレペゼンしよう。

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