jam|ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.66

ヒップホップの歌詞からストリートで使える英語を学ぼう

ライター:TARO

今回紹介するスラング

jam

聴いたらテンションが上がるお気に入りの曲
紹介アーティスト
Bobby Brackins, LunchMoney Lewis, Gyrl
jam|ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.66
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WHAT’S UP,  GUYS!

ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.66の今回紹介する単語は「jam(ジャム)」。「聴いたらテンションが上がるお気に入りの曲」という意味だ。早速USラップのリリックから使い方をチェックしていこう!

まず紹介するのはSan Francisco、Bay AreaをベースとするDope Rapper、Bobby Brackins(ボビー・ブラッキンズ)がJeremih(ジェレマイ)とZendaya(ゼンデイヤ)とコラボした「My Jam」!

①Bobby Brackins 「My Jam ft. Jeremih & Zendaya(2015)」

It ain’t loud enough, I wanna hear my jam bang. Keep it on blast, don’t you think about changing. Still going hard darling, please be patient.
「足りねぇよ、オレのジャムを爆音で聴きたいんだ。ボリュームはマックスでキープしな、変えようなんて思うんじゃねぇぞ。まだまだハードに行くぜ。耐えてくれよな。」

ボビー・ブラッキンズはカリフォルニア州オークランド育ちのラッパー。

Chris Brown(クリス・ブラウン)の 「Loyal(2014)」やTinashe(ティナーシェ)の「2 On(2014)」などのプロデュースに携わるなど、プロデューサーとしての活動が知られるボビーだが、ラッパーとしてスキルも超DOPE。特徴的なハスキーヴォイスとメロディアスなフロウを操る彼のラップはクセになる事間違いなしだ。そんなボビーがこれまた間違いないR&Bアーティスト、ジェレマイとゼンデイヤと組んだら、そら爆音で流したくなるジャムができちゃう訳だぜ。

続いて紹介するのはアッパーなダンスチューンで間違いない “ jam “ を届けてくれるレペゼン・フロリダのラッパー、LunchMoney Lewis(ランチマネー・ルイス) 「Ain’t Too Cool」!

②LunchMoney Lewis 「Ain’t Too Cool(2015)」

I know you want a baller, baby, I understand. Who’s wearing all that jewelry and expensive name brands. But I can show you something that ain’t none of them can.
Cause I, cause I. Cause I ain’t too cool to dance. Cause this right here’s my jam. So come on, baby, take my hand. If you ain’t too cool to dance. If you ain’t too cool, let’s. Boogie-oogie, boogie-oogie-oogie.
「君がボーラーを求めているのは知ってる。わかるよ。高いブランド物やジュエリーを身につけてるやつだよね。でも僕は君に彼らができないことを見せてあげるよ。
なぜって、なぜって。僕はカッコつけすぎて踊れないてことはないから。だってここで鳴ってんのは僕のジャムだよ。来なよ、ベイベー。僕の手を取って。君がカッコつけすぎて、踊れないて訳じゃないなら。もし君がカッコつけすぎてないなら。さぁ。ブギー・ウギー、ブギー・ウギー・ウギー!」

ハイブランドの服やジュエリーを身につけて、イケてる写真をインスタにアップする。

そんな華やかなライフ・スタイルにも憧れるけど、正直カッコつけすぎじゃね?て思うことてあるよね。ランチマネー・ルイスのスタイルはそんなブリンブリンの人々とは一味違う。彼が君に見せてくれるのは見せかけのジュエリーじゃなくて、君の心に直接届く本物のジャムだ。世の中には服装や見た目ばっかカッコつけて、音楽がかかってもクールにすまして踊らない人もいるけど、そっちの方がダサいでしょと。ならオレ達は好きなジャムかけて、無茶苦茶に踊り明かそうぜ。だってそっちの方がありのままでカッコ良いでしょと。

そんな熱いメッセージが込められたリリックを、こんな最高に気持ち良いビートに乗せられたら、そらもうブギー・ウギーしちゃうよ。

ラストは90年代に活動したガールズ・グループ「Gyrl」の名曲、「Play Another Slow Jam」をチェキ!

③Gyrl「Play Another Slow Jam(1995)」

play another slow jam. It’s time make a change you’ll see. play another slow jam. play with me and you’ll see.
「次のスロー・ジャムを流してよ。変化の時ね、今にわかる。次のスロー・ジャムを流してよ。私と遊びましょ。すぐにわかるから。」

いいね~。スローなリズムが最高に気持ち良い90s R&Bのクラシックだ。

メンバーのMiyoko(ミヨコ)とJamila(ジャミラ)は実の姉妹で、ジャミラは現在もR&Bシンガー「Mila J(ミラ・J)」として第一線で活躍している。ちなみにジャミラの妹であるAiko(アイコ)は同じくR&Bシンガーの「Jhene Aiko (ジェネイ・アイコ)」だ。アイコはお姉ちゃん達の活躍を小さい頃から見てて、憧れていたんだって。そらこんなカッコいいお姉ちゃん達いたら、間違いなくビッグ・リスペクトだよね。

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