WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」Vol.404。今回取り上げる単語は「spend(スペンド):お金や時間を費やす」という意味の言葉だ。今回もラッパーたちのリリックから単語の使い方を学んでいこう!
まずチェックするのはマイアミ・レペゼン、Yung Miami(ヤング・マイアミ)の一曲であり、現在クラブシーンでも大人気の「Spend Dat」!
Yung Miami「Spend Dat(2026)」
Bossed up, fuck nigga, who you playin’ with?
Right plan, wrong bitch, nothin’ average
Bussdown Patek, I ain’t never been a plain bitchWhere all my scammin’-ass niggas at?
Spendin’ that money fastボスアップして、かましてく、誰を相手にしてると思ってるの?
間違いない計画でも、間違ったビッチ、全然アベレージじゃないから
バスダウンしたパテック、プレイン・ビッチだったことなんてない詐欺野郎どもはどこにいるの?
あの金はとっとと使っちゃって
“boss up(決意を持って次のレベルに上がる)”してきたヤング・マイアミからするとそんじょそこらの男は退屈な存在。彼女はその辺の“average(平均的)”な女の子ではなく、装飾した超高級時計パテック・フィリップを身につけた超イケイケの女性。
“bussdown(ダイヤモンドが多く装飾された高価なジュエリー、時計)”と無装飾の時計を表す時に使う単語“ plain(質素な、地味な)”をうまく対比させたリリックだぜ。
続いては、2022年に惜しくもなくなってしまったPnB Rock(PnBロック)の「Confide」から、フィーチャリングで参加してる Juicy J(ジューシー・J)のリリックをチェック!
PnB Rock「Confide ft Juicy J(2017)」
Girl come fly with me, let’s get high, catch a vibe
Spend your night with meオレと一緒に行こうぜ、ハイになろうぜ、バイブスを感じて
一緒に夜を過ごそうぜ
Three Six Mafia(スリー・6・マフィア)として、南部ヒップホップの草創期から活躍するレジェンドMC、ジューシー・J。セレブな彼のお誘いに女の子たちはつい“catch a vibe”しに行って、一晩一緒に過ごしてしまうって感じだね。
ラストは、Migos(ミーゴス)の大ヒットソング「Bad and Boujee」!
Migos「Bad and Boujee(2016)」
I gave her ten racks
I told her go shoppin’ and spend it all at the pop up彼女に1万ドル渡して
言ってやったのさ、ショッピングに行って、ポップアップで全部使ってこいって
Quavo(クエイヴォ)のリリック。“racks(ラックス)”は札束を意味する言葉であり、1 rackは1000ドルの束を表す。なのでten racksだと1万ドル(当時のレートで約110万円ほど)だ。約100万円を女の子にお小遣いで渡して、ポップアップショップで全部使ってこいって言えるだなんてクエイヴォ兄さん、カッコ良過ぎるぜ。
【歌詞出典元】Genius
*訳は全て意訳です。
こんなスラングも知ってる?
flossy
超イケてる、ド派手

番外編
ヒップホップ名盤特集『InI - Center of Attention』

番外編
88rising特集



