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2019.9.4 Wed

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ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.62 〜Janet JacksonのMVで辿るダンス・ヒストリー特集(前編)〜

ヒップホップの歌詞からストリートで使える英語を学ぼう

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WHAT’S UP,  GUYS!

ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.62の今回は、「Janet JacksonのMVで辿るダンス・ヒストリー特集(前編)」。

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”キング・オブ・ポップ” マイケル・ジャクソンを兄に持ち、世界のR&B、ポップシーンを長年に渡って牽引してきたジャネット・ジャクソン。デビュー当時から最新のダンススタイルをMVに取り入れ、ダンサーとしても超一流のパフォーマンスで世界の人々を魅了し続けてきた現代音楽の世界における最も偉大なアーティストの1人だ。この特集ではそんな彼女のキャリア初期から現在に至るまでのMVを辿ることで、彼女のキャリアとストリート・ダンスの歴史をリンクさせながらディグっていくぜ。

New Jack Swing ~「Rhythm Nation」~

まず紹介するダンスは「New Jack Swing(ニュージャックスイング)」。1980年代後半、世界を席巻した音楽&ダンス・スタイルだ。

日本を代表するダンス・ヴォーカルグループである「EXILE」のダンスパフォーマンスの中でも取り入れられている、ランニング・マンやロジャー・ラビットなどのステップを多く使ったダンススタイルだね。(New Jack Swingについては「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?Vol.53 ~New Jack Swing 特集~」 でも書いているので気になる人はそちらをチェキ!)

そんなニュージャックの流れを取り入れて、1989年にジャネットがリリースしたのが、4枚目のアルバム、「JANET JACKSON’S RHYTHM NATION 1814」だ。
このアルバムのリリースまでも3枚目のアルバム「Control」のヒットなどで、すでにアーティストとして確固たる地位を築いていたジャネットだけど、やはりジャネットといえば、「JANET JACKSON’S RHYTHM NATION 1814」だ。1989年のリリース時には4週連続でビルボード・チャート200で1位を獲得、アメリカ国内での売り上げ総数は600万枚以上を記録したメガ・ヒットアルバムだ。

「Janet JacksonのMVで辿るダンス・ヒストリー特集(前編)」、まず1発目に紹介するのはレジェンド・アルバム「JANET JACKSON’S RHYTHM NATION 1814」からのレジェンドな一曲「Rhythm Nation」!

①「Rhythm Nation(1989)」

With music by our side to break the color lines. Let’s work together to improve our way of life. Join voices in protest to social injustice. A generation full of courage, come forth with me.
「私たちの音楽で”カラー・ライン”をぶち破るの。一緒に生き方を良くしていこう。社会の不正に抗議する声に参加して。勇気で満ち溢れた世代。私と一緒に前へ進もう。」

アップビートなダンスミュージックに思わず首を振ってしまうジャネット・キャリア初期の代表曲だ。MVでジャネットとダンサー達が踊る鳥肌もののルーティーンに衝撃を受けた人は多いはず。ラスト・シーン(4:03あたり)で出てくるランニングマンのルーティーンは、本当にただひたすらランニングマンやってるだけなんだけど、なぜか驚異的にカッコ良いんだよね。

イケイケのダンスが注目されがちの歌なので、リリックもダンスミュージックにありがちなノリ重視の軽い事ばっか言ってんでしょ?と思われがちなんだけど、実はこの「Rhythm Nation」のリリックはかなりコンシャス(メッセージ性が強い、社会の様々な問題に対して意識的であるという事)。

上のリリックの冒頭部分に出て来る「カラー・ライン」とは肌の色の違いによって生まれる人種間の垣根のこと。この当時、ジャネットはアメリカにおける様々な社会問題に心を痛めていて、音楽を通して彼女のメッセージを人々へ発信しようと考えていたんだ。

With music by our side to break the color lines. Let’s work together to improve our way of life.
「音楽でカラー・ラインをぶち破って、一緒に生き方を良くしていこう。」

の部分には音楽の力で人種の垣根を越えていこうというジャネットのメッセージが込められているんだ。

Locking ~「Alright」~

続いて紹介するダンススタイルは「Locking(ロッキン)」日本ではロック・ダンスとも呼ばれているね。「ロック・ダンス」の「ロック」は「鍵をかける」という意味。早いステップ中心の動きの中で、急に体をストップさせる「ロック」や、「ポイント」と呼ばれる、指を指す動きが特徴のファンキーなダンスだ。日本のアーティストでは元SMAPの中居さんがよく踊っているダンスと言えば、わかる人も多いんじゃないかな?

紹介するMVは同じく『JANET JACKSON’S RHYTHM NATION 1814』収録の「Alright」。ニュージャックスイングのダンスとロッキンをフューチャーしたMVだ。さっそくチェックしてみよう!

②「Alright(1989)」

Friends come and friends may go. My friend, you’re real I know. True self you have shown. You’re alright with me. Through thick and thick to thin.
「やって来る友達もいれば、去る人もいる。友よ、あなたはリアルだってわかってる。真実のあなたを見せてくれたもの。あなたは私にピッタリなの。良い時も悪い時も。最後まで、あなたを愛し続けるわ。」

オールドスクールのダンスには欠かせないZoot suit(ズートスーツ。1940年代にアフリカン・アメリカンやイタリアン・アメリカンの人々が着始めたワイドなシルエットが特徴的なスーツ。)を着たジャネットとダンサー達が踊りながら、街を回るのが最高にカッコイイよね。MVの中で特にロックダンスがフューチャーされているのは中盤(3:34~)のシーン。今ではロックダンスの王道となったスカーフを使ったダンスが取り入れられているね。ちなみにこのMVでカメオ出演している Cab Calloway(キャブ・キャロウェイ) はアメリカの伝説的ジャズ・シンガー。1980年公開の映画「The Blues Brothers」にも出演しているので、キャブの反則的にかっこいいステージをチェックしたい人はぜひ映画を見てみよう。

Jazz ~「 I Get Lonely」~

Janet JacksonのMVで辿るダンス・ヒストリー特集(前編)、最後に紹介するダンスのジャンルは「Jazz(ジャズ)」。

ジャズはクラシックバレエがベースになっているダンスで、柔軟性を活かしたしなやかな動きであったり、体のラインをはっきり見せる綺麗なポージングや振付けが特徴的なダンスだ。海外であればブロードウェイ、日本では宝塚や劇団四季、またはジャニーズのダンスなどもジャズがベースとなっているものが多いんだ。名前のジャズの由来はJazz music。20世紀初期に、ジャズの音楽に合わせて踊るダンスをジャズダンスと呼び始めたのが起源と言われているよ。今ではジャズダンスにも色々なスタイルがあって、ヒップホップやR&Bの楽曲で踊るものを、「ジャズ・ヒップホップ」「ストリート・ジャズ」などと呼ぶこともある。

そしてそんなR&Bでジャズを踊るという事を世界に広めた一人が我らがジャネット姉さんだ。そんな彼女のクールでラグジュアリーなジャズダンスを見ることができる一曲、1997年リリースのアルバム「The Velvet Ropt」収録の「 I Get Lonely」のMVをチェキ!

③「I Get Lonely(1997)」

I get so lonely, can’t let just anybody hold me. You are the one that lives in me, my dear. Want no one but you.
「とても寂しいの。誰にも私を抱きしめる事はさせないわ。あなただけが私の中で生きてるの。愛する人。あなただけが欲しいの。他には誰もいらない。」

アイゲットソロンリー~、キャンレットエニバディホーミー~…

あっ、あかんあかん、また迂闊にも踊ってもうてたわ。。。いや~良いです。
大人の色気とカッコ良さがこのレベルで溢れ出てるMVは他にないんじゃないでしょうか。やっぱジャネット最高やね。というわけで、「Janet JacksonのMVで辿るダンス・ヒストリー特集(前編)」はここまで!

次回は2000年代から現代に至るまでのジャネットのMVとダンスをディグっていくぜ!

RESPECT FOR ALL RAPPERS!
SEE YA!

TARO 

訳は全て意訳です。(索引:Genius https://genius.com/ )

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日本のストリートレペゼンしよう。

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