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2021.9.8 Wed

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ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.162〜2000年代名盤特集『Black Eyed Peas – Bridging the Gap』〜

ヒップホップの歌詞からストリートで使える英語を学ぼう

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WHAT’S UP,  GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.162の今回は2000年代名盤特集(2000年下半期)。取り上げるのは2000年代初頭から2010年代にかけて世界のクラブ・シーンを席巻した史上最高のミクスチャー・グループ、Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)の「Bridging the Gap」。

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ヒップホップとエレクトロ・ミュージックを融合したサウンドで多くのヒット曲を世に送り出してきた彼らだが、実は元々のスタイルはゴリゴリのオールドスクール・ヒップホップ。セカンド・アルバムである「Bridging the Gap」は80年代から90年代にかけてのブーンバップやネイティヴ・タンのヴァイブスを継承したソウルフルで土臭いサウンドとwill.i.am(ウィル・アイ・アム)、 apl.de.ap(アップル・デ・アップ)、 Taboo(タブー)のコンシャスなラップが魅力的な1枚だ。

そんな「Bridging the Gap」からまずチェックするのは、フューチャリングにEsthero(エステロ)を迎えたダンサブルな1曲「Weekends」!

「Weekends ft. Esthero」

Selenas, Philipinas, they come one by one
セレーナたち、フィリピーナたち、みんな次々やってくる
All lined up, and they ready for fun
列に並んで、お楽しみへ向けて準備万端さ
Short one’s, tall one’s, beautiful ones
背の低い子、高い子、美しい子
B-boys, B-girls, ready to what
BボーイにBガール、何に準備できてるかって?
Breaking and shaking when we doing our -ish
ブレイキン、シェイキン、オレたちのやり方
J Rocc from the Beat Junkies ready to mix
ビート・ジャンキーズのJロックならミックスの準備はできてるぜ

「Weekend」からタブーとウィル・アイ・アムのヴァース。
 BEPのホームタウンであるロサンゼルスには様々な人種、様々な容姿の人間が集まってくる。そんな人々が人種や宗教などの垣根を超えて、一緒に騒げるのがヒップホップ・カルチャー。BボーイやBガールたちが集まるクラブでレコードを回すのはターンテーブリスト集団ビート・ジャンキーズを率いるカリフォルニアのレジェンドDJ、Jロック。ラップ、DJ、ダンスといったヒップホップカルチャーに含まれる大切な要素が詰まったイケてるヴァースだぜ。

続いては DJ Premier(DJプレミア)が制作に参加した「B.E.P. Empire」!

「B.E.P. Empire」

We the crusaders, attack like alligators
オレ達が改革者、攻撃の仕方ならまるでアリゲーター
Yo, we’re known to elevate like escalators
上昇していくことで知られてる、まるでエスカレーター
Yo, we comin’ through to control your area
お前のエリアをコントロール
Black Eyed Peas control your area
ブラック・アイド・ピーズがお前のエリアをコントロール
Bringin’ the vibe that create hysteria
ヒステリアを創り出すヴァイブスを運ぶ
Wack MC’s vacate your area
ワックMCはお前のエリアを立ち退く
We 3D, comin’ out of yo’ speaker
オレ達が3D、お前のスピーカーから現れるぜ
I bust through your woofer and tear through your tweeter
ウーファーをぶっちぎって、ツイーターを切り裂く
Every rapper’s talkin’ ‘bout killin’ somebody
全てのラッパーが誰かを殺すことを話してる
But they ain’t hip-hop to be
でもあいつらはヒップホップじゃねぇから

「B.E.P. Empire」からウィル・アイ・アムのリリック。
音楽シーンの改革者として登場したBEPはまるでアリゲーターのように、シーンに攻撃を仕掛ける。その圧倒的にクリエイティヴな音楽は “ woofer(ウーファー)” や “ tweeter(ツイーター)をぶっちぎって君の鼓膜に着地。そしてその音楽は誰かを殺すなどのネガティヴなメッセージではなく、明日を切り開くポジティヴなメッセージとヴァイブスが込められたもの。そのポジティヴな思考性こそがヒップホップ・メンタリティーだぜって感じだね。

「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.162は2000年代名盤特集(2000年下半期)、Black Eyed Peas「Bridging the Gap」のラストを飾るのは、音楽で人種や文化の壁を飛び越えていこうというBEPのアツいメッセージが込められた1曲「Bridging the Gaps」!

「Bridging the Gaps」

We breakin’ the barriers, some sonic shit
オレ達がバリアを破壊する、音速のシット
LA to Kingston to London Bridge
ロサンゼルスからキングストン、そしてロンドン・ブリッジ
New York to Germany to Brooklyn Bridge
ニューヨークからドイツ、そしてブルックリン・ブリッジ
Also my people in the Golden Gate Bridge
そしてゴールデンゲート・ブリッジのオレの仲間達
Innovators creatin’ new rich
新たな富を創り出す先駆者
Got them skate kids sayin’ (let’s rock)
あのスケートキッズたちを叫ばす
Got them brothas sayin’ (yo let’s get fly)
あのブラザーたちを叫ばす
Got the whole south sayin’ (ya feel me?)
全南部を叫ばす
Got them chulos sayin’ (ya feel me?)
あのチュロたちを叫ばす
Every type of people be feelin’ my section
全ての人々が感じるオレのセクション
‘Cause we be expandin’ to a wider selection
オレ達が広げてるワイドなセレクション
Now this goes out to everything that exists
存在する全てのものに向けて発信していくぜ

「Bridging the Gaps」からアップル・デ・アップのリリック。
音楽シーン、そして文化、人種の壁すらも破壊するBEPが創り出す音楽はアメリカを飛び越え、ジャマイカ、イギリス、ドイツと世界に音速で広がっていく。
スケートキッズからチュロ(メキシコのスラングで “ 可愛い子ちゃん ” という意味)まで沸かせる彼らは地球上の全ての人々に向けたメッセージを届けてるんだ。

RESPECT FOR ALL RAPPERS!
SEE YA!

TARO

訳は全て意訳です。(索引:Genius https://genius.com/ )

日本のストリートレペゼンしよう。

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