WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」。Vol.333の今回取り上げる単語は「amped」。「気分がぶち上がっている」。「〜のことが楽しみ、興奮する」といった意味だ。今回もUSラップのリリックから「amped」の使い方をチェックしていこう!
まずはMobb Deep(モブ・ディープ)の「Adrenaline」!
Mobb Deep「Adrenaline(1999)」
Stay charged, niggas gettin’ amped off the mobb shit
しっかりチャージ、このモブのシットでぶち上がる
1990年代のニューヨークを代表するデュオ、モブ・ディープ。
彼の間違いないシット(曲)を聞けば、タイトルである”アドレナリン”を打たれたごとく、ぶち上がること間違いなしってわけだね。
続いてはLil Uzi Vert(リル・ウジ・ヴァート)の「Amped」!
Lil Uzi Vert「Amped(2023)」
Bitch, I’m amped up
ビッチ、オレはぶち上がってるぜ
まさにエナジー全開の一曲。ちなみにコンサートでこの曲が流れた時の映像がこちらだ。
まさにこれこそ“amped up”って感じの盛り上がりだね。
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」Vol.333のラストを飾るのはHopsin(ホプシン)の「Trampoline」!
Hopsin「Trampoline(2010)」
Ayo, bounce like a trampoline, thousands are amped as me
Kids, run up on your school campus and slap a deanトランポリンのように跳ねて、何千人もがオレと同じようにぶち上がってるぜ
キッズたち、学校のキャンパスに走って行って、学部長を平手打ちしろな
キッズたちを先導し、学校に殴り込みに行かせるホプシンは学校の先生たちが生きているような世界観では生きてこなかった。だからラップでメイクマネーして、自分のやりたいように生きるぜってことだね。
【歌詞出典元】Genius
*訳は全て意訳です。
こんなスラングも知ってる?
wisdom
知恵

番外編
2000年代名盤特集『Jurassic 5 - Quality Control』

peep
①のぞき見する ②人々
