WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」。Vol.382の今回取り上げる単語は「needy(ニーディー)」。「貧乏な、困窮している、愛情に飢えた人」といった意味の言葉だ。今回も大人気ラッパーたちのリリックから「needy」の使われ方をチェックしていこう!
まずはチェックするのは、昨年リリースされたClipse(クリプス)の最新アルバム『Let God Sort Em Out』収録の1曲「M.T.B.T.T.F.」!
Clipse「M.T.B.T.T.F.(2025)」
Believe me
I can tell because your bitches look needy信じてくれよ
オレにはわかるのさ、お前の女が欲してるのがな
Pusha T(プッシャ・T)のリリック。彼氏に満足できなかったり、イケてる男を求めてるギャルたちは稼ぎまくってるレジェンドラッパーであるプッシャ・Tに寄ってくるってことだ。
続いてチェックするのは、Timbaland(ティンバランド)のチキチキビートがたまらないLil Kim(リル・キム)のヒットソング「The Jump Off」!
Lil’ Kim「The Jump Off(2003)」
Believe me, sweetie, I got enough to feed the needy
No need to be greedy, I got mad friends that’s pretty信じてよ、スウィーティー。困っている人に食べさせるぐらいは十分にあるわ
欲張る必要もないの、私にはイケてる、ヤバい友達がたくさんいるんだから
“Needy”と”pretty”のライミングが気持ち良いライン。90年代〜2000年代にかけてUSのフィメールラップシーンを牽引していたスーパースター、リル・キムには当然イケてる友達がたくさんいるし、“needy”な人を養うのも余裕なぐらいしっかり稼いでるってわけだね。
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」Vol.382のラストはThe Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)のクラシック「Big Poppa」!
The Notorious B.I.G.「Big Poppa(1994)」
Believe me, sweetie, I got enough to feed the needy
No need to be greedy, I got mad friends with Benzes信じてくれよ、スウィーティー。困っている人に食べさせるぐらいは十分にあるぜ
欲張る必要はねぇよ、オレにはベンツ転がしてるヤバい友達がたくさんいるぜ
ビギーのパンチライン。実はプッシャ・Tやリル・キムのラインもこのビギーのリリックのサンプリング。この“needy”を使ったリリックはラップヒストリーに残るパンチラインとして受け継がれているものなんだ。30年以上も受け継がれるパンチラインを生み出すなんて、さすがビギーだぜ。
【歌詞出典元】Genius
*訳は全て意訳です。
こんなスラングも知ってる?
番外編
2000年代ロック・パンク特集

drop
曲やアルバムをリリースする、〜をかます

sassy
生意気な



