祝!!Wu-Tang Clan 来日記念:Method Man特集|ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.387

ヒップホップの歌詞からストリートで使える英語を学ぼう

ライター:TARO

今回紹介するスラング

Method Man

ウータン最強のフロアー
紹介アーティスト
Method Man, ,
祝!!Wu-Tang Clan 来日記念:Method Man特集|ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.387
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WHAT’S UP,  GUYS!

ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」。Vol.387の今回は実に29年ぶりにして、最後の来日ツアーとなる「Wu-Tang Forever: The Final Chamber」開催記念特集の第2回、Method Man(メソッド・マン)編。ウータン随一の人気メンバーであり、唯一無二のフロウを操るラッパー、 “メス”のリリックをチェックしていくよ!

まずチェックするのはウータンの1stアルバム『Enter the Wu-Tang (36 Chambers)』収録の「Wu-Tang Clan Ain’t Nuthing ta Fuck Wit」!

「Wu-Tang Clan Ain’t Nuthing ta Fuck Wit(1993)」

The Meth will come out tomorrow
Styles, conditions, bizarre, bizarro
Flow, with more afro than Rollo

明日はメスがやってくるぜ
スタイル、コンディション、狂ってるだろ
オレのフロウ、ロロよりもアフロだぜ

唯一無二のスモーキーでスムースなフローをかますメソッド・マン。彼のフローは1970年代にテレビ放送されていたコメディ「Sanford and Son」に登場するキャラクター、Rollo Lawson(ロロ・ローソン)のアフロよりもぶっ飛んでる(メス自身、この曲のMV撮影時の髪型はアフロ)。2013年のXXL Magazineのインタビューによると、彼は自分はラップじゃなくて、「フロー」をしてると思ってるらしい。ラッパーじゃなくて “ flow-er(フロアー)”なんだって。カッコ良すぎでしょ。

続いてチェックするのは同じく1st『Enter the Wu-Tang (36 Chambers)』から自身のラッパーネームがタイトルの一曲「Method Man」!

「Method Man(1993)」

Hey, you, get off my cloud
You don’t know me and you don’t know my style
Who be gettin’ flam when they come to a jam?
Here I am, here I am, the Method Man

おい、お前、オレのクラウドから降りな
お前はオレのことを知らないし、オレのスタイルも知らないだろ
誰がジャムセッションに来たら盛り上がるって?
このオレ様、メソッド・マン様だろ

彼の自己紹介ソングでもあり、シーンにメソッド・マンの名を知らしめた一曲。1sアルバムの中で、一人だけ自分の名前がついた曲を作ってもらえるという超特別扱いなわけだが、それを納得させるだけの圧倒的カリスマ性とスキルを持っているのがメスなのだ。

“Hey, you, get off my cloud(おい、お前、オレのクラウドから降りな)”はファンクの大御所、Bootsy Collins(ブーツィー・コリンズ)「Disciples Of Funk」からのサンプリング。

ブーツィーの楽曲さながらに、”ハイ”な状態のメスは完全にゾーンに入っちゃってる。そしてフリースタイルのセッションで、誰よりもヤバいライムをかましていくってわけだね。

ラストはメスのソロデビューアルバム『Tical』からのヒットソング「Bring the Pain」!

「Bring the Pain(1994)」

I came to bring the pain hardcore from the brain
Let’s go inside my astral plane
Find out my mental, based on instrumental
Records, hey, so I can write monumental

脳みそから届けるハードコアな痛み
入っていく、オレのアストラル・プレーン
探っていくメンタル、基づいてるインストゥルメンタル
レコードなら、そう、オレが書けばモニュメンタル

1stヴァース冒頭でのメスの怒涛のライミング。“astral plane(アストラル・プレーン)”は「精神世界」を意味する言葉だ。自身の精神世界の中で、メスは自分の“mental(精神)”の中を解析し、”instrumental(インスト)”の上でラップをかます。するとそのレコードは“monumental(モニュメンタル:記念碑のような)レベルのクラシックになるって感じだね。

【歌詞出典元】Genius
*訳は全て意訳です。

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