WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」。Vol.307の今回取り上げる英単語は「litty(リティ)」。
「楽しい」という意味で使われる「lit(リット)」の変化形で、「盛り上がってる、めっちゃ楽しい」といった意味で使われる言葉だ。今回もUSラップのリリックから「litty」の使い方をチェックしていこう!
まずはLil Uzi Vert(リル・ウジ・ヴァート)の「Lo Mein」!
Lil Uzi Vert「Lo Mein(2020)」
I’m too litty
Yeah, bitch look like Chinese Kittyオレならリティすぎ
ビッチはまるでチャイニーズ・キティ
超リティな感じのリル・ウジが連れているビッチは、ラッパーであり、インフルエンサーのチャイニーズ・キティのようなセクシーな女性ってわけだね。
続いてはLil Baby(リル・ベイビー)の「Ready」!
Lil Baby「Ready ft. Gunna(2018)」
Motherfuck the fame, all my niggas litty
Backwood to the face, I don’t smoke no Philly名声なんてクソくらえ、オレの連れたちは全員リティだぜ
バックウッドを顔に近づける、オレはフィリーは吸わねぇぜ
フィーチャリングで参加してるGunna(ガンナ)のリリック。
ラップで稼いで、仲間たちに良い思いをさせるガンナ。そんなガンナのWeedの巻紙の好みはPhillie(フィリーズ)ではなく、Backwood(バックウッド)。ウィードを吸って、仲間たちとリティな状態って感じだね。
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」Vol.307のラストはCity Girls(シティ・ガールズ)の「Twerkulator」!
City Girls「Twerkulator(2021)」
Yung Miami, yeah, bitch, I’m from the city
I’m litty, diamonds drippy, eat my pussyヤング・マイアミ、私はあの街の出身
リティな感じ、ダイヤモンドが滴る、私のプッシーを召し上がれ
Afrika Bambaataa(アフリカ・バンバータ)の「Planet Rock」をサンプリングしたダンサブルな一曲から、Yung Miami(ヤング・マイアミ)のイケイケなリリック。
マイアミ・フロリダ出身のヤング・マイアミはリティな感じで“Twerk(トゥワーク):低くしゃがんだ状態で、お尻を小刻みに動かすダンス”をかましてる。身につけてるジュエリーが”drip(滴る)”ぐらい激しくトゥワークする様子は、まるでトゥワークするモンスター、“Twerkulator(トゥワーキュレイター)”ってわけだ。
【歌詞出典元】Genius
*訳は全て意訳です。