B-BOY農家 / 山倉慎二 a.k.a. BRING BACKが「踊る時にテンションが上がる曲」|あの人の勝負曲 Vol.24

山倉さんのお気に入りの曲はブレイクダンサーならつい踊っちゃうあのクラシック!?

ライター:TARO

ヒップホップ好きのスポーツ選手や文化人のお気に入りの曲を毎月紹介していく「あの人の勝負曲」。今月はブレイクダンサーであり、稲作&イチゴ農家「SHOKURO(ショークロ)」のオーナー、山倉慎二(やまくら・しんじ)さんに4回に渡ってインタビューしていきます。第4回目は「踊る時にテンションが上がる曲」についてお伺いします。

ダイエット目的で始めたブレイクダンスにどハマりして、バトルに出場

レペゼン:
今回は踊る時にテンションが上がる曲について聞いていきます。
まず山倉さんは農家を経営しながら、ブレイクダンスをされているかと思うのですが、どういったきっかけでブレイクダンスを始めたのですか?

山倉慎二:
元々ダンス映画が好きだったんです。
『YOU GOT SERVED』や『STOMP THE YARD』、あと『STEP UP』とか。
踊れるやつカッコいいなと思ってて。

レペゼン:
そうですねー。
特に2000年代はダンス映画も結構アツいのがいっぱいありましたもんね。

山倉慎二:
そうそう。
で僕、23歳ぐらいの時に激太りしたんですよ。
痩せようと思ったんですが、運動が嫌いで。
じゃダンスならいけるなって。

レペゼン:
なるほど!

山倉慎二:
近くのダンス教室にヒップホップダンスを習いに行ったんですけど、ヒップホップは人気がありすぎていっぱいだったんです。
で、そこのスタッフの方にブレイクダンスクラスが始まったんですけどどうですか?って言われて始めた感じですね。

レペゼン:
23歳からって結構遅めですよね!
周りは年下ばっかりだったんじゃないですか?

山倉慎二:
なんか小学生の女の子たちに混ざってやってましたね笑
1年ぐらいやって、先生にバトルに出てみない?って言われて。
それで初めてブレイクダンスのバトルに出てみたんです。

レペゼン:
良いですね!
バトルの結果はどうだったんですか?

山倉慎二:
緊張しすぎて何もできず、大学生くらいの子にボコボコにされました笑
全プライドが死にました笑

レペゼン:

山倉慎二:
とにかく超悔しくて。
そこからめちゃくちゃ練習し始めましたね。

レペゼン:
良いですねー!
新潟ってブレイクダンスのシーンはどんな感じなんですか?

山倉慎二:
結構盛り上がってますよ!
有名どころだとBEFEEMOS(ベヒーモス)ってクルーがいます。
僕はBEFEEMOS(ベヒーモス)に勝ちたいなぁと思って練習してましたね。

【BEFEEMOS】

レペゼン:
良いですねー。
どんなダンスのスタイルが好きですか?

山倉慎二:
やっぱりエンタメ要素があるものが好きですね。
バトルに出る時はとにかくお客さんを沸かせてやろうという気持ちで出てます。
そうすると良い感じに自分を出せて、勝てることもあって。
逆に勝とうと思うと絶対負けちゃうんです。

レペゼン:
そういうことありますよねー。
踊るときにテンションが上がる曲っていうのはありますか?

山倉慎二:
これはIncredible Bongo Band (インクレディブル・ボンゴ・バンド)「Apache」しかないんじゃないすか。

レペゼン:
まぁB-Boyはやっぱりそうですよね笑

山倉慎二:
アパッチが流れたら、B-BOYってどこでも踊らなきゃいけないんですよ。
場所は関係ないっていう笑

レペゼン:
アパッチにまつわる思い出はありますか?

山倉慎二:
ダンサー向けのクラブじゃないクラブでもたまにかかると、DJブースの前で踊っちゃいますよね。
DJもお前来いよみたいな感じで、踊れんだろみたいな。
しょうがねぇなってなりますね笑

鬱々としていた自分を変えてくれたブレイクダンス

レペゼン:
ブレイクダンスをしていることが農業に活かされてるなって思うことはありますか?

山倉慎二:
自分を俯瞰して見ることですね。
農業関連のイベントなどで人前で喋ることもあるんですが、そういう人前で話したり、パフォーマンスする時の心構えはダンスから学びました。
人前での見せ方、力の入れ方、抜き方は全部ダンスから学んでることですね。

レペゼン:
見せ方ですよね。
自己プロデュース力というか。

山倉慎二:
そうそう。ダンサーってかなり自分のことを分析するじゃないですか。
自分のスタイルを作るためにみんなすごく悩むと思うんですよ。
例えば僕もバトルで勝つためにどうすればいいんだとかすげえ悩んで練習しましたし。
その悩んだことが僕の人生の宝ですね。

レペゼン:
素晴らしいです。

山倉慎二:
僕、20歳ぐらいのときは何もなくて本当に鬱々としてたんすよ。
でもダンスに出会って、全部変わったんです。
B-BOYINGのスキルはそんなにないんですが、
ヒップホップを愛してる度合いで言ったら、新潟で一番強いと思います。

レペゼン:
最高です!
山倉さんの活動はまさにヒップホップカルチャーを体現しておられると思います。
今後も農業とヒップホップをコラボさせた活動を応援しております!

山倉慎二:
ありがとうございます!

B-BOY農家、山倉さんが踊る時にテンションが上がる曲Incredible Bongo Band 「Apache」!次回のゲストもお楽しみに!

プロフィール

  • 山倉 慎二(やまくら  しんじ)

    山倉 慎二(やまくら しんじ)

    新潟県新潟市江南区で水稲といちごを栽培する農家「SHOKURO(ショークロ)」の代表。「農業にエンターテインメントを」をモットーに、ブレイクダンスやラップ、動画配信などを取り入れた新しい農業の発信のスタイルを実践している。「音楽」「ファッション」「映画」「漫画」などカルチャーについてドープに語るポッドキャスト「ディグトリオ」をSpotifyで配信中。

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