WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」。Vol.319の今回取り上げる英単語は「vibing(バイビン)」。「リラックスする、のんびりする」といった意味だ。早速USラッパーたちのリリックからvibingの意味をチェックしてみよう!
Lil Uzi Vert「Myron(2020)」
I’m not really with the fightin’
Yeah, me and her was vibin’オレは戦いにはあんまり興味ないんだ
オレと彼女はバイビンしてるのさ
女の子とチルするリル・ウジ。争いよりも、女の子と一緒にバイビンしてて楽しい時間を過ごしているってわけだね。
続いて紹介するのは、Lil Tecca(リル・テッカ) & NAV(ナヴ)の「ABOUT YOU」!
In my penthouse, I been vibing on the West side
Always baked, it took a while to get my bread rightオレのペントハウス、西海岸でバイビン
いつだってbakeするぜ、自分のパンを手に入れるまで時間かかったぜ
ナヴのリリック。「penthouse」はビルの最上階にある高級マンションのこと。西海岸のペントハウスでチルする様子を歌ったリリックだ。そんなナヴはいつもbaked(ハイな状態)。
breadは「パン」という意味と「生活の糧」という意味のダブルミーニングだ。
つまりナヴは自分がお金を稼ぐまでに時間がかかったことを、パンに関連したスラングを使って、説明してるわけだね。
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」Vol.319のラストを飾るのはRihanna (リアーナ)の「Cheers (Drink To That)」!
Rihanna「Cheers (Drink To That)(2010)」
Got my Ray-Bans on and I’m feeling hella cool tonight, yeah
Everybody’s vibing, so don’t nobody start a fight, yeahレイバンをつけて、今夜は最高にクールな感じ
みんなバイビンしてて、誰も喧嘩しないわよね
“バッド・ガール・リリ”ことリアーナのパーティー・アンセム。
レイバンでしっかり決めたリアーナは気分が上がってる。クラブに出かけて、皆バイビンして楽しい時間を過ごしてるって感じだね。
【歌詞出典元】Genius
*訳は全て意訳です。