WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」。Vol.339の今回取り上げる表現は「rasta」。レゲェ音楽にも深く関連する「Rastafari」という思想の元に生きる人々のことだ。今回もUSラップのリリックから「rasta」の使われ方をチェックしていこう!
まずはPost Malone(ポスト・マローン)の「rockstar ft.21 Savage」!
Post Malone「rockstar ft.21 Savage(2017)」
All my brothers got that gas
And they always be smokin’ like a Rastaオレのブラザーたちみんなが持ってるガス
あいつらはいつも吸ってるまるでラスタ
ポスト・マローンのリリック。彼の友達は“gas(マリファナ)”を吸いまくってて、その様子はまるでラスタのようというリリック。ラスタの人々はマリファナを神聖なものと考えており、日常から嗜好品として嗜んでる。ポスト・マローンの友達はまるでラスタの方のようにバンバン、マリファナを吸っているってわけだね。
続いてはFugees(フージーズ)の「Ready or Not(1996)」!
Fugees「Ready or Not(1996)」
Ready or not, refugees taking over
The Buffalo Soldier, dreadlock Rastaレディ・オア・ノット、難民が持ってくぜ
バッファロー・ソルジャー、ドレッドロックのラスタ
フージーズとPras(プラス)とLauryn Hill(ロウリン・ヒル)のリリック。
プラスはハイチ系アメリカンであり、Fugeesというクルー名は“refugees(難民)”という言葉の省略形。またバッファロー・ソルジャーとは、アメリカでの南北戦争において戦った黒人の兵士たちのことだ。そしてdreadlockとはラスタの方がしているドレッドヘアのこと。つまりプラスたちは南北戦争の際に戦った黒人の兵士や、ラスタの思想などの例を挙げながら、自分たちのルーツのカルチャーに思いを馳せているって感じだね。
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」。Vol.339のラストを飾るのはLogic(ロジック)の「YSIV」!
Logic「YSIV(2018)」
I’m the illest on the roster
Smoke like a rasta
Black and white like Bob Marleyオレはリストの中で一番イカしてる
ラスタのように煙を吸う
白と黒、まるでボブ・マーリー
現行シーンのラッパーの中で最もイケてるラッパーの一人、ロジック。ラスタマンのようにスモークするロジックが言うのが、“Black and white like Bob Marley(白と黒、まるでボブ・マーリー)”というリリック。ラスタファリの思想が生まれたジャマイカのレゲェカルチャーのレジェンドであるボブ・マーリーは、父が白人、母が黒人なのだけど、実はロジックは父が黒人、母が白人。つまり同様の境遇のボブと自分を重ねているってわけだね。
【歌詞出典元】Genius
*訳は全て意訳です。
こんなスラングも知ってる?
flex
見せつける

wavy
服装がイケてて決まってる

where
関係副詞 where の使い方
