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2019.8.7 Wed

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ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.58 〜outdo〜

ヒップホップの歌詞からストリートで使える英語を学ぼう

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WHAT’S UP,  GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.58の今回取り上げる単語は「outdo」。「~を凌ぐ、~に勝る」という意味だ。さっそくUSラップのリリックから使い方をチェックしていこう!

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まず紹介するのはNY、ブルックリン・レペゼンの三人組、Flatbush Zombiesから「GOD Blessed the DEAD」!

①Flatbush Zombies 「GOD Blessed the DEAD(2013)」

This the flow that send ’em shiv – ers. From every verse, from every curse. I am cursed with this curse to outdo my last verse. To outshine my last word, never decline. No backwards.
「このフロウが連中に送る寒気。一つ一つのヴァース、一つ一つの呪いから、オレはラスト・ヴァースを超えていくという呪いに取り憑かれているんだ。ラスト・ワードのさらに上に行くために。絶対に下がったりはしねぇよ。後戻りはなしだぜ。」

Flatbush Zombiesから Meechy Darkoのスキルフルなリリックだ。

まずかましてきたのは、

「This the flow that send ’em shiv – ers.(このフロウが連中に送る寒気)」。

ミーチィのフロウは “cool “ すぎて最早 “ cold “のレベル。だから彼のフロウでみんな“ shivers(寒気)”を感じちゃうてわけだ。
ミーティがそんなフロウをかませる理由は彼が前の ” verse(詩、韻文)”を超えていくという” curse(呪い) “に取り憑かれているから。だからミーチィは常に進化しているし、彼のラップのレベルが下がるということはありえない。
” verse ” と ” curse “でしっかり韻を踏んでいるのに加えて、一瞬一瞬、常に過去の自分を超えていくというアツいヒップホップ・メンタリティーがまさに ” shiver(身震い)” するほどカッコいいぜ。

続いては、Slaughterhouseの「Sun Doobie」からJoe  Budden のリリックを紹介!

②Slaughterhouse「Sun Doobie(2011)」

Outnumbered, outspoken, outcasted. Outweighed, outrageous odds and outlasted. Outlandish, so I learned to outwit ’em, I outdid ’em.
「数で勝つ、言いたいことを言う、カースト外の賎民。より価値がある、無茶苦茶な賭けをやって、長続きしてるのさ。こちとら変人なんだよ、だから連中を出し抜く方法を学んで、あいつらを超えていったんだ。」

これこそB-BOY イズムでしょ!
どんだけ周りの連中が自分のことを差別して、変人扱いしようとそんなの関係ねぇと。周りから見たら、無茶苦茶やってるかもしれないけど、その賭けに勝って、やってきたんだよと。その結果、オレはとっくにお前らのレベル超えてるんだよと。ビッグ・アップ×100億ですね。

ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.58、ラストを飾るのはウェストコースト・ヒップホップシーンのレジェンド・グループ、Boo-Yaa T.R.I.B.Eの「Bang On」!

③Boo-Yaa T.R.I.B.E「Bang On(2003)」

G.A.W.T.T.I. get teflan boss of all dons. Always outnumbered but never outdone. Niggas don’t want to march unless we a million. Let me p-funk it Westside and make don.
「G.A.W.T.T.I. ならドンの中のドン、” テフロン・ボス “ さ。いつだって数的有利。でも出し抜かれたりはしねぇよ。うかつに歩けねぇな。オレらが無数にいる限り。P-funkでかまさせてくれよ、ウェッサイ。ドンの誕生さ。」

出ました。恐らくヒップホップ史上最強・最高のギャングスタ・ラップ・グループ、ブーヤー・トライブ。全員がサモア系アメリカ人で兄弟という、正真正銘の” ファミリー “としての固い絆で結ばれた本物のギャングスタだ。Boo-Yaaはショットガンの発射音の擬声語、T.R.I.B.E  は“Too Rough International Boo-Yaa Empire(危険すぎるブーヤー帝国)”の頭文字を並べたもので、「部族、種族、家族」という意味だ。

紹介しているリリックの冒頭にでてくるG.A.W.T.T.I. とはブーヤのメンバー、Gawttiのこと。そして”テフロン・ボス”とは、NYの伝説のマフィア、ガンビーノ一家のジョン・ゴッティの呼び名「テフロン・ドン」から来ている言葉。ジョン・ゴッティはガンビーノ一家が行った犯罪で幾度も告発されたのだが、なかなか有罪にならなかった。そこから「テフロン加工された製品のように何をしても傷つかない最強のドン」と言う意味で「テフロン・ドン」と呼ばれたんだ。

ラップとビジュアルだけでも反則的にかっこいいブーヤーなのだが、なんと彼らダンスがめちゃくちゃ上手い。いや、上手いなんてものではなく、もはや神々の領域、神話レベルでエゲツないのだ。彼らが得意とするのがポッピン・ダンス(Popping)。体の筋肉を弾く技術、ヒット(Hit)や体に波が通っているように見せる動き、ウェーヴ(Wave)を使ったダンスだ。今回はメンバーの中から、Kobraのダンス動画を紹介。

ヒットの強さ、ストップのエゲツなさ。。ヤバ過ぎでしょ。。
ヒップホップ初期の80年代後期から活動する彼らはまさにヒップホップの歴史そのもの。ギャングとして、ダンサーとして、そしてラッパーとしてヒップホップの文化そのものを体現してきたグループだ。彼らのヒップホップ・スタイルは誰にも” outdo “できないレベルなんだ。

RESPECT FOR ALL RAPPERS!
SEE YA!

TARO 

訳は全て意訳です。(索引:Genius https://genius.com/ )

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