hard|ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.203

ヒップホップの歌詞からストリートで使える英語を学ぼう

ライター:TARO

WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.203。今回取り上げる単語は「hard(ハード)」。基本的には「困難な、難しい」といった意味だけど、スラングでは「イケてる、激しい、ガチ」といった感じで意味で使われる言葉だ。早速USラップでの使われ方をチェックしていこう!

まずはCardi B(カーディ・B)の「I Like It」!

Cardi B「I Like It(2018)」

Big Dipper on top of the roof
Flexing on bitches as hard as I can

屋根の上には北斗七星
ビッチたちにガチで見せつける

Big Dipper(ビッグ・ディッパー)は「北斗七星」のこと。実はこれ夜空に浮かぶ北斗七星のことではなく、カーディが夫のOffset(オフセット)に送った「Rolls Royce Wraith(ロールスロイス・レイス)」の天井に光ファイバーを使って装飾した北斗七星のイルミネーションのこと。それをその辺のビッチたちにこれでもかと見せつけてるってわけだね。

続いて紹介するのは、Chance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)の「No Problem」から2 Chainz(トゥー・チェインズ)のリリックをチェキ! 

Chance the Rapper「No Problem(2016)」

School of hard knocks
I took night classes

辛い経験を乗り越えてきた
夜間クラスを選択してたのさ

“school of hard knocks”は「辛い経験」という意味の言葉。ラッパーとして売れる前はストリートでタフな生活を送っていた2チェインズはその経験を“night classes(夜間クラス)”に例えてるってわけだね。

ヒップホップ好きイングリッシュティーチャー TAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」Vol.203のラストは、Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ)の「See You Again」! 

Wiz Khalifa 「See You Again(2015)」

Those were the days, hard work forever pays
Now I see you in a better place

あの頃の日々、努力は報われるから
今、お前がもっと良い場所にいるのが見えるよ

ご存知、映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」の主題歌であり、ウィズ・カリファ最大のヒット曲である「See You Again」。ここでの“hard work”は「努力」の意味であり、映画の撮影中に事故で亡くなってしまった主演のポール・ウォーカーに捧げる内容になっているんだ。