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WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャーTAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.20の今回は、「legit(リジット):本物の、ガチの、イケてる」を紹介するぜ!
①N.W.A 「Straight Outta Compton(1988)」
A crazy motherfucker from the street. Attitude legit, ‘cause I’m tearing up shit.
「ストリート上がりのクレイジーなマザーファッカー。リアルな態度、フェイクは切り裂く。」
N.W.A「Straight Outta Compton」からMC Renのヴァースだ。ご存知、N.W.Aは「Legit(正真正銘の)」ギャングスタラップグループ。そんなN.W.AのメンバーであるRenはfakeな連中は切り裂いちまうらしい。怖すぎるぜ…。
お次は80sを代表するレジェンドラッパーからの1曲。
②Big Daddy Kane 「Ain’t No Half-Steppin’(1988)」
Brain cells are lit, ideas start to hit. Next the formation of words that fit.
At the table I sit, making it legit. And when my pen hits the paper, ah shit.
「脳細胞はリット。アイディアがヒットし始める言葉のフォーメーション。ばっちりフィット。テーブルに座って、作ってるリリックはレジット。オレのペンが紙をヒットしたら、マジでシット。」
出ました。懐かしのBig Daddy Kane。「lit」「hit」「fit」「sit」「legit」「shit」 のライミングが最高に気持ち良いリリックだね。ちなみに90年代初頭、まだ駆け出しのラッパーだったJay-Zがメジャーシーンへ出て行くきっかけを作ったのがBig Daddy Kane。Kaneは自分の「Chocolate City Tour」でJay-Zを同行させて、自分の衣装チェンジの時間に、Jay-Zにステージでラップさせてたんだ。
Jay-Zについて、Kaneはインタビューで「当時からJay-Zは本当にドープなラッパーだったし、人気が出ると思ってた。みんな彼のスキルを好きになると思ったよ。ただ彼はとても物静かで、シャイで、あんなビッグスターになる感じには見えなかったんだ。もちろん彼は今の成功に値するし、オレも彼の成功を見てとてもハッピーだよ。」と語っている。
ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン? Vol.20 を締めくくるのは「legit」を語るなら、外せないこの人。そう、「イケイケすぎて、ヤメラレナイ」 ” Too Legit, Too Quit “ な男、Mr. Legit、MC Hammer!!
③MC Hammer 「2 Legit 2 Quit(1991)」
Too legit… Too legit to quit. Too legit, too legit to quit..
「イケイケすぎて、ヤメラレナイ!!」
このストーリー調のMVも調legitだぜ!!
あなたも” Too Legit, Too Quit “を目指すなら、クラブに行ってランニングマンで踊り明かそう!
RESPECT FOR ALL RAPPERS!
TARO
訳は全て意訳です。
索引:Genius https://genius.com/
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