ストリートカルチャーの異なるジャンルのプレーヤー2人が仕事やお金などのリアルな生活事情について対談する「クロス・ストリート」。
BMXライダーの勅使川原大地さんとフリースタイル・バスケットボーラーのBUG!?さんの対談、後編です。これまでに仕事現場で面識はあったものの、じっくり話したことはなかったという二人に「ストリートカルチャーとビジネス」をテーマに話をしてもらいました。仕事、ギャラなど赤裸々な部分に迫っていきます。
ストリートカルチャーの第一線を走り続けてきた二人が考える「カルチャーを仕事にする」ということ。どこよりもリアルなトークの始まりです。
勅使川原大地プロフィール
勅使川原大地(てしがはら・だいち)
BMXライダーだったお父さんの影響で5歳からBMXに乗り、その後多くの大会で優勝、入賞を果たしてきたプロBMXライダーの勅使川原大地さん。現在はイベントやテーマパークなどでのショーに出演する傍ら、自身のBMXスクール運営やイベントオーガナイズ、大会解説などBMXの可能性を広げる活動をされています。
BUG!?プロフィール
BUG!?(ばぐ)
「日本一=世界一」と称されるフリースタイル・バスケットボールの大会「FREESTYLE BASKETBALL BATTLE JAPAN CHAMPIONSHIP」において3度の優勝を果たし、フリースタイル・バスケットボールのアイコンとして活動しているBUG!?さん。トレードマークのクラウンのマスクをつけて行う異次元のパフォーマンスは圧巻。現在は国内外でのパフォーマンスや大会審査員などを行うほか、アーティストのライブ・MVへの出演など幅広く活躍中です。
ストリートカルチャーとビジネス
勅使川原大地:
BUG!?さんの今の仕事ってどんなのがあるんすか?
BUG!?:
クラブとか日本中のフェスでパフォーマンスやってるのと、あとアカデミーかな。
福岡でアカデミーを開校してて、僕が教えてきた子達が先生になってるのよ。
今はそれの運営側に回ってる。他は企業さんからの依頼でモデルみたいな仕事とか、メディアのインタビューとか。
あとは、フリースタイルバスケを取り入れた舞台のディレクションかな。
自分が演者として入れる前提でのディレクションをやったりしてるね。企業さんに「こういうことやったら面白いでしょ?」って提案して、そこにBMXを入れて欲しいってなれば、大地に連絡して、「大地いける?」みたいな。キャスティング的なことだよね。
最近は服も趣味で作り始めたりしてるし。何でも面白いって思ったら、とりあえずやってみてるね。
勅使川原大地:
それは自分から結構営業に行ってるんすか?向こうからオファー来るんですか?
BUG!?:
両方だね。自分からもバンバン行くし、誰かに繋いでもらったりもあるし。大地はどんな感じ?
勅使川原大地:
僕は今はオリンピックのコーチがメインになってます。
コーチングがメインで、他はBUG!?くんと一緒で、自分がやってるスクールの運営。あとはショーのプロデュースとかディレクション、キャスティングもやりますね。
BUG!?:
自分からも営業行ってるの?
勅使川原大地:
そうですね、営業もします。
でも本当に半々です。時間があれば、やっぱ営業はするし。
でもお話頂くと忙しくなるんで、そこに合わせて全力で費やしてるって感じですね。
プロフィール
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5歳からBMXに乗り、その後国内外の数多くの大会で優勝、入賞を果たしてきた日本を代表するプロBMXライダー。現在はイベントやテーマパークなどでのショーに出演する傍ら、自身のBMXスクール運営やイベントオーガナイズ、大会解説などBMXの可能性を広げる活動を行なっている。
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「日本一=世界一」と称されるのフリースタイル・バスケットボールの大会 「FREESTYLE BASKETBALL BATTLE JAPAN CHAMPIONSHIP」において3度の優勝を果たし、フリースタイル・バスケットボールシーンのアイコンとして活動しているプレーヤー。トレードマークのクラウンのマスクをつけて行う異次元のパフォーマンスはまさに圧巻。現在は国内外でのパフォーマンスや大会審査員などを行うほか、アーティストのライブ・MVへの出演など幅広く活躍している。