レペゼン:
その夢が叶ったあと、さらにグラフは上がってますね!
TEFUTEFU:
Dragon Ashとは新潟終わってから、福島来れますかって誘われて、その後が武道館。俺初めての武道館をステージから見たんですよ。
レペゼン:
それは本当にヤバイですね!
TEFUTEFU:
緊張しすぎてリハの間、武道館の周り走ってましたもん。笑
レペゼン:
武道館の周りを走るって。笑
TEFUTEFU:
こんな所でこれからライブする人たちの体を触るんだって思ったら怖くて。笑
レペゼン:
確かにそれはビビっちゃいますね。
TEFUTEFU:
でも、走っても疲れただけで緊張は何も変わらなかったけど。笑
レペゼン:
そうですよね笑
Dragon Ashから本格的にアーティストケアが始まったってすごいですね。
TEFUTEFU:
それで2回目の武道館が、この前のBAD HOP(バッド・ホップ)。
レペゼン:
それも本当にすごい!!それは誰からの紹介だったんですか?
TEFUTEFU:
BAD HOPはSUMMER BOMB(サマー・ボム)でT-Pablow(ティーパブロー)が施術を受けてくれたところからですね。で、2WIN(トゥーウィン)で新潟に来て、そこからは大きいライブの時は呼んでもらうようになった感じです。
レペゼン:
なるほどー!!
TEFUTEFU:
T-Pablowもライブ終わった後にわざわざ報告しに来てくれました。良かったって。
レペゼン:
それってめちゃめちゃ嬉しいですよね!!
レペゼン:
ここの下がった所は何があったんですか?
TEFUTEFU:
これは震災です。地元が被災したので。この年は何をしてたのかあんまり覚えてないです。
レペゼン:
そうだったんですね。
TEFUTEFU:
実家とかは大丈夫だったけど、地元の岩手が被災したのに自分は新潟にいるから何もできなくて…ただただ辛かったですね。
レペゼン:
地元が被災するなんて、本当に辛かったんでしょうね。
TEFUTEFU:
そうですね。
居ても立ってもいられなくて、「東北ライブハウス大作戦」っていう、被災地にライブハウス を建てようって企画に微力ながら参加しました。
レペゼン:
音楽を通して被災地を応援しようって事ですね。良い企画ですね。
TEFUTEFU:
そこで出会ったバンドマンとは今でもつながってるから、震災がきっかけではあったけど、感謝ですね。
レペゼン:
ヒップホップに特化してると思ってたんですけど、けっこう色んなジャンルの人のケアしてるんですね。
TEFUTEFU:
そうですね。バンドマンもそうだし、今は演歌歌手とかアイドルもやってますね。
レペゼン:
アイドルもですか!!すごいですね!!
インタビューの後、実際に彼の腕前がどれくらいすごいのか、施術の様子も取材した。楽屋や控え室などの狭い場所でも対応できるように改良された持ち運び式のベッドを広げ、手をかけられること30秒。体の可動域は冗談抜きで普段の倍になった。まさに、体の変化に頭がついていかないほどだった。
つまり、もちろんのことだが、仕事の取り方や夢をつかむ方法の前に、彼の腕は超一流なのである。この後のインタビューでは、そんな彼の内面に迫る。乞うご期待。
TEFUTEFU Instagram:tefu_numa
Interview by : abe_honoka
Special thanks:gucci_the_freak
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