「敵は我なり。」これぞKIKUMARU/ラッパーKIKUMARU⑥

座右の銘&今後の活動

ライター:レペゼン君

レペゼン:
ここまでアツい話が続いていますが、インタビューも残りわずかです!
座右の銘はありますか?

KIKUMARU:
「敵は我なり。」です。

レペゼン:
なるほど。

KIKUMARU:
人に嘘ついても、結局自分が嫌な思いをするっていうか。自分に素直じゃなきゃいけないし、結局自分が決めた事を出来ないんだったら、それ以上の物は周りからは得られないと思ってるんですよね。

レペゼン:
間違いないと思います。

KIKUMARU:
例えば、作ったアルバムが「自分の中ではベストじゃない」と思う物を出したところで、世間の評判が良くても自分では認められないし。自分が満足できる物が出来て、それが評価されてやっと自分の物になるのかなって。

レペゼン:
なるほど。まずは自分に素直であること、ですね。

KIKUMARU:
あとは「大器晩成」って言葉もよく考えますね。

レペゼン:
大器晩成。

KIKUMARU:
自分ってKANDYTOWNの中でもラップ始めたのが遅かったんですよ。でもそこからなんとかしたいと思って、MCバトルに出てB-BOY PARKで優勝して。KANDYの中では初めて世間に名が売れたのが自分だったりするんですよね。

レペゼン:
なるほど。必ずしも始めた早さだけではないですもんね。

KIKUMARU:
ですね。アルバムでも1st、2nd、3rdってリリースして、もちろん全てに、その時思ってた事や捉えた物を詰めて良い物は出来たけど、全体的に音楽として見るとやっぱり3rdが1番良いなって思うんで。前回よりも次って感じで、どんどん良くなって行ってると自分でも思います。

レペゼン:
まさに大器晩成ですね。そう考えると次はもっと楽しみになりますし、良いモチベーションになりますよね!

レペゼン:
今後はどういう活動をしていく予定ですか?

KIKUMARU:
まずKANDYではZeppのワンマンがあります。
個人としては去年ぐらいからなんですけど、渋谷のASIA(エイジア)でイベントをやっていて、それを引き続き盛り上げていきたいですね。
ちなみに次は8月9日(金)にKANDYの大黒柱のB.S.Cのファーストアルバムのリリースパーティーをやります。

レペゼン:
楽曲制作以外でも色々と動きがあるという事ですね。

KIKUMARU:
イベントだったり、あと地方にも周って行った事のないところにも行きたいですね。
あとはやっぱりニューヨークが好きなのでニューヨークと東京を繋ぎたいなって思ってます。どういう形にしろ。

レペゼン:
なるほど。それが音楽なのかイベントなのかって事ですね。

KIKUMARU:
結局自分の好きな事って音楽だったり、イベントだったり、服だったり色々あるんですけど、その全部やれたら良いなって思います。

レペゼン:
良いですね!
今後の活動も楽しみにしています!!
インタビューは以上です。本日はありがとうございました!

 

音楽の作り手としての品格、ストリートを生き抜く心意気、そして常に何かを仕掛けようとする向上心。KIKUMARUにはその全てがそろっている。

それを持ち合わせた上で、行動し続ける彼には、才能あるアーティストたちが自然と集まる。KANDYTOWNメンバー全員がそんな存在だとすると、彼らのこれからがますます楽しみになる。

”ブラックな感覚”。それは、人それぞれ感じ方が違うだろうが、間違いなく言えることは、”ストリートに出ないと得られない”感覚であるということ。
これを読んだあなた。まず今日からストリートに出る選択肢を取ってみて欲しい。

KIKUMARU Instagram:kikumaru_kandytown

日本のストリートをレペゼンしよう。