今後の展望、座右の銘、夢…/デザイナー:長嶺信太朗インタビュー⑥

自分が憧れている人みたいに、誰かに自分も...

ライター:レペゼン君

レペゼン:
今後、どんな動きをしていきますか?

長嶺信太郎:
もっと色んな人に僕の作ってる服を知ってもらいたいと思っています。作ってる物には自信があるし、見てもらえたら気に入ってもらえる自信があるから、とにかく見てもらえる場を増やしたいと思ってます。

そのために出来る事はなんでもやっていきたいですね。

レペゼン:
ブランド設立から約1年半とは思えない広がりですが、今後もぜひ頑張ってください!!

もっと大きい質問になっちゃうんですが、夢はありますか?

長嶺信太郎:
さっき尊敬してるデザイナーをラフ・シモンズだって言ったんですけど、それはクリエイターとしてすごいなって思って尊敬してるんですけど、この人みたいになりたいって憧れの気持ちが強い人だとNIGO(ニゴー)さんなんですよ。

レペゼン:
おぉーなるほど、NIGOさんですか。

長嶺信太郎:
僕がファッションに興味を持った一番最初の時に、すごいなって思った存在がNIGOさんなんですけど、ああいう生き方や稼ぎ方って時代が違うから難しいと思うんですよ。

でも、ああいう風に”衝撃を与えてる”人たちって時代が変わってもいると思うんですよ。

レペゼン:
いつの時代もそういう人はいるんでしょうね。

長嶺信太郎:
僕はNIGOさんにインスピレーションを受けて服に興味を持つようになり、今自分がこういう仕事をしてるので、僕も誰かにとってそういう存在になりたい。

それが夢ですね。僕の洋服を見てファッションに興味を持って、その世界を目指してくれる人がいたら、それは幸せだなと思いますね。

レペゼン:
人に影響を与えられる、誰かの憧れの存在になれる、そうなれたら最高ですよね!

長嶺信太郎:
そうですね。人が評価してくれて初めて自分のやってる事に、価値が出ると思ってるんですよ。

自分が良いと思ってやってるうちはまだオナニーの段階なので、それが本当に良いかどうかって人に伝わって初めて出てくるので、価値を大きくするには良いと思ってくれる人を増やすしかないですよね。

レペゼン:
そういう事ですね。

長嶺信太郎:
誰かの人生を変えるくらいの衝撃を与えられたんだったら、それが一番最大の価値だと思うし、それだけの大きな事が出来れば、自分自身も自信が持てると思います。

レペゼン:
そんな長嶺さんの座右の銘は何ですか?

長嶺信太郎:
「まずやってみる」ですね。これはずっと変わらないです。俺の言葉じゃないんだけどね。笑

レペゼン:
そうでした!聞く必要もなかったですね。笑

最後に告知はありますか?

長嶺信太郎:
7月ぐらいから秋冬の新作が全国の取り扱い店舗、及びオンラインで販売するので見てください!

レペゼン:
わかりました!!必ずチェックします!!

以上でインタビューは終わりです。本日はありがとうございました!

長嶺信太郎:
ありがとうございました!

 

「まずやってみる。」それは絶対的に必要な考え方である。しかしながら、そこで終わらないのが「el conductorH」であり、長嶺信太郎である。

つまり彼は、”まずやってみたその先”で学ぶのだ。ヒップホップな考え方を味方につけたり、インディペンデントな個人が集団に勝つための方法を身をもって知るということを一つずつ、自己実現のための糧にしていった。

ブランド始動から約1年半。すでに名だたる一流アーティストたちが愛す「el conductorH」はこの先どこまでいくのだろうか。

時代においていかれたくないあなたは、一度「el conductorHのオンラインショップ」をのぞいてみては?

▼長嶺信太郎 Instagram:hatch_mamf
el conductorH Instagram:el_conductorh

Interview:ABE HONOKA

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