目 次
WHAT’S UP, GUYS!
ヒップホップ好きイングリッシュティーチャーTAROが送る「ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?」 Vol.24の今回は、KRS-One名言特集。
なにかと名言が多いKRS-One大先生に、ヒップホップとは何かを学ぼう。
まずは1997 年のアルバム「I Got Next」収録の「Step Into a World (Rapture’s Delight) 」の1節から。
①「Step Into a World (Rapture’s Delight) (1997)」
I’m not sayin I’m number one, uhh I’m sorry, I lied. I’m number one, two, three, four and five.
「オレは自分がナンバーワンだとは言ってねぇよ。あっごめん、嘘ついた。オレがナンバーワンで、ナンバーツーで、スリーで、フォーで、ファイヴだわ。」
来ました。早速降参です。かっこよすぎます。オレはナンバーワンなだけじゃない。オレ1人で表彰台独占してやると。そして表彰台どころじゃない、4位も5位もオレだと。つまりKRS-Oneこそがヒップホップ。それ以外の連中、もはや眼中にないでしょと。くぅぅ…カッコよすぎるぜ!!
続いてはDJ Premier、Rakim、Nas、Kanye West、そして我らがKRS-One大先生が参加した伝説の1曲「Classic」のパンチライン。
②「Classic (2007)」
Me, I got no jewels on my neck. Why? I don’t need ‘em, I got your respect.
「オレは首にジュエリーはつけないぜ。なぜって?オレにはそんなもん要らねぇんだよ。お前のリスペクトをゲットしてるからな。」
ぬおーーーー!!先生!!かっこいいです!!リスペクトがあるから、ジュエリーは要らないと。なんてカッコいいんだ…。
最後は先生がレジェンドプロデューサーMarley Marl と組んだ一曲、「Hip Hop Lives (I Come Back) 」からヒップホップとは何かを定義した名パンチライン。
③「Hip Hop Lives (I Come Back) (2007)」
Hip means to know. It’s a form of intelligence. To be hip is to be up-date and relevant.
Hop is a form of movement. You can’t just observe a hop. You got to hop up and do it.
Hip and hop is more than music. Hip is the knowledge, hop is the movement. Hip and hop is intelligent movement.
「”ヒップ”とは”知る”という事。”知性”の在り方である。ヒップであるという事は常に新しい知識を得て、適切に振る舞うこと。
対して”ホップ”とは行動の在り方。ただ”ホップ”を観察するのではない。君自身が”ホップ”して、行動しなければいけない。
”ヒップ”と”ホップ”は音楽以上のものだ。ヒップは知識、ホップは行動。つまり「ヒップホップ」とは「知性のムーヴメント」なんだ。
聖書です。もはやこれはヘッズにとっての聖書(バイブル)なんです。自分もヒップにホップに生きていきます。ありがとう、KRS-One先生。ありがとう、Hip Hop。
RESPECT FOR ALL RAPPERS!
TARO
訳は全て意訳です。
索引:Genius https://genius.com/
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