@一橋学園
アメリカンバー・Mr.1st Xの店内は今日もカラフルな電飾で飾られ、常連客たちを受け入れていた。いつもの仲間がいて、美味い酒がある。客たちにとってMr.1st Xはそんな場所を提供してくれる大切な場所だ。
時々ホールの手伝いに入っているSuguruは先に一杯飲みながら友人のHiromiを待っていた。最近知り合った彼らは仕事帰りに時折このバーで語らう。話を盛り上げてくれるのは、いつだって美味いカクテルとお気に入りのタバコだ。
SuguruのKOOLの爽やかな涼感とHiromiのPeaceの華やかな香りの煙がアルコールの湿り気を吸い込んで混ざり合い、まだ始まったばかりのMr.1st Xの店内に愉快げに浮かんでいた。