Small Lighterコラボバンダナについて / タトゥーアーティストMana – The Shop OKINAWA –

Bandana “OKINAWA” by Manaの制作秘話から、自身のスタイル。

ライター:レペゼン君

本ページはプロモーションが含まれています

イラストについて

ファイリングされた、The Shopの過去作品一覧。

レペゼン:
Manaさんが今回のSmall Lighter × タトゥーアーティストコラボバンダナの依頼を受けた理由ってありますか?

Mana:
何でも受けるようにしているので。笑
せっかくやっているんだから、自分を広めたいって気持ちがありますね。まぁ自分の首を絞めてるんですけどね。笑

レペゼン:
ちなみに今までにタトゥー以外で、Small Lighterコラボバンダナのようなデザインの仕事をした事はあるんでしょうか?

Mana:
イベントとかですね。そこに飾ってる手ぬぐいもイベントの時にやったやつですね。あとはステッカーデザインとかもやった事ありますね。

レペゼン:
タトゥーアーティストの方は自分で一からデザインが起こせるので、色んなデザインに関わる仕事ができちゃいますよね。

Mana:
そうですね。でもフォトショ(Photoshop)は分かるけど、イラレ(Illustrator)は使えないです。笑

バンダナについて

レペゼン:
Manaさんは普段バンダナって使いますか?

Mana:
使いません。笑
ヘアバンドは使うんですけどね。

レペゼン:
結構髪長いですもんね!肩ぐらいまでありますか?

Mana:
いや、そんなにじゃないですかね。ただ切ってないだけなので。笑
切る時は自分で切ってるんですよ。

レペゼン:
へー!そうなんですね!

Mana:
髪切りに行くのが面倒くさいので7、8年は自分で切ってますね。どうするって聞かれても分からないからお任せでってなるし、それなら自分で切った方が早いなって。笑

レペゼン:
その長さで自分で切ってるのは凄いですね!

Mana:
めちゃめちゃだと思いますよ。笑

Bandana “OKINAWA” by Manaのデザイン

レペゼン:
今回のSmall Lighterコラボバンダナには商品名にアーティストゆかりの地名が入るそうですが、Manaさん的にはどこが良いでしょうか?

Mana:
沖縄が良いですね。

レペゼン:
やはり沖縄には思い入れが強いですか?

Mana:
今が沖縄ってのもありますし、今後もずっと沖縄にいることになると思うので。
でも仕事しかしてないので、観光とか全くした事ないんですよ。笑
多分有名な観光地、どこも行った事ないと思います。

レペゼン:
住んでるとそうなっちゃいますよね。東京住んでて、東京タワー行かないのと同じですね。

Mana:
そうです。いつでも行けるしって思ってて結果行かないっていう。笑
名古屋に行ったのも、東京と大阪の真ん中でどちらにも近いからって思ってたのに、ほぼ行かなかったですね。
まぁ、大阪は結構近いから数回は行きましたけど、東京はちょっと遠くて。笑

レペゼン:
名古屋から大阪は近いですからね。
では、「Bandana “OKINAWA” by Mana」のデザインコンセプトを教えてください。

Mana:
コンセプト..なんだろう..
日本、侍、大和魂みたいな感じですかね!

レペゼン:
今回のデザインの中で特にここを見て欲しいっていうポイントはありますか?

Mana:
やっぱりメインのカエルですね。バンダナの真ん中にいるのでね。
まだ他のパターンもあるんですけどね。最初はカエルの不動明王とか考えてたんですけど、兜とカエルになりました。笑

Small Lighterのバンダナデザインの進行過程


レペゼン:
なるほど。笑
初めてバンダナのデザインをしてみてどうでしたか?Manaさん的に難しかったポイントとかあります?

Mana:
周辺部のパターンデザインにちょっと悩みましたね。真ん中はすぐに決まったんですけどね。

レペゼン:
デザインの順序的には真ん中のカエルを描いてからなんですね。

Mana:
そうですね。スクエアで描いて、それに合わせてって感じですけど。「Bandana “OKINAWA” by Mana」は日本がテーマなんでパターン化するのが難しいですね。

レペゼン:
それはまず「カエルを描きたい」って思って、その後で「テーマは日本にしよう」って進んでいったんですか?

Mana:
そうですね。
日本人なんで!笑

レペゼン:
描く順序なんかも人によって違って面白いですね!

Mana:
全然違うと思いますね。

タトゥーについて

レペゼン:
タトゥーのデザインでも流行が繰り返されるって事はありますか?流行の繰り返しの中でも、進化しているところだったり。

Mana:
進化はしてますよね。昔はジャンルの区別がすぐにできたんですよ。和彫なら和彫、トラッドならトラッドってはっきりしていたんですけど、今は少しあやふやになっていて、どっちとも言えるみたいな。

レペゼン:
確かに!アメリカ人の方が彫る和彫みたいなのもありますよね。和彫なんだけど、少しトラッドっぽさもあったり。

Mana:
ジャンル分けがはっきりしていないですよね。

レペゼン:
ジャンル同士が重なり合っていたりみたいな感じですか?

Mana:
そうですね。例えばリアル系とトラッド系とかみたいな組み合わせだったり。そういう感じで進化してますね。

Manaが彫ったタトゥー(パグ)


レペゼン:
ブラックアンドグレーでもチカーノっぽいレタリングから、ポートレートみたいな物もあるみたいな感じですね。

Mana:
そうですね。そこにも他ジャンルが混ざりって合体してますね。
今はあやふやと言うか、もう区切れないですね。だから最近はなんて書いて良いのか迷うことがありますね。え、これはトラッドなのか?って。笑
だからトラッドスタイルみたいな。笑
カッコよくなってるし良い事だとは思いますけどね。

レペゼン:
それはそうですね。より新しいスタイルが生まれているって事ですよね。

Mana:
アニメタトゥーもそうですよ。今はファンアート的に自分で描いてったりとか。トラッドやブラックワークと組み合わせたりしてて、デザイン的におしゃれになってきてますよね。

レペゼン:
では、次の質問です。Manaさんはタトゥーはファッションの一部だと思いますか?

Mana:
思いますね。

レペゼン:
人によってはタトゥーはファッションじゃない、生き様だって考える人もいると思いますが、なぜファッションの一部だと思いますか?

Mana:
一生残るから思うのかもしれないですけど、生き様とまでは思ったことはないですね。

レペゼン:
もっと魅せていく物って考えでしょうか?

Mana:
そうですね。自分自身ずっとこれだし。
要は好きな柄ですもんね。笑
着替えられない服みたいな。笑

Manaが彫ったタトゥー


レペゼン:
あーなるほど!
ファッションだし、別に気軽に入れても良いじゃんって考え方ですか?

Mana:
人によって捉え方違うと思うんですけど、自分はそうですね。

レペゼン:
自分が好きな物であればって事ですね。

Mana:
そうですね。俺は彫り師さんに任せるんですよね。例えば猫なら猫で、あとは彫り師さんに任せてます。あとは自分が好きなアーティストさんにオーダーするだけで、あれこれは言わないようにしてます。色々言っちゃったらその人のデザインじゃなくなっちゃうので。

レペゼン:
そこは大事にしてるんですね。

Mana:
好きな人だったらポンっとお任せしてます。

レペゼン:
そこ大事ですね。笑
このブランドの服は好きだから買うみたいな感覚ですね。
ブランドの人にかけあって、この服もっとこうしてとかないですもんね。笑

Mana:
そうですね。このブランドの服は好きだから買うけど、こっちのブランドは好きじゃないから買わないってのと同じです。

レペゼン:
分かりやすいです。
Manaさんご自身も色んなジャンルのタトゥー彫られてますよね。
結構トラッド系もあったり、手の甲にポートレート系の猫もいたり。
結構色んなアーティストの方に頼まれるんですか?

Manaの腕とタトゥー


Mana:
そうですね。

レペゼン:
あ、ドラゴンボールも入ってるんですね!良いですねー。

Mana:
18号ですね。これは台湾で彫りました。台湾は日本文化がすごい入っていってるので、結構アニメ文化もすごいんですよね。

Manaの腕とタトゥー(ドラゴンボール)

 

レペゼン:
親日の国ですからね。日本語話せる人も多いですよね。

Mana:
日本のテレビ番組もそのまま日本語で放送してたりしますからね。

レペゼン:
そうなんですね。
コンベンションやゲストワークなどで海外に行かれる事もあると思いますが、ここは面白かったって国はありますか?

Mana:
やっぱり台湾ですね。笑

レペゼン:
台湾は結構何回も行かれているんですか?

Mana:
行ってますね。沖縄からだと一時間半ぐらいで行けて近いですしね。

レペゼン:
そうか!沖縄からだと近いですもんね!
行かれるのは、台北ですか?

Mana:
そうです。高雄とか下の方も行きたいですけどね。

レペゼン:
ちなみに台湾以外だと今までにはどこに行きましたか?

Mana:
あとは旅行だけで、仕事では台湾だけですね。
今はスタジオが沖縄ってこともあって、お客さんはアメリカの人が多いですけど。

Manaの仕事場、作業台。


レペゼン:
沖縄だと米軍基地が近くにありますもんね!

Mana:
そうなんですよ。
ほぼほぼアメリカの人なので、みんなでっかいオーダーばかりですね。

レペゼン:
確かにオーダーのスケール大きそうですね。笑
インタビューは以上です!
ありがとうございました!

Mana:
ありがとうございました!

Small Lighter × Mana コラボバンダナについて

第一弾「TATTOO(タトゥー)

Small Lighterは、様々なジャンルのアーティストとコラボし、その芸術性をバンダナを通して伝えていくブランドです。コラボジャンル第1弾は『TATTOO(タトゥー)』。4人の人気タトゥーアーティストたちとコラボして4種類のバンダナが仕上がりました。

Manaさんがデザインしたのは「Bandana “OKINAWA” by Mana」。
Small Lighter公式サイトにて大好評発売中です。

Small Lighterのタトゥーコラボに対する想い

日本では、明治の文明開化に伴う政府による政策や、映画などのエンタメコンテンツによって偏ったイメージがあるタトゥー。 一方、海外では個人の選択するスタイルのひとつとしてタトゥーを入れることが珍しくありません。アメリカの18〜54歳の約36%以上の人がタトゥーを入れているという調査もあります。

そんな海外の人たちから多くの支持を集める日本の伝統的なタトゥーアートは「ジャパニーズ・スタイル」とよばれ、その高い芸術性が認められています。歴史的にみても、イギリスのジョージ5世やロシアのニコライ2世といった王族の重要人物が、日本のタトゥーの技術力に感嘆し、来日の際に自らの体に彫っていったと記録されています。

Small Lighterは、そんな「日本のタトゥーカルチャー」にフォーカス。偏ったイメージに隠されたタトゥーカルチャーの奥深さや芸術性にふれてもらう機会を創出していきます。

タトゥー好きも、彫りたいけど彫れない人も、そしてこれまでの怖いイメージによって敬遠していた人たちも、気軽にバンダナを通してタトゥーをファッションに取り入れてみませんか?

Small Lighter × タトゥーアーティストコラボバンダナのラインナップ

Bandana “KOMABA” by Yabesian

デザインインタビュー記事を読む

商品ページを見る

Bandana “FRANCE” by Peco

デザインインタビュー記事を読む

商品ページを見る

Bandana “OKINAWA” by Mana

デザインインタビュー記事を読む

商品ページを見る

Bandana “YOKOHAMA” by Aki

デザインインタビュー記事を読む

商品ページを見る

プロフィール

  • Mana

    Mana

    沖縄県北谷町にある「The Shop OKINAWA(The Shop)」のアーティスト。 幼い頃から絵を描くことにのめり込んでいた彼は、20代前半で独学でタトゥーアーティストとしてのキャリアをスタート。当時のタトゥー雑誌に自身のデザイン画を投稿し、その作品が数多く掲載されていたことで全国のタトゥーアーティストの間で彼の認知度が高まる。お客さんの80%がアメリカ人という沖縄県北谷町の土地柄、日本にいながらもインターナショナルな評価を受けている。 2021年、Small Lighterとのコラボバンダナ「Bandana “OKINAWA” by Mana」を発表。

  • The Shop OKINAWA(The Shop)

    The Shop OKINAWA(The Shop)