Interview

2019.5.7 Tue

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レペゼンインタビュー:Tajyusaim Boyz 多重債務のクルー現る!!

ラップで自分のリッチさをアピールする時代は終わった?”多重債務ボーイズ”の正体に迫る。

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グッチ、ルイ・ヴィトン、ベルサーチ、キャデラック、ベンツ、プール付き豪邸…ラップで出てくるこんなワードたち。確かにかっこいいいけど、現実味がない…そんなことを感じるあなたも多いのではないだろうか?
レペゼンインタビュー第21回目の今回はそんなあなたの味方?Tajyusaim Boyz(多重債務ボーイズ)にフィーチャー。メンバーの共通点は借金?でもこいつらのライブ、めっちゃめちゃイケてるんです。

後編を読む→

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Tajyusaim Boyz(多重債務ボーイズ)メンバー自己紹介

レペゼン:
まずは順番に自己紹介をお願いします。

LB-RUG:
Tajyusaim Boyz(タジュウサイム・ボーイズ)のリーダーをやってるLB-RUG(エルビー・ラグ)です。よろしくお願いします!出身は福島の1993年6月13日生まれです。血液型はA型。足のサイズは27.5cmです。利き手は右でマイクは左です。

M.A.G:
M.A.G(マグ)です。出身は埼玉県川越市です。1994年12月2日生まれのO型で、足のサイズは27.5cm。利き手は右ですけど、マイクは左ですね。

Young SEX:
Young SEX(ヤング・セックス)です。A型で、出身は東京都北区です。1995年6月23日生まれで、足は29cmで、利き手もマイクも右です。

PIZZA LOVE:
PIZZA LOVE(ピザ・ラブ)です。本名は加藤卍優太(カトウ・マンジ・ユウタ)です。笑
神奈川県海老名市で、血液型はクワガタです。笑
足は27cmで、利き手もマイクも右です。

レペゼン:
クワガタ!早速ありがとうございます。笑
みなさんの趣味を教えてください。

Tajyusaim Boyz(多重債務ボーイズ):
左からYoung SEX(ヤング・セックス)、LB-RUG(エルビー・ラグ)、M.A.G(マグ)、PIZZA LOVE(ピザ・ラブ)

LB-RUG:
俺は…辛いもの食べるのは好きですね。

PIZZA LOVE:
やっぱりMなんだー。笑

LB-RUG:
M気質はあるかもしれない。笑
あとアニメのビーストウォーズが好きで今でも定期的に観てます。

M.A.G:
俺は、趣味は晴れた日のお昼に散歩しながらビールを飲む事ですね。

レペゼン:
平和ですね。笑
Young SEXくんの趣味は?

Young SEX:
趣味なのか分かんないですけど、女の子の家でグダグダしてる事が好きっすね。

レペゼン:
女の子ってのは不特定多数なんですか?

Young SEX:
彼女とかはいないんで、本当バラバラです。

レペゼン:
さすがです。笑
名前にSEX入ってますもんね。

Young SEX:
そうですねー。女の子もSEXも好きなんで、別に隠す必要もないなって思って。あとはYoung Thug(ヤング・サグ)に憧れてて、そこから撮ったのもあるんですけど。

レペゼン:
なるほどー!!笑
PIZZA LOVEくんの趣味は?

PIZZA LOVE:
もうパチスロちゃん一択でございます!!

レペゼン:
最近は勝ってますか??

PIZZA LOVE:
いや、もう基本負けっぱなしです。笑

レペゼン:
勝てないけどやるんですね。笑

人生グラフ(PIZZA LOVE)

レペゼン:
人生グラフというもので、みなさんのこれまでの人生を振り返って頂きたいと思います!

レペゼン:
それではまずはPIZZA LOVEくんから、教えてください!

PIZZA LOVE:
まずは生まれた瞬間がMAXで、「あー最高!」って感じで生まれてきて、その後何も分からないまま3歳の時に父ちゃんが蒸発しました。笑

レペゼン:
蒸発???笑

PIZZA LOVE:
謎なんですけど。多分色々あったんでしょうね。母ちゃんをぶん殴ったりその他諸々ありまして、記憶はないんですけどね。そこから女手一つで母ちゃんが育てる生活が始まりました。

レペゼン:
良いお母さんですね。

PIZZA LOVE:
そうですねー。そのあとは、しばらくお金のない日々が続き、9歳の頃に”新お父ちゃん”が現れまして。笑

レペゼン:
ここでめちゃくちゃ上がったんですね。

PIZZA LOVE:
新しいお父ちゃんだ!って思った1年後、”新お父ちゃん”がさよならしました。笑

レペゼン:
結構早かったんですね。笑

PIZZA LOVE:
結構早い段階でさよならしまして。笑
そのあとまた同じ日々が続きましたね。それで18歳の時に初めて”パチスロちゃん”と出会いまして、こんなに楽しいものがこの世にあったのか!!と感動しましたね。

レペゼン:
出会っちゃったんですね。笑

PIZZA LOVE:
出会ってから週8~9で足繁く通っていたら1年足らずで借金まみれになりまして、ここで財政的な意味でズドンっと落ちました。

レペゼン:
財政的に。笑
メンタル的には?

PIZZA LOVE:
メンタル的には下がってないですね。それから22歳くらいの時にラップを始めました。

レペゼン:
お、なるほど、借金の方が先なんですね。笑

PIZZA LOVE:
そうですね。まぁそんなこんなで借金まみれではあるんですけど、上り調子で楽しいな楽しいなで今に至ります。

レペゼン:
Tajyusaim Boyzの皆さんが出会ったのはいつなんですか?

PIZZA LOVE:
ラップ初めてすぐ後ぐらい、渋谷のVUENOS(ブエノス)で出会いましたね。

レペゼン:
なるほど!やっぱ、同じもの同士、クラブで集まるんですね!

人生グラフ(LB-RUG)

レペゼン:
では次はLB-RUGくんお願いします。

LB-RUG:
小さい頃は親の仕事の関係で、昔から色んなところを転々と引越していまして、オタク気質で家で絵ばかり描いてました。イケイケの子達と仲良くなれず、学校も家から1kmあって小学生にはキツかったというのもあって小4で不登校になりました。笑

レペゼン:
不登校で絵ばかり描いていたんですね。笑

LB-RUG:
それも写し絵です。笑
ただ小5で札幌に引っ越したら、可愛い子がいっぱいで人生が楽しくなりました。それでモテたくて痩せました。

レペゼン:
そこでもう痩せるんですね。笑

LB-RUG:
その後また引越しで福島に移って、ヤンキー達にヒップホップを教わり、震災で般若さんの『何も出来ねえけど』を聞いてラップをやりたいなーと思って、上京してラップ始めました。でも全然売れないので、またどんどん太っていきました。

レペゼン:
せっかく痩せたのにまた太っちゃったんですね。笑

Young SEX:
トドみたいな感じでしたね。

LB-RUG:
そう。そっからトド時代が結構続きますね。笑

レペゼン:
トドって!!笑

LB-RUG:
ラップ初めてからは、スタジオにも入ったりしなくちゃいけないんで、借金もするようになったんですけど、Slendermanさんに出会ってTajyusaim Boyz結成を結成して、『リボで買う。』が出たあたりでメンタル的にはマイナスがプラスになって、人生楽しくて痩せていきました。

レペゼン:
なんか体重の変動グラフみたいですね。笑

LB-RUG:
確かに。人生グラフというより体重グラフですね。笑

レペゼン:
最初はソロでやってたんですよね?

LB-RUG:
そうですね、かなりソロの時代が長いですね。

レペゼン:
Slendermanさんがみんなを繋げたんですか?

LB-RUG:
そうですね。最初ソロやってる時にSlendermanさんが遊びに来てて、俺のライブの後にあいさつしました。それから音楽を勉強させてもらうようになり、その後みんなを繋いでもらいました。まぁこんな感じですかね、以上僕の体重グラフでした。笑

PIZZA LOVE:
今の体重も書いといたら?

LB-RUG:
今は70kgぐらいですかね。

レペゼン:
MAXの時で何kgあったんですか?

LB-RUG:
MAXで90kgですね。ガチトドですね。

レペゼン:
だいぶ痩せましたね!すごい!

人生グラフ(Young SEX)

レペゼン:
では続いてYoung SEXの人生グラフを教えてください。

Young SEX:
生誕して、まず、幼稚園に入ってすぐに何人とかじゃないレベルで好きな子がいっぱい出来ました。

レペゼン:
もう当時から女好きだったんですね!

Young SEX:
そうなんです、凄く好きで。それで7歳でヒップホップに出会いました。

レペゼン:
7歳でヒップホップは早いですね!出会いのきっかけは何だったんですか?

Young SEX:
小さい頃野球してたんですけど、親父に送り迎えをしてもらってる時に、スピーカーがバッキバキになるくらいヒップホップをかけてたんですよね。そこからヒップホップを聞くようになりました。

PIZZA LOVE:
ヒップホップの英才教育だなー!!

レペゼン:
最初に聞いたのは何だったか覚えてますか?

Young SEX:
最初に聴いてたのはEMINEM(エミネム)が多かったと思いますけど、他にはDMX(ディーエムエックス)、Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)とかウェッサイ系が多かったですね。

レペゼン:
いいお父さんですね!!

Young SEX:
んで、そっから14、5歳で童貞を奪われる。

レペゼン:
はやっ!!笑
「奪われる」って。笑
しかもそこで少しグラフ下がるんですね。

Young SEX:
嫌だなって反面、でも嬉しいなって気持ちもあって。

レペゼン:
奪われたってことは、その時の相手は年上ですか?

Young SEX:
いや、タメです。同い年の怖い子に奪われちゃって。でも、その後すぐに圧倒的に性に目覚めました。ここから20歳くらいまで女遊びだけで生きていました。

レペゼン:
目覚めちゃったんですね。笑

Young SEX:
でも20歳の頃に「クラブでいい女抱きてえなー」って思うようになり、ヒップホップやりたいと思ってたし、ライブもやりたいと思ってラップを始めました。んで、その後すぐLB-RUGに出会いました。

レペゼン:
そこからずっと一緒に?

Young SEX:
そこからLB-RUGにずっと付いて行ってラップをやり続け、20~22歳の間ぐらいでSlendermanさんに出会いました。それで、22、3歳で自分の中のYoung SEXが目覚めました。その後Tajyusaim Boyzを結成し、借金は恥ずかしい事じゃないと気付き、今は借金を返すためヒップホップドリームを掲げ生きています。

レペゼン:
ヒップホップドリーム!良いですね!ちなみに経験人数は3桁行ってますか??

Young SEX:
どうなんですかね。”ペニチャッチャ”も含めたら3桁いってんじゃないですかね。

レペゼン:
ペニチャッチャ。笑

Young SEX:
中3の途中ぐらいまで数えてたんですけど、両手両足で数えきれなくなった瞬間から数え方が分からなくなって、もう数えるのやめようってなちゃって。

レペゼン:
モッテモテですね!絶対3桁超えてますよね!

人生グラフ(M.A.G)

レペゼン:
では最後に、M.A.Gくんの人生グラフをお願いします。

M.A.G:
まず生まれます。この時は家が金持ちだったんでグラフは高いんですけど。6歳ぐらいでSEX(Young SEX)と同じように、家族がきっかけでラップに出会いました。自分の場合は姉ちゃんだったんですけど。

レペゼン:
お姉ちゃんは何聴いてたんですか?

M.A.G:
EMINEM(エミネム)聴いてました。

レペゼン:
なるほどー!これもSEXくんと一緒ですね!!

M.A.G:
俺は黒人が好きで、50Cent(フィフティー・セント)を教えてもらって、そこから50Centを聞いたりして幼少期を過ごしてました。で、7歳で家庭環境が劣悪になり過ぎて、父親が無理心中を図ろうとしました。笑

レペゼン:
うわー壮絶!!

PIZZA LOVE:
それでもグラフ下がりきってないね。笑

レペゼン:
もっと下がってるのかと思いました。マイナスではないんですね。笑

M.A.G:
まだ小さかったので、何でだろうって疑問だけが残ったまま、あまり理解していなかったですね。そこから無理心中を要求してきた父親から逃げるために、父親を埼玉に置いてみんなで家を出て東京に来たんです。それが小一の時ですね。

レペゼン:
ほー、それで東京に来たんですね。

M.A.G:
はい。急に東京来ても住む家ないし、母親は外国人だし、お金もないってことで、区に色々申請をしたんですけど、それが通るまでの間も家がないので、しばらくは借り暮らしで、毎日違う家を転々としていました。

レペゼン:
いやー凄いですね。

M.A.G:
んで、小2になる手前でやっと住むとこが見つかったんですよね。そこから元気を取り戻し、少しずつグラフが上がっていきます。

レペゼン:
よかった!

M.A.G:
で、中学入学しまして、中2でSEXと出会いました。実はSEXは同じ中学で。SEXが一個下なんですけど。15歳で卒業するまでは笑って生きていけてたんで、とりあえずはプラマイ0くらいですね。

レペゼン:
笑って生きていけたのは良い事ですね。

M.A.G:
そこからは高校に進学しなかったんで、バイトしかする事がなく20歳まではバイトだけを頑張ってたので、むちゃくちゃお金があってグラフもまた上がっていきます。その頃は毎日朝まで酒を飲んで、そのまま仕事に行くみたいな生活しかしてなかったです。

レペゼン:
なかなかですね。笑

M.A.G:
そんな生活しかしてなかったんで、周りが就職とを考えて学校通ってる時にやりたい事がなくて、ヤバいなと思ってて。そしたらそのタイミングでSEXに。「ラップやろう」って声をかけてもらったんです。それが21歳くらい。

レペゼン:
誘われたんですね!

M.A.G:
ラップをやり出して、サイファーやったり、SEXのライブ観に行ったり自分もライブを始めたりして、グラフが上がっていきましたね。どんどんライブが好きになって、ライブが生き甲斐みたいになりました。お客さんの反応が良ければ楽しい、悪ければ悔しいって。

レペゼン:
生き甲斐も見つかったし、そういう気持ちは良いですよね。

M.A.G:
それでライブを続けてたら音楽で食べていきたいって夢が出来て、その頃にSEXがもうRUGくん(LB-RUG)に出会ってて、それがきっかけで俺もRUGくんに出会って、Tajyusaim Boyz結成みたいな流れですね。

レペゼン:
なるほど。

M.A.G:
4人が集まるようになって、Tajyusaim Boyzを結成したのは23歳ぐらいの時ですね。そこからちょっとして『リボで買う。』をリリースして、クルーとしてまとまりが出てきたかなってので、グラフはまた上がっていきました。でも、途中で借金が一気に増えるんですよ。

レペゼン:
それは何で増えたんですか?

M.A.G:
「音楽を頑張らないといけないのに、バイト頑張っても仕方がないだろ」って事でバイトを減らして、そこから生活費とか交際費を工面するために借金を重ねましたね。笑

レペゼン:
色々とお金は必要になってきますもんね。

M.A.G:
ただ、めちゃくちゃ楽しかったです。

PIZZA LOVE:
楽しいよな!機械からお金出てくるんだもんな。笑

レペゼン:
wwwwww

M.A.G:
で今回のEPリリースして、まだ上がりきってはいないんですけど、全体的には右肩上がりって感じですね。

レペゼン:
なるほどー!!いいですね!!ありがとうございます。
後半は、皆さんの音楽や、ヒップホップに対するアツい想いを聞いていきたいと思います!!

 

Tajyusaim Boyz(多重債務ボーイズ)という名前のインパクトが強いだけに、”借金”ばかりにフォーカスしてしまいがちだったが、この4人の人生、そして”引き出しの多さ”には驚かされた。それぞれの人間性の奥深さに、”借金”をしても明るいポジティブさが掛け合わさって、ヘッズたちの心を突き動かす。後編は彼らの音楽について、そしてヒップホップドリームについて語ってもらった。乞うご期待。

後編を読む→

 

▼Tajyusaim Boyz
Instagram:
Tajyusaim Boyz・・・tajyusaim_boyz
LB-RUG・・・_lb_rug_
M.A.G・・・m.a.g_w_s
Young SEX・・・__young_sex
PIZZA LOVE・・・pizzalove1994

Interview:ABE HONOKA

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