Tajyusaim Boyzが出来上がるまで その2/Tajyusaim Boyz インタビュー③

M.A.Gの人生グラフ。そして4人が出会うで

ライター:レペゼン君

レペゼン:
では最後に、M.A.Gくんの人生グラフをお願いします。

M.A.G
まず生まれます。この時は家が金持ちだったんでグラフは高いんですけど。

6歳ぐらいでSEX(Young SEX)と同じように、家族がきっかけでラップに出会いました。自分の場合は姉ちゃんだったんですけど。

レペゼン:
お姉ちゃんは何聴いてたんですか?

M.A.G
EMINEM(エミネム)聴いてました。

レペゼン:
なるほどー!これもSEXくんと一緒ですね!!

M.A.G
俺は黒人が好きで、50Cent(フィフティー・セント)を教えてもらって、そこから50Centを聞いたりして幼少期を過ごしてました。

で、7歳で家庭環境が劣悪になり過ぎて、父親が無理心中を図ろうとしました。笑

レペゼン:
うわー壮絶!!

PIZZA LOVE
それでもグラフ下がりきってないね。笑

レペゼン:
もっと下がってるのかと思いました。マイナスではないんですね。笑

M.A.G
まだ小さかったので、何でだろうって疑問だけが残ったまま、あまり理解していなかったですね。

そこから無理心中を要求してきた父親から逃げるために、父親を埼玉に置いてみんなで家を出て東京に来たんです。それが小一の時ですね。

レペゼン:
ほー、それで東京に来たんですね。

M.A.G
はい。急に東京来ても住む家ないし、母親は外国人だし、お金もないってことで、区に色々申請をしたんですけど、それが通るまでの間も家がないので、しばらくは借り暮らしで、毎日違う家を転々としていました。

レペゼン:
いやー凄いですね。

M.A.G
んで、小2になる手前でやっと住むとこが見つかったんですよね。そこから元気を取り戻し、少しずつグラフが上がっていきます。

レペゼン:
よかった!

M.A.G
で、中学入学しまして、中2でSEXと出会いました。実はSEXは同じ中学で。

SEXが一個下なんですけど。15歳で卒業するまでは笑って生きていけてたんで、とりあえずはプラマイ0くらいですね。

レペゼン:
笑って生きていけたのは良い事ですね。

M.A.G
そこからは高校に進学しなかったんで、バイトしかする事がなく20歳まではバイトだけを頑張ってたので、むちゃくちゃお金があってグラフもまた上がっていきます。

その頃は毎日朝まで酒を飲んで、そのまま仕事に行くみたいな生活しかしてなかったです。

レペゼン:
なかなかですね。笑

M.A.G
そんな生活しかしてなかったんで、周りが就職とを考えて学校通ってる時にやりたい事がなくて、ヤバいなと思ってて。

そしたらそのタイミングでSEXに。「ラップやろう」って声をかけてもらったんです。それが21歳くらい。

レペゼン:
誘われたんですね!

M.A.G
ラップをやり出して、サイファーやったり、SEXのライブ観に行ったり自分もライブを始めたりして、グラフが上がっていきましたね。

どんどんライブが好きになって、ライブが生き甲斐みたいになりました。お客さんの反応が良ければ楽しい、悪ければ悔しいって。

レペゼン:
生き甲斐も見つかったし、そういう気持ちは良いですよね。

M.A.G
それでライブを続けてたら音楽で食べていきたいって夢が出来て、その頃にSEXがもうRUGくん(LB-RUG)に出会ってて、それがきっかけで俺もRUGくんに出会って、Tajyusaim Boyz結成みたいな流れですね。

レペゼン:
なるほど。

M.A.G
4人が集まるようになって、Tajyusaim Boyzを結成したのは23歳ぐらいの時ですね。

そこからちょっとして『リボで買う。』をリリースして、クルーとしてまとまりが出てきたかなってので、グラフはまた上がっていきました。でも、途中で借金が一気に増えるんですよ。

レペゼン:
それは何で増えたんですか?

M.A.G
「音楽を頑張らないといけないのに、バイト頑張っても仕方がないだろ」って事でバイトを減らして、そこから生活費とか交際費を工面するために借金を重ねましたね。笑

レペゼン:
色々とお金は必要になってきますもんね。

M.A.G
ただ、めちゃくちゃ楽しかったです。

PIZZA LOVE
楽しいよな!機械からお金出てくるんだもんな。笑

レペゼン:
wwwwww

M.A.G
で今回のEPリリースして、まだ上がりきってはいないんですけど、全体的には右肩上がりって感じですね。

レペゼン:
なるほどー!!いいですね!!ありがとうございます。
 

Tajyusaim Boyz(多重債務ボーイズ)という名前のインパクトが強いだけに、”借金”ばかりにフォーカスしてしまいがちだったが、この4人の人生、そして”引き出しの多さ”には驚かされた。

それぞれの人間性の奥深さに、”借金”をしても明るいポジティブさが掛け合わさって、ヘッズたちの心を突き動かす。

次回以降は彼らの音楽について、そしてヒップホップドリームについて語ってもらった。乞うご期待。

…続く。

▼Tajyusaim Boyz
Instagram:
Tajyusaim Boyz・・・tajyusaim_boyz
LB-RUG・・・_lb_rug_
M.A.G・・・m.a.g_w_s
Young SEX・・・__young_sex
PIZZA LOVE・・・pizzalove1994

Interview:ABE HONOKA

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