B-BOY・SHADE ×BMXライダー・白石大輔 【前編】|Cross Street

今最も注目されるアーバンスポーツ、ブレイクダンスとBMXの驚きのスポンサー事情とは?

ライター:TARO

板金加工の社長がブレイクダンスのスポンサーに!?

SHADE:
白石さんは東京へはBMX関連で出てこられたんですか?

白石 大輔:
いや、僕は東京に出た理由は普通に転職なんすよ。

SHADE:
あっそうなんですね!

白石 大輔:
ですです。たまたま転職で東京の会社に受かったんで上京したっていう感じで。
BMXを仕事にしたいみたいな熱い思いは全然なかったです。

SHADE:
偶然東京だったんですね。
何の仕事だったんですか?

白石 大輔:
サイト作ったりとか、SNSとかのマーケティング運用、アカウント運用、広告、まぁウェブ系の代理店すね。色んなことやってる会社でした。その会社で僕は広告とかグーグルのリスティングとかそういうのやってました。

SHADE:
すごい。めっちゃ勉強になりそう。

白石 大輔:
ですね。結構いろんなこと経験できました。今やってる「MOTO-BUNKA」の運営にも役立ってますね。

BMXメディア『MOTO-BUNKA』

SHADE:
「MOTO-BUNKA」見ました。
BMX全く知らなかったんですけど、サイト見てたらめっちゃ興味湧いてきました。

白石 大輔:
ありがとうございます!
で、仕事と並行しつつ色々BMX関係のことやったりしてたんですど、そっちのやらなあかん事とか、やりたい事が増えすぎて、もう無理ってなってチャリンコに絞ったって感じです。
それもほんとに結構最近ですね。2020年とかからかな。

SHADE:
そうなんですね。
実際東京はどうですか?

白石 大輔:
やっぱりライダーが圧倒的に多いのが良いですね。
愛媛では僕含めて5、6人しかいなかったんで。

あとコロナ前の話ですけど、海外からプロのライダーの人達が来日する時って絶対東京に来るんですよ。そのプロライダーたちに会えるチャンスがあるというのは、僕にとっては大きかったです。

Photo by Hikaru Funyu

SHADE:

確かに東京にいるといろんな人との出会いっていうのはありますよね。
僕もそれは東京に行く度に思いますね。

白石 大輔:
SHADEさんは東京に出る予定とかはありますか?

SHADE:
いや、やっぱり群馬が好きですね。
特に今地元企業からスポンサーについて頂いているのもありますし。

白石 大輔:
めっちゃすごいじゃないですか!
どういった会社さんなんですか?

SHADE:
ひとつは群馬日栄興業 有限会社さんって言って。
板金加工とか溶接の会社さんです。

白石 大輔:
また面白いですね。
どういった経緯で板金加工の会社さんがスポンサーになってくれたんですか?

SHADE:
実は…社長さんが僕のダンスレッスンに来てくれてて。

白石 大輔:
えー!

プロフィール

  • SHADE

    SHADE

    群馬県出身・在住のブレイクダンサー。関東を中心に活動するB-Boy CREW「ARIYA」のメンバー。 ブレイクダンスの基礎的な要素であるトップロック、フットワーク、パワームーヴを全て高水準で行うスキルに加えて、クラシックバレエで培った関節の柔軟性を活かしたユニークなフリーズやフロア技で多くの人を魅了する唯一無二のスタイルを持つ。 15歳からブレイクダンスを始め、国内外の数多くの大会で結果を残し、現在はパリ五輪・ブレイクダンス強化選手に指定されている。また、地元・群馬県のブレイクダンス連盟「GBDA」に所属し、群馬でのブレイクダンスの活性化と普及に努めている。

  • 白石 大輔

    白石 大輔

    愛媛県出身、東京在住のBMXライダー。 高校卒業後からBMXに乗り始め、その後ビデオ制作を開始。 次第に海外のBMXメディアから注目され、2016年にはNYのBMXパーツブランド「animal」のインターナショナルチームにスカウトされる。 翌年から日本のBMXブランド「ALIVE INDUSTRY」のチームメンバーに。 現在はプロBMXライダーとしての活動しながら、BMXメディア「MOTO-BUNKA」の編集長として、日本にBMX文化を広めるためのアクションに力を入れている。