B-BOY SHADE 地元・群馬への思い
白石 大輔:
SHADEさんは今後もずっと群馬で活動していきたいって感じですか?
SHADE:
そうですね。
地元に貢献していきたいっていう気持ちがずっとあったんで。
今は自分が大学の時に色々お世話してもらった先輩たちとスタジオをしているんですけど、東京に出ない方が、地元の子たちにダンスを教えたりとか、ブレイクダンスを地元で広める活動はしやすいのかなって思ってます。
白石 大輔:
自分のダンススタジオがあるんですか?
SHADE:
自分がスタジオやってるわけじゃないんすけど、先輩がスタジオを運営してて、そこで教えてます。
あとは尊敬してる先輩で、“ALL AREA”っていう有名なブレイクダンスチームのメンバーのTKC7さんって方がいるんですけど、その方も群馬でずっとやってるんです。その先輩たちと「B-BOYがダンスで生活できる環境を作りたいね」ってずっと話してて。そういうのを一緒に今やれてるんで、それが地元で続けてて良かったことかなって思いますね。
白石 大輔:
良いですね。
ブレイクダンスはオリンピックの競技にもなったし、そこに絡む企業や人ももっと増えそうですね。
SHADE:
そうなんです。スポンサーって発想は特に大事かなと思ってます。ダンサー以外の人や企業とも絡むことで、もっと市場が広がっていくと思うので。今後も僕が活動そういった活動をすることで、若いB-Boyの目標になれるようにしたいですね。
白石 大輔:
応援してます!
SHADE:
ありがとうございます!
対談を終えて
今回の対談を通して、お二人が感じたことを一言で表して頂きました。
白石 大輔:
「自由」
白石 大輔:
「自由」はダンスもBMXも自由に楽しんでほしいという思いで書きました。今、何かパッて出た感じですね。
SHADE:
「発信」
SHADE:
白石さんの話聞いてやっぱ発信していくことで、何か誰かにつながるんだろうなっていうのがあったんで。
苦手な部分なんですけど、意識してやっていこうかなと思いました。
プロフィール
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群馬県出身・在住のブレイクダンサー。関東を中心に活動するB-Boy CREW「ARIYA」のメンバー。 ブレイクダンスの基礎的な要素であるトップロック、フットワーク、パワームーヴを全て高水準で行うスキルに加えて、クラシックバレエで培った関節の柔軟性を活かしたユニークなフリーズやフロア技で多くの人を魅了する唯一無二のスタイルを持つ。 15歳からブレイクダンスを始め、国内外の数多くの大会で結果を残し、現在はパリ五輪・ブレイクダンス強化選手に指定されている。また、地元・群馬県のブレイクダンス連盟「GBDA」に所属し、群馬でのブレイクダンスの活性化と普及に努めている。
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愛媛県出身、東京在住のBMXライダー。 高校卒業後からBMXに乗り始め、その後ビデオ制作を開始。 次第に海外のBMXメディアから注目され、2016年にはNYのBMXパーツブランド「animal」のインターナショナルチームにスカウトされる。 翌年から日本のBMXブランド「ALIVE INDUSTRY」のチームメンバーに。 現在はプロBMXライダーとしての活動しながら、BMXメディア「MOTO-BUNKA」の編集長として、日本にBMX文化を広めるためのアクションに力を入れている。