B-BOY・SHADE ×BMXライダー・白石大輔 【後編】|Cross Street

ブレイクダンスとBMX、それぞれのストリートの発信が生み出す個性とは?

ライター:TARO

BMXメディア『MOTO-BUNKA』について

SHADE:
白石さんは普段、どんな活動されてるんですか?

白石 大輔:
仕事としてはBMXのアパレルとパーツの代理店をやってる他は、BMXメディア『MOTO-BUNKA』の運営ですね。雑誌作ったりDVD作ったり、イベントやったりしてます。あとは『MOTO-BUNKA』で繋がった方のプロモーションのお手伝いしたり、映像を作ったりとか。全部BMX関係のことすね。

【MOTO-BUNKAの雑誌「文化通信」】

SHADE:
『MOTO-BUNKA』っていうものが1個ブランドとしてしっかりあるから、色んな仕事ができてるってことですよね?

白石 大輔:
そうですね。
ありがたいことに。

SHADE:
すごいすね。
なんか1個メディアをしっかりブランドとして成り立たせてるのが、すごいです。

白石 大輔:
ありがたいすね。
ちょっと気になってたこと聞いてもいいすか?

SHADE:
もちろん。

白石 大輔:
さっきも話出ましたけど、僕たちの場合はスポンサーって物品支給が多くて、服をもらって着るとか、パーツを使うとかして外にアピールしてるんですけど、地元の板金屋さんとか、ダンスとは関係のない企業からサポートしてもらってるSHADEさんの場合、どうやってその企業をアピールしてるんですか?

SHADE:
服に会社のロゴ入れたシャツとかを着てバトルに出たりとか、
SNSを投稿する時はタグ付けしたりとかっていうぐらいですね。
何かそんなにこう、「これをやってくれ」とかはないです。

白石 大輔:
本当に応援してくれてるんすね。
見返りを求めない応援っていうか。

SHADE:
ですね。そこはめちゃくちゃ助かってます。
サポートして貰ってる「オートミライ」さんっていう地元の車の会社さんも、
地元の色んなところに寄付してるんですよ。地元を活性化させたいという思いがある会社さんで。そういう気持ちで自分にもサポートしてもらってるのかなって思ってて。本当にありがたいです。

【Auto Mirai ( 株式会社Aizawa Corporation) 】

 

プロフィール

  • SHADE

    SHADE

    群馬県出身・在住のブレイクダンサー。関東を中心に活動するB-Boy CREW「ARIYA」のメンバー。 ブレイクダンスの基礎的な要素であるトップロック、フットワーク、パワームーヴを全て高水準で行うスキルに加えて、クラシックバレエで培った関節の柔軟性を活かしたユニークなフリーズやフロア技で多くの人を魅了する唯一無二のスタイルを持つ。 15歳からブレイクダンスを始め、国内外の数多くの大会で結果を残し、現在はパリ五輪・ブレイクダンス強化選手に指定されている。また、地元・群馬県のブレイクダンス連盟「GBDA」に所属し、群馬でのブレイクダンスの活性化と普及に努めている。

  • 白石 大輔

    白石 大輔

    愛媛県出身、東京在住のBMXライダー。 高校卒業後からBMXに乗り始め、その後ビデオ制作を開始。 次第に海外のBMXメディアから注目され、2016年にはNYのBMXパーツブランド「animal」のインターナショナルチームにスカウトされる。 翌年から日本のBMXブランド「ALIVE INDUSTRY」のチームメンバーに。 現在はプロBMXライダーとしての活動しながら、BMXメディア「MOTO-BUNKA」の編集長として、日本にBMX文化を広めるためのアクションに力を入れている。