レペゼン:
3人とも仲良いですよね。
万寿:
そう見せてんすよ。周りには。笑
TAKUMA THE GREAT:
大人なんで。笑
レペゼン:
喧嘩とかするんですか?
万寿:
年がら年中ですよ。笑
TAKUMA THE GREAT:
特に制作中はバチバチやることもありますねー。
BAN:
でも、なんだかんだ気楽っすよ。
TAKUMA THE GREAT:
まあ、みんな10代から知ってっからね。
BAN:
衝突もしますけど、家族みたいな感じかな。
レペゼン:
確かに、ほんの1時間ぐらいですけど、家族っぽさめちゃめちゃ感じてます!
では、そんな皆さんの座右の銘を教えてもらえますか?
TAKUMA THE GREAT:
中学校の時に習字で書いたんだけど、「大器晩成」。でもいつ成するんだろうっていう…笑
BAN:
俺は、「Do what you feel in your heart to be right – for you’ll be criticized anyway.(あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どっちにしたって批判されるのだから。)」byエレノア・ルーズベルト(アメリカ第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻)
僕の基礎の考え方ですね。
万寿:
俺ねーんだよなー。考え中ってことで。笑
レペゼン:
「ない」っていうのも含めて、ここもやっぱり、全然考えていることが違いますね!!
今後の展望を教えてください。
万寿:
HOOLIGANZはワールドワイド組だから、海外でもライブやったりしたことあるんですけど。
ロサンゼルスでライブやったり、映像を台湾で撮ったりとか、人がやってない自分たちの良さでもあるんだけど、日本じゃない要素が入ってる人間がいるラップグループだから、あんまり縛られずに、いろんなところに発信したいですね。
レペゼン:
かっこいいー!!でも、みんないい意味でばらばらの個性が集まってる感じが、本当にそんな感じですよね。
HOOLIGANZが楽曲作る時のモチベーションはどこにありますか?
万寿:
できた曲をライブで早くやりたいっていうのをひたすら繰り返すってことかなー。
やっぱりライブだよねー。
TAKUMA THE GREAT:
ライブだね。
万寿:
これライブでやりたいっていう曲をいかに作るかが俺は一番モチベーションになってるかなー。
レペゼン:
曲を作って終わりではなくて、やっぱり現場ってことですね。
TAKUMA THE GREAT:
俺らは、現場に自信があるんですよ。誰にも負けないっていう。プラス、3人とも色が全然違うんで。
それがライブで出る時のパワーに関しては、自分たちでもまだわかりきれてないところがあって。そういうこともあるんでライブを意識して曲作ってますね。
万寿:
ライブでできないことは曲でつくんないよね。ここライブでは息継ぎできないよみたいなところがあれば、これはやめるし。
TAKUMA THE GREAT:
ほんとにみんな、普段から聴いてる音楽も、バックグラウンドも違うので、それがグループとしてまとまんないんじゃないかって思ったんですけど、以外とまとまってる部分があって。
それを自分らでも楽しんでる感じですね。「その発想、俺になかったなー」とか。
万寿:
確かに。
レペゼン:
似た者同士が集まればいいってことでもないんですね!
BAN:
ほんと、みんなバラバラっす。でも、それが俺らの武器みたいになってますね。
レペゼン:
最後に、告知ありますか?
万寿:
HOOLIGANZは全員揃っての活動と、3人それぞれのソロ活動の両方で曲作って出してます。
2018年は、万寿、TAKUMA、BANみんな新しいソロ音源を作ってリリースするので楽しみにしてて欲しいです!
新曲リリースまでの間、すでにリリースされている、HOOLOGANZの曲とTAKUMAのEPと俺のアルバムがiTunesから聞けるので、ぜひ聞いてくださいー!!
HOOLIGANZ「Tune Up Holiday」
https://itunes.apple.com/jp/album/tune-up-holiday/1232473765
TAKUMA the great「BOOMBAP SAINTS – EP」
https://itunes.apple.com/jp/album/boombap-saints-ep/1330321203
TAKUMA the great「BOOMBAP SAINTS season2 – EP」
https://itunes.apple.com/jp/album/boombap-saints-season2-ep/1371214063
万寿「kazane」
https://itunes.apple.com/jp/album/kazane/1375424384
レペゼン:
新曲楽しみですね!!必ずチェックします!!
インタビューは以上です。ありがとうございました!!
バランス。3人にインタビューをしてこの言葉が思い浮かんだ。話を聞けば聞くほど本当にバラバラの3人だが、マイクを握れば同じ方向に向く。一人がふざければ、一人が突っ込み、一人は道を作る。
こんな自然なやりとりが歯車となり、HOOLIGANZはヒップホップ界を進み続けている。チーム、家族、仲間を大切にできる人は強い。
それを、理解しているだけではなく、体現しているHOOLIGANZ。今後ワールドワイドの舞台で3人の歯車がどう動くか、楽しみである。
万寿 Instagram:mangy_prz
TAKUMA THE GREAT Instagram:takuma310
BAN Instagram:band_k_asamoa
Interview by ABE HONOKA
日本のストリートをレペゼンしよう。