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非日常であるクラブパーティ。その演出には多くの人が関わっています。クラブ、そしてエンターテインメントの現場に立ち続けるDJのカバンには、いったいどんなモノが入っているのだろう?そんな単純な理由から立ち上がったこの企画。中々見ることの出来ないパーティメーカーのバッグの中身を現役DJであるDJ SHUNSUKEが鋭く切り込む企画です。
第六回はこの企画のライターでもありクラブDJとして活動するDJ SHUNSUKEのカバンの中身をレペゼンが覗いてみました。
DJ SHUNSUKEのカバンの中身はこちら!
スケジュール帳
SHUNSUKE
:昔は書いててこの数年はやめてたんですけど、年末くらいから書いてます。色々な仕事の予定があるので忘れないように。やっぱり書いた方が覚えますね。
文房具
SHUNSUKE
:色々持ってます。一番使うのは蛍光ペンですかね。クラブ以外の現場では台本がある場合が多いので、DJのパートがちゃんと分かるようにこのペンでマーキングしたりしてます。
記者ハンドブック
SHUNSUKE
:DJ以外に、ライターの仕事をしているので勉強の為に電車とかで読んでます。学が全然無いので必須ですね。言葉の意味や、漢字とひらがなでの表現の違いとか書いてあります。本っていうものではないんですけど、読んでるとへえーってなります。
東京タイムスリップ
SHUNSUKE
:渋谷や東京の歴史を調べて記事にしたりする仕事もしているので、参考資料として持ってます。1980年代と現代を比較した写真がたくさん載っています。この本すごく面白いです。
サウナメガネ
SHUNSUKE
:メガネの愛眼さんが出しているサウナ専用メガネです。”サウナイキタイ”っていうサイトとコラボしたやつですね。裸眼でサウナに入ると、12分計とかも見えません。DJの前に早く家を出てサウナに行ったりする時の為に持ち歩いています。
ハンドクリーム
SHUNSUKE
:手が荒れやすいので冬場は持ってます。ドンキホーテで198円でした。
ミンティア
SHUNSUKE
:たまたまミンティアでした。この類は何か持ってますね。強いお酒飲んだあとは口の中気持ち悪くてその後食べますね。
ピップエレキバン
SHUNSUKE
:実は肩こりがひどくて。こり過ぎて頭が痛くなったりした時に使います。左肩が特に凝りやすくて今も貼っています。磁気の力はすごいです、効きます。
ウェットティッシュ
SHUNSUKE
:そんなに頻繁には使わないんですけど持ってます。マナーですかね。
歯ブラシ
SHUNSUKE
:夜のDJ終わった後すぐに朝からDJしなきゃいけない時とかに使ってます。家に帰れないので。あとは眠くなっちゃった時とかに目覚ましで歯を磨いたりしますね。
爪切り
SHUNSUKE
:起きてる時間が長いからか爪が伸びるのが早いです。忘れがちなのでカバンに潜ませてます。
メガネ拭きシート
SHUNSUKE
:マスクしてるとすぐ曇るので、持ち歩いてます。曇り止め機能のあるものも持ってます。
絆創膏
SHUNSUKE
:怪我対策です。
痛み止め薬
SHUNSUKE
:どこか痛くなった時に使います。僕は痛風を持ってるんですが、尿酸値を下げる薬は飲み切ってしまったので代用したりします。
二日酔いの薬
SHUNSUKE
:一緒にイベントをやってる後輩がくれました。これはとても僕の体に合っていて、どんなに酔っ払っててもこれ飲んで寝ると次の日嘘みたいによくなります。普通には買えないみたいです。もう無くなりそう。
MacBook Pro
SHUNSUKE
:2019年モデルです。2019年の年末に買いました。忘れもしません、2019年の12月の20日位ですかね、DJ後に仲間と渋谷の富士そばで食事をしてたら盗まれてしまって。年末繁忙期に大変な事になった…と絶望しながら急いで買ったモデルです。DJと音源編集に使ってますが元気に稼働してくれてます。
ヘッドフォン
SHUNSUKE
:DJを始めるにあたって一番最初に買ったターンテーブルがテクニクスセットみたいなやつでした。ターンテーブルもミキサーもテクニクスで。それについていたのがこのヘッドフォンと同じ形のものでした。なので、最初に使ったヘッドフォンと同じ形です。壊れた時に他のメーカーのものを使ったりもしたんですけど、どうしてもしっくりこなくて。海外から取り寄せたりもしてたんですけど、仕様を新たに販売されたので買いました。僕はずっとこれを使うと思います。
イヤフォン
SHUNSUKE
:JVCの1000円くらいのやつです。電車に割と長い時間揺られるので、その時にPCと繋げて音源編集したり、楽曲にマーキングしたりしています。
PCケース
SHUNSUKE
:このコーナーでDJ YAZ君が使ってるのを知って真似しました(笑)落としても壊れないってあれだけ言ってたので信用できるなこれは!と。これで飲んで転んでも壊れない!
変換プラグと予備の変換プラグ
SHUNSUKE
:何かのショックでアップル純正のUSB変換プラグが断線した時の予備で持ってます。応急処置用としては使えるので持ってます。ダイソーで買いました。
リュック
無印良品で買いました。リュックは無印で買うことが多いです。ブランド物とか使ったこともありますけど、結局汚れるので安くて使えるものがいいだろうと思っていたところ無印良品にたどり着きました。前使ってたのはもう少し小さかったんですけどこの企画でみなさんのカバンを見てポケットが沢山ついてるものに変えました。便利です。
レコード時代とPC時代の違いと音楽の聴き方について
SHUNSUKE:僕は結構田舎に住んでいたのでレコードを積んで車でDJをしに行ってました。パーティ終わって、車の中で寝て昼過ぎに帰るっていうような事を続けていたのでPCでDJ出来るSERATOが登場した時は飛びつきました。レコード代が浮くっていうよりも車で行き来することのしんどさを考えたらこんなにも楽なものはないなと。いつか事故って死ぬんじゃないかと思ってたし。電車で行くこともあったけどすごい量を持って行ってたので本当に辛かったですね。
レペゼン:今考えるとレコードを運ぶってすごい作業ですよね。
SHUNSUKE:PCでDJ出来るようになって本当に楽になりました。ただ、レコード自体には思い入れがあるので引越しのたびに処分しようか迷いますけど捨てられないですね。20代の頃、スニーカーも服も買わずに全てを捧げたのがレコードだったので。
レペゼン:家でレコードって聞くんですか?
SHUNSUKE:聞くのは古いものが多いです。80’s.70’s.60’sとかですね。変わらないベーシックな音楽をジャンル問わずに聞くことが多いです。レコードに関わらずなんですが、家では仕事モードの時以外、新しい曲はあんまり聞かないですね。頭をリセットしてます。ただ、移動中とかは新しい曲を聴いてますかね、クラブではどんどん新しい曲を掛けていきたいと思ってるので。この話も長くなるのでまた今度にしましょう。(笑)今日はインタビューしていただいて有難うございました!
プロフィール
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ブラックミュージックに多大な影響を受け2001年よりDJとしてのキャリアをスタート。 東京のナイトクラブを中心に全国で活動中。 長いキャリアに裏付けされた幅広い選曲と独特の空気感は多くのファンを惹きつける。ナイトクラブに関わらずDJの一般的認知の拡大を目指し、ラジオ局Inter FM のプログラム「TOKYO SCENE」でのDJ、ライター活動、地方ラジオ局への出演及び楽曲提供、インターネットメディア「ABEMA TV」 への出演、NIKE.PUMA.Atmos.Dyson.H&MのレセプションパーティDJ等でも活動を続けている。 現場第一主義を貫きつつ、DJの存在意義を多方面へ伝えるべく活動する彼に今後も注目である。