DJ KAY|DIGかばんの中身 Vol.5

数多くのフライヤーデザインを手掛けながらDJとしても活動するKAYの鞄の中身をチェック!

ライター:DJ SHUNSUKE

非日常であるクラブパーティ。その演出には多くの人が関わっています。クラブ、そしてエンターテインメントの現場に立ち続けるDJのカバンには、いったいどんなモノが入っているのだろう?そんな単純な理由から立ち上がったこの企画。中々見ることの出来ないパーティメーカーのバッグの中身を現役DJであるDJ SHUNSUKEが鋭く切り込む企画です。

第五回は多くのパーティのフライヤーデザインを手掛けながらDJとしても活動するKAYさんです。

DJ KAYのカバンの中身はこちら!

MAC BOOK PRO 15Inch

KAY:
2017年のものです。これでDJもします。自宅ではデスクトップを使うんですが、出先で打ち合わせをしたりするときはこれでも作業が出来るようにしてます。

外付けHDD

KAY:
この中にはデスクトップデータを入れてます。デザインデータとかですね。外出先で仕事をする時とかにMAC BOOKとこれがあれば作業できるように。あとは音源も入ってます。

iPAD

KAY:
打ち合わせの時にサンプルを見せる場合に使います。既にデザインし終わって入稿データに近いものを提示する時に使います。あまり出番は多くないような気もしてます。

ノート

KAY:
デザインの会社にいた頃に社長からいただいたものです。打ち合わせの初期にデザインの希望を絵で描いて説明をするのに使っています。その場で大まかなイメージを共有する時に使っています。

ART BOOK

KAY:
80年代から2000年代初期のHIPHOPのジャケットが載っている本と、90年代のHIPHOP以外のジャンルのジャケットが載っています。フライヤーデザインの時にインスパイアさせてもらったり勉強する時に眺めたりしてますね。単純に凄く面白いです。

ヘッドフォン

KAY:
メーカーとかよく分かんないんですけど、楽天のDJヘッドフォンランキングで1位で3000円くらいでした(笑)前はDENONの高いやつを使ってたんですけど、こっちの方が耐久力が良いです、全然壊れないです。モニターも取りやすいし全く問題ないですね!

ミンティア

KAY:
これは結構必需品です。レモン味です。どんな時に食べるかというとテキーラのショットを飲んだ後です。レモン味がテキーラと合います。口の中のテキーラの味を消すためにいつも持ってます。

タバコ

KAY:
ずっとこれ吸ってます。専門学校の19才の時からこれを吸ってますね。

名刺

KAY:
自分の名刺には顔写真を入れてます。クラブで渡しても顔を覚えていないことも多々あるので、きちんと覚えてもらえるようにしてます。企業との仕事とかしっかり打ち合わせがある仕事だとやっぱり名刺は必須ですね。

香水

KAY:
誕生日に友人からいただいたものです。MigosのVersaceが流行った時にいただいて、それからずっと気に入って使ってます。思い出がありますね。

目薬

KAY:
めちゃくちゃドライアイなんです。レーシックしてるんですけど、そこの病院の先生にこれが良いよって教えてもらって使ってます。ちょっと風の強い日に外歩いてるとすぐ目が真っ赤になって様子のおかしな人みたいになるので必ず持ち歩いてますね。

釣りグッズ

KAY:
釣りが好きです。打ち合わせの時に釣具屋とか見かけるとつい買っちゃいます。これも今日買いました。最低週に一回くらいは行ってます、多い時は三回くらいかな。一番好きなのはダムでのバス釣りですね!

絆創膏

KAY:
釣りとは関係なくて怪我した時とかに渡したりしてます。周りで怪我した人がいたらそっと差し出します。釣りの時は全然血とか気にならないので釣りの時は使いません。釣りと関連してなくてすいません。(笑)

カメラ

KAY:
動画撮影の時に使います。ミュージックビデオの撮影と編集をする時に使います。今日はスタビライダーとかは持ってきていないんですけど、これで撮影をしていますね。。静止画用のカメラも持ってるんですけど、動画を撮る機会が最近増えてきたのでこのカメラの出番が凄く増えてます。

NIKEのリュック

KAY:
汚れるのでとにかく黒がいいです。拘りとしてはNIKEで黒でシンプルなデザインってことくらいかなと思います。とにかくクラブって汚れるじゃないですか、お酒掛かったり。なので汚れが目立たない黒っていうのは拘りかもしれないです。

異色の経歴!?いかにしてDJ/デザイナーになったのか。

SHUNSUKE
:きちんと聞いたことがなかったんだけれど、デザインの学校に通ったりしてたの?

KAY
:専門は自動車整備学校に行ってました、車が凄く好きで仕事にできたら良いなって思いながら専門に行ったんですけどエンジンとかに然興味がないことに気がついちゃって。見た目が好きだったんですよね。授業とか全然面白くなかったです。友達は面白いやつが沢山いたので楽しかったんですけどね。

SHUNSUKE
:そこからどうやってデザイナーになったの?

KAY
:専門を出て、一回整備士をやりました。でも色々合わなくて辞めちゃってバイトしたりしたんですけど、その頃にDJ始めたんです。東京でDJしたいなって思うようになって、東京でDJするなら東京で仕事しないとっていう考えがあって先輩に仕事を紹介してもらったのがデザインの事務所でした。そこで正社員として働きながらデザインを覚えたって感じですね。7年間勤めて、フリーになって今に至ります。

写真スタジオもやっている事務所だったのでキャバクラ嬢のバースデーポスターのデザインイメージだったりそう言うのもやってました。DJもしていたので出演するイベントのフライヤー作成から始まって、少しずつフライヤーの仕事が増えていきましたね。フリーになるまではそれなりに時間がかかったように思います。

SHUNSUKE
:自動車整備士からデザイナーっていうのもかなり珍しい経歴だと思います。僕の周りにはいない経歴です。コツコツやってきたということなのですね!今日はありがとうございました!

KAY君のデザインはHPから確認できますのでぜひ皆さんご覧になってください!
お仕事依頼も是非!きっとあなたのイメージをかっこよく仕上げてくれますよ!

 

プロフィール

  • 2009年にDJ活動をスタート。 HIPHOPを軸としたプレイスタイルで都内を中心に活動中。共にデザイナーも務め、イベントフライヤーやアパレルデザイン、ミュージックビデオ制作もこなす。

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