第四回 ストリート川柳
“ブレイキンスペシャル”
ヒップホップ・ストリートカルチャーシーンで起きる何気ない出来事を、ユーモア、センス、アツいバイブスで表現した川柳を募集し、優秀作を決定するレペゼンの読者参加型企画「ストリート川柳」。
第四回は、東京・丸の内の商業施設、KITTEで2025年3月2日に行われたブレイキンをテーマにしたイベント『踊る、マルノウチ。つながる、ブレイキン。〜サイファーでつながる○と縁〜』とスペシャルコラボ!イベントにちなみ“ブレイキンスペシャル”で開催していました!応募総数は過去最多1399句!イベントゲストである豪華審査員の厳正な審査の上、結果発表をイベント内で行いました!
ストリート川柳史上最強の
審査員たちがうなった30句
第四回の審査員は、ブレイキン世界王者・AMI(湯浅 亜実)選手、日本を代表するブレイクダンサー・AYUMI(福島あゆみ)選手、登録者80万人を超えるオタク×ブレイクダンスで大人気のYouTuber「REAL AKIBA BOYZ」の涼宮あつきさん。そして、これまでに続き審査員長として芸能界随一のヒップホップヘッズ・お笑いコンビ・カミナリの石田たくみさん、さらに、満を辞して相方のカミナリ・竹内まなぶさんも初参戦。
*「AMI賞」「AYUMI賞」「涼宮あつき賞」「たくみ賞」「まなぶ賞」「KITTE賞」はこちら!
今回は惜しくも個人賞を逃したものの、敢闘賞を受賞した作品30句を発表します!!
敢闘賞に選出された方には「レペゼン特別ステッカー」を贈呈!審査員をうならせた30句はこちら!
敢闘賞 [ 30句 ]
愛知県 さごじょう(40代)
ダンスこそ 英語以上の 共通語
東京都 月うさぎ(50代)
AMIだした 多彩な技で ブレイ金
東京都 さささん(50代)
かゆいとき バックスピンで 背中かく
宮城県 未砂(40代)
手始めに ダンサーネーム 考える
千葉県 クルクミン(30代)
その床で Aトラやるとは さすがだな
栃木県 MC ナスティ那須 a.k.a. 山宗雲水(40代)
ネタ切れで 頭の中が フリーズし
神奈川県 つべる(30代)
言葉より 踊り場繋ぐ 人と人
滋賀県 マツサトリューヘイ(60代)
スワイプス 腰は上がらず 息上がる
埼玉県 ミナト(30代)
ブレイキン みんなちがって みんないい
埼玉県 ノグ(30代)
今出来た 誰も見てない 撮れてない
熊本県 貴田雄介(30代)
久々に やったら腰を ブレイキン
京都府 よっしゅしゃーく(40代)
髪の毛きれると 坊主にしてたら 毛根しんでた
東京都 いぬおた(30代)
ブレイキン カミナリ走る たくみな技
岐阜県 けんちゃん(30代)
讃え合う 勝ち負けよりも 価値がある
宮城県 おみくじあたり(30代)
ブレイキン 早く見たくて 俺退勤
東京都 やこらん(60代)
バトル後は KITTEも切れぬ 絆の和
兵庫県 b-boyあったかいきゅうりはまずい(30代)
空港の ツルツルフロア まわりてぇ
兵庫県 まいく(40代)
薄毛かな?ヘッドスピンで? 加齢かな
兵庫県 やすよ(40代)
練習の 前にリビング まず片す
滋賀県 PON5(50代)
駄々こねる 娘思わず ズールスピン
神奈川県 マイクラおかん(40代)
ダイヤより 光るフロアの 汗と技
岩手県 てるえるを(30代)
ブレイキン 田んぼでやれず 上京す
神奈川県 akkibowie(30代)
はじめての 駅に着いたら 床チェック
福岡県 ねこきゃっと(40代)
岡村「さん」 やってる人は 「さん」つける
東京都 B-boy チン(40代)
良い文化 勝っても負けても リスペクト
東京都 広告代理店マン(30代)
入社式 ヘッドスピンを やらされる
静岡県 minori(10歳未満)
買い物中 床見て思ふ 回れそう
東京都 WINGZERO(30代)
意気込んで 練習きたけど 着替え無い
京都府 しおん(20代)
練習に 上手い人来て 踊れない
東京都 AYANE(20代)
ゴツい首 初期は恥じたが 今勲章
※受賞者の方には順次個別に連絡させて頂きます
結果発表の様子は近日中に
ポッドキャストで公開!
結果発表の様子は近日中にポッドキャストにアップします!お楽しみに!
ご応募いただいた皆様へ
1399句という過去最多の応募、ありがとうございました。惜しくも個人賞には選ばれなかったものの敢闘賞もすばらしい作品ばかりでした。今後もストリート川柳をみんなで盛り上げていきましょう!引き続きチェックよろしくお願いいたします。
プロフィール
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埼玉県出身。Good Foot Crewに所属するB-Girl。10歳の時に本格的にブレイキンを始め、日本を代表するブレイクダンサーのB-Boy Katsu Oneから学んだあと、B-Boy TaisukeとB-Boy Wataからも影響を受け、今でもこの3人をリスペクトし、インスピレーションの源としている。意識している彼女のスタイルは、ファウンデーション、フットワーク、バーン、パワームーブを組み合わせたスムーズなフローからも見て取れる。2018年には『Red Bull BC One World Final』優勝、2019年、2022年の『WDSF World breaking championship』優勝。2023年には『Red Bull BC One World Final』で2度目の優勝を勝ち取った。そして2024年の『Paris 2024 Olympic Games』で、ブレイキンが新競技として注目を集める中、初代女王に輝いた。
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京都府出身在住のB-Girl。BODY CARNIVAL CREW所属。「自分の殻を破る」をテーマに、勝ちを目指し自分自身の価値をダンスで表現することを追求している。男性有利なブレイクダンスにおいて、女性のみの大会だけではなく、「女性でも男性に通用する」ということを証明し、世界中のB-Girlに大きな影響を与える存在となった。また、インターナショナルに活動を行い、ヨーロッパ、アメリカ、南アメリカ、アジア、オーストラリアなど、多くの国々からジャッジやワークショップ講師、ゲストバトラーとしての依頼が絶えず、現役ダンサーとしてワールドワイドに活動をしている。普段はインターナショナルスクールでダンス講師やレッスンをしながら活動。仕事とダンスを両立し、世界のトップシーンで活躍できる姿が多くの人に勇気を与えている。2024年パリオリンピックのナショナルチーム「TEAM JAPAN」としてオリンピック出場を果たし ストリートカルチャーとダンススポーツのシーンの懸け橋となり、 現在も現役で活動し続けている。『全日本ブレイキン選手権2023 優勝』『WDSF世界選手権』 『WORLD BREAKING CHAMPIONSHOP 2023(ベルギー) 準優勝』『olympic qualifier series2024(ブダペスト)優勝』『olympic qualifier series2024(中国)準優勝』『Paris Olympic 2024 5位入賞』
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YouTubeチャンネルの登録者数75万人を超えるアニソンダンスグループ「REAL AKIBA BOYZ」のメンバーとして活動。また老舗ブレイクダンスチーム「WASEDA BREAKERS」の一員としてもストリートダンスシーンで活躍する反面、アニソン×ダンスのシーンに大きな発展をもたらすイベント企画やプロデュースも担当。代表的なイベント「あきばっか~の」はNHK「ノーナレ」、TBS「ラヴィット!」をはじめ、TV番組にも多数特集で取り上げられるなど、シーン内外から注目を集めている
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茨城県出身のお笑いコンビ。2011年に幼なじみの竹内 まなぶ(写真左)と石田 たくみ(写真右)で結成。いばらき大使・鉾田大使を務めている。2016年、2017年の「M-1グランプリ」では決勝に進出。現在テレビ東京「おはスタ」「デカ盛りハンター」、テレビ朝日「 いばらき推し 」、NHK「やさいの時間」、とちぎテレビ「カミナリのチャリ旅~シーズン7」などレギュラー番組に多数出演中