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第三回 ストリート川柳
今年1月10日より開催していた第三回「ストリート川柳」。ヒップホップ・ストリートシーンで起きる何気ない出来事を、ユーモア、センス、アツいバイブスで表現した川柳を大募集していました。審査員長は、お笑い界随一のストリートヘッズ、お笑いコンビ・カミナリの石田たくみさん。
そして今回はゲスト審査員として、今最も勢いに乗るヒップホップクルー・梅田サイファーのKZさんと、
登録者70万人超え!オタク×ダンスで大人気のYouTuber・REAL AKIBA BOYZの涼宮あつきさんが参戦!
「最優秀賞」には賞金3万円!そのほか「優秀賞」、ラップにまつわる川柳No.1を決める「ラップ賞」、ダンスにまつわる川柳No.1を決める「ダンス賞」、たくみさんの個人賞である「たくみ賞」、「敢闘賞」にも豪華賞金・賞品を贈呈します!
※受賞者の方には順次個別に連絡させて頂きます
受賞作品決定!
今回、全国から寄せられたストリート川柳の数は第一回、第二回を超える過去最多1303句!たくみさん、KZさん、あつきさん、レペゼン編集部による厳正な審査の末、各受賞作品が決定しました!賞金3万円を手にするのは一体どんな作品なのか!?第三回ストリート川柳、受賞作品の発表です!ちなみに今回の審査の模様をPodcastやレペゼンSNSで公開!さっそくチェック!
選考会の模様はこちらから
※37分30秒~「テキカクに フロア湧かせる 韻ボイス」は神奈川県 つべるさんの作品です
最優秀賞(賞金3万円)
大阪府 ちゅんすけ(50代)
生活は
タンテみたいに
回らない
たくみさんコメント
韻こそ踏むことなくシンプルな作品ながら、暗さもあって、その暗さがストリートっぽくてカッコいい。THA BLUE HERB・ILL-BOSSTINOさんっぽさも感じるこれぞストリート川柳な一句!おめでとうございます!
※受賞者の方には順次個別に連絡させて頂きます
優秀賞(賞金1万円)
東京都 さささん(50代)
「ブタ野郎!」
バトル終われば
「またやろう!」
たくみさんコメント
「こんな奴に負けるか」という気持ちで戦ったとしても、バトル後はピースに終わる。これはヒップホップの永遠のテーマだと思いますし、そうあってほしい!韻もしっかり踏んだ見事な川柳でした!
栃木県 MC ナスティ那須 a.k.a. 山宗雲水(40代)
雷で
学ぶ巧みな
ライミング
たくみさんコメント
「カミナリ」「雷家族」「まなぶ」「たくみ」とかけまくりの作品。できれば自分に関わるものは選びたくなかったですが…(笑)、審査員一同「上手い!」と唸らされました!
※受賞者の方には順次個別に連絡させて頂きます
敢闘賞(レペゼン特別ステッカー)
東京都 とろろ(20代)
起死回生 凹んだ時こそ いい詩書け
兵庫県 パンと紅茶(30代)
欲しかった ヴァイナル定価の 倍になる
埼玉県 笑納豆(20代)
初レッスン はじめの一歩 否、六歩
愛知県 ナカジマ(40代)
お母さん 俺の一番 コアなファン
愛知県 はっぴいあ(30代)
テスト出ぬ ラップで覚えた 英単語
東京都 トーゴグチヤマ(30代)
登るたび 伸びる背筋の シスコ坂
奈良県 ねぼすけ(60代)
路上から 五輪に出世 ブレイキン
福岡県 月神 鳴(20代)
外せない 体の一部 ビーニーは
東京都 DARK STREET HAPPINESS(40代)
スポンサー こんな俺にも ついたんだ
神奈川県 日本ワーム選手権(30代)
練習で 握手するけど 誰だっけ
愛知県 さごじょう(40代)
スニーカー 履く用抱く用 眺める用
東京都 口野萌(20代)
尖るディス お年寄りには 譲る椅子
鹿児島県 盟主クサイ(40代)
風呂よりも ヘッズととのう フロウかな
愛媛県 のほほん(30代)
ダンスより チケットノルマ 頑張った
大阪府 チャーミー(30代)
照明が 点かないうちは モテていた
東京都 なおこ(40代)
HARLEMは 柱でステージ 見えないよ
愛知県 リモコンてんこ盛り(20代)
ライブだけ 観ようかお財布 次第だね
宮城県 未砂(40代)
a.k.a ついたX チェックする
兵庫県 青山(30代)
初タンテ 1台買って 予算尽き
島根県 スマッシュ(30代)
バトル前 みんなやり出す 床チェック
東京都 さささん(50代)
川柳で 競う戦友 みなセンキュー
※受賞者の方には順次個別に連絡させて頂きます
ラップ賞
ラップにまつわる最も優秀な川柳を決定する「ラップ賞」。決めるのはもちろんラッパーであるKZさん!受賞者にはなんとメンバー全員のサイン入り!梅田サイファー メジャー1stアルバム『RAPNAVIO』のバイナル(※療養中のSPI-Kさん以外のサインになります)を贈呈!そんな豪華すぎる賞品が贈られるラップ賞に輝いたのは…こちらの作品!
埼玉県 やすまる(50代)
みな踊る
ミラーボールに
照らされて
KZさんコメント
言葉の順番、情景描写が上手い。それに口に出すとめちゃくちゃ気持ちいいライムになっていること、老若男女がダンスフロアに溶け合っている様が「みな」という言葉で表現されているのが深い!ぜひ「RAPNAVIO」のバイナルをかけて踊ってください!おめでとうございます!
※受賞者の方には順次個別に連絡させて頂きます
ダンス賞
ダンスにまつわる川柳No.1を決定する「ダンス賞」。決めるのはブレイクダンサーである涼宮あつきさん!受賞者にはREAL AKIBA BOYZ サイン入りオリジナルTシャツ(Mサイズ)が贈られます!あつきさんの心を掴んだのは一体どんな作品なのか!?ダンス賞に輝いたのは…こちら!
福岡県 かっすん(20代)
試着室
鏡相手に
ワンムーブ
あつきさんコメント
僕自身、昨日これやってました笑 GUの試着室でツーステップ踏んで笑 全ダンサーが絶対やってるまさにダンスあるあるな一句!REAL AKIBA BOYZ Tシャツを着て試着室でワンムーブしてください!おめでとうございます!
※受賞者の方には順次個別に連絡させて頂きます
たくみ賞
審査員長・石田たくみさんが選ぶ個人賞「たくみ賞」。受賞者には毎回コアな企画で話題沸騰中、イベントを開催すれば完売必至のYouTubeチャンネル「カミナリの記録映像」、サイン入りグッズTシャツ(白M・ネイビーL)をプレゼント!お笑い界きってのストリートヘッズ、たくみさんが選んだ個人賞は…こちら!
東京都 サバエモン(30代)
陰キャラも
韻を踏んだら
YO!キャラに
たくみさんコメント
ゴリゴリ系の人もクラスで隅っこにいたような人も対等でいられる。ほんとにいろんな人がヒップホップやっていいんだなっていうのが、この五・七・五に詰まってるなと感じました!おめでとうございます!
※受賞者の方には順次個別に連絡させて頂きます
選考会の模様はこちらから
※37分30秒~「テキカクに フロア湧かせる 韻ボイス」は神奈川県 つべるさんの作品です
総評
審査員長 石田たくみ(カミナリ)
たくさんのご応募ありがとうございました!こういう選考会って終わってみると「楽しくてあっという間」って言いがちですが、ちゃんと時間かかりました笑 審査員3人でずっと黙ってる時間とかあって、マジで選んだなっていう笑 みなさんの本気を感じました!次回の挑戦もお願いします!
審査員 KZ(梅田サイファー)
どの川柳もスキルフルでハイレベルで、正直驚くことが多かったです。その才能を眠らせておくのは勿体ないと思うので、何かに活かしてほしいです!みなさん、ラップしましょ。ほんまに。
審査員 涼宮あつき(REAL AKIBA BOYZ)
まさにこれがジャパニーズヒップホップなんじゃないかと感動しました。まさか“川柳”と“ストリート”の掛け合わせで、ここまで面白くなるとは!もっと広がってほしいです!ありがとうございました!
審査の過程をPodcast・レペゼンSNSで公開
「第三回 ストリート川柳 選考会」と題し、受賞作決定までの審査過程を全て公開!審査員のたくみさん、KZさん、あつきさんが、みなさんから募集した川柳にツッコミ、笑い、共感させられっぱなし!あまりのレベルの高さに審査は過去一で難航、悩みに悩み、選考を終えた3人からは「この1年で一番きつい仕事」、「頭痛い」という声が上がるほど。
「ストリートって何だろう?」と考えさせられるほど、審査員も本気で向き合った選考会の模様はこちらからチェック!
選考会の模様はこちらから
※37分30秒~「テキカクに フロア湧かせる 韻ボイス」は神奈川県 つべるさんの作品です
ご応募いただいた皆様へ
1303句という過去最多の応募、ありがとうございました。回を重ねるごとにレベルが高まるストリート川柳、惜しくも選ばれなかったものの「うまい!面白い!共感できる!」川柳がたくさんありました。
そこで、レペゼンでは今後、受賞こそしなかったけれど「審査員を唸らせた」「これは紹介したい」という川柳を公開していきます。ストリート川柳をみんなで盛り上げていきましょう!引き続きチェックよろしくお願いいたします。
プロフィール
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1988年生まれ。茨城県出身。2011年に幼なじみの竹内まなぶとお笑いコンビ「カミナリ」を結成。 2016年、2017年の「M-1グランプリ」では決勝に進出。 現在テレビ東京「おはスタ」「デカ盛りハンター」、テレビ朝日「 いばらき推し 」、NHK 「やさいの時間」、とちぎテレビ「カミナリのチャリ旅~シーズン7」などレギュラー番組に多数出演中。
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大阪、梅田サイファーが出自のラッパー。最新作は5th「SADACA」であり、4th「GA-EN」は品薄な状態になりつつある。UMB18、19、20にて3年連続、激戦区大阪代表の座を勝ち取る。さらに、全国の代表が集まる本戦でも大きな爪痕を残す。19年1月にリリースした「マジでハイ」がYoutubeにて 1130 万回再生を記録し、22年12月現在、そのTHE FIRST TAKEの出演動画がTiktTokでバズをおこし、現在2931万回再生中。23年22年のキングオブコントのオープニングテーマ曲も手がけ、話題沸騰。23年3月にメジャー1stアルバムをソニーエンターテイメントからリリース。ソロとしても年間50本近いライブを行い、全国各地の大小様々な箱でマイクを握る。ラッパーだけではなく、映像監督やトラックメイカーとしての側面を持ち、作詞としては人気コンテンツである「ヒプノシスマイク」にも作詞提供を行っている。
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チャンネル登録者数70万人超のアニソンダンスパフォーマー「REAL AKIBA BOYZ」として活動。 また老舗ブレイクダンスチーム「WASEDA BREAKERS」の一員としてもスト リートダンスシーンで活躍する反面、アニソン×ダンスのシーンに大きな発展をもたらすイベント企画やプロデュースも担当。代表的なイベント「あきばっか~の」はNHK「ノーナレ」、TBS「ラヴィット!」をはじめ、TV番組にも多数特集で取り上げられるなど、シーン内外から注目を集めている。