普段は中々見ることの出来ないパーティメーカーのバッグの中身を現役DJであるDJ SHUNSUKEが鋭く切り込む企画「DIG!かばんの中身」。これまで私、DJ SHUNSUKE本人も含めると15人ものパーティーメーカーのかばんの中身を覗いてきましたが、多くの方が持ち歩いているアイテムがありました。
それはズバリ「薬」。もちろん違法なドラッグではなくハードなパーティライフを乗り切る為、体調をキープする為のお薬です。音楽やパーティに関わるアイテム以外では最も多かったと言っても過言ではありません。
そこで、今回はスピンアウト企画として、これまで登場したお薬をご紹介していきます!
響声破笛丸料
「きょうせいはてきがんりょう」と読みます。
一般的にはあまり目にすることが少ないようなこのお薬。 声がれ・喉ケアの常備薬としてボーカリストやMCといった喉を酷使する職業の方からは愛されてきたお馴染みのお薬なんだそうです。MC BULL、MC YOU-KIDのお二方は当然のようにお持ちでした。お二方曰く、あっという間に喉の炎症を鎮め、出にくかった声がすぐ出るようになるんだとか。かなり多くの種類があるようで薬局で手軽に買えるものもあるようです。
胃薬
全国、世界を股にかけて活躍するパーティメーカーの皆さん、やはりお酒も沢山飲まれるようで胃をいたわるお薬もしっかりお持ちの方が多かったです。世界を飛び回るDJ IKUさんは「訪れたその地の食事を出来るだけ良いコンディションでいただきたいので!」とコメントされていました。また、ヘルベールを飲まれていたDJ FRIPさんは「これが本当によく効くんですよ!色々飲んだけどこれが一番効きます!」ともコメントしてくれました。DJの方の言う”飲み過ぎに効く”は本当に説得力があります。
二日酔いの薬
先ほどは胃をいたわるお薬を紹介いたしましたが、こちらは完全に”二日酔い対策”のお薬です。撮影当日は持ってきていなかったものの、持っている時も多いとコメントしたDJさん、かなり多かったです。「ヘパリーゼ」や「ウコン」などは一般的にも知られた二日酔い対策の飲み薬ですがDJともなると「ミラグレーン」と言ったお薬や「タチオン」「グルタチオン」と言ったちょっと専門的な薬を飲まれている方もいました。ちなみにこちらのグルタチオンは私DJ SHUNSUKEがパーティをしすぎた時に必ず飲むお薬です。こちらは市販されておらず、飲み過ぎで体調を崩した際に病院で処方していただきました。本当に何事もなかったかのように次の日起きれるので重宝しています。
痛み止め薬
急な頭痛、腹痛への対応として即効性のある痛み止めを持ち歩いている方も多かったです。ヤクルトスワローズのオフィシャルDJを務めるK.DA.Bさんは「調子が悪くなってもその場を離れることができないので、沢山持ち歩いてます。」とコメント。お腹が降った時用のストッパは効果抜群だとか!私、DJ SHUNSUKEは突発的な痛み対策としてロキソニンを持ち歩いています。様々な痛みに対応している便利な薬です。お恥ずかしい話ですが、痛風という飲み過ぎの勲章(自称)のような病気を持っています。痛風発作が起きるとロキソニン無しでは生活できなくなる為、絶対と言って良いほど持ち歩いてます。
パーティーメーカーと薬は切っても切り離せない?
パーティメーカーが持ち歩くお薬紹介、いかがでしたでしょうか?
パーティを演出する”代わりが効かない人間”と言える人たちは自らに対するトラブルシューティングもしっかりされています。全国津々浦々からパーティに参加するお客さんもいる訳で「体調が悪かった」を言い訳にガッカリなパフォーマンスとならないように様々な対策をしていることがうかがえますね!
プロフィール
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ブラックミュージックに多大な影響を受け2001年よりDJとしてのキャリアをスタート。 東京のナイトクラブを中心に全国で活動中。 長いキャリアに裏付けされた幅広い選曲と独特の空気感は多くのファンを惹きつける。ナイトクラブに関わらずDJの一般的認知の拡大を目指し、ラジオ局Inter FM のプログラム「TOKYO SCENE」でのDJ、ライター活動、地方ラジオ局への出演及び楽曲提供、インターネットメディア「ABEMA TV」 への出演、NIKE.PUMA.Atmos.Dyson.H&MのレセプションパーティDJ等でも活動を続けている。 現場第一主義を貫きつつ、DJの存在意義を多方面へ伝えるべく活動する彼に今後も注目である。