普段は中々見ることの出来ないストリートスターのバッグの中身を現役DJであるDJ SHUNSUKEが鋭く切り込む企画「DIG!かばんの中身」。取材へご協力いただいた皆さん、個性あるカバンの中身ばかりでしたが振り返ってみると「カバン」そのものについて注視した事が実は一度もありませんでした。今回はスピンオフ企画として改めてストリートスター達が持つ「カバン」について紹介していきます!
かなり幅広いブランドに分かれましたが纏めながら解説していきます。
1.SUPREME
誰もが認めるストリートブランドの王様、SUPREME。ブラックミュージックに纏わるデザインもこれまでに数多くリリースされており、ヒップホップパーティを見回すと必ず一人は身に着けているブランドと言えるでしょう。ファッション性の高さなどに注目が集まりがちですが、SUPREMEのカバンは利便性も非常に高く、4名のDJが使用していました。「ポケットが多くて単純に使いやすい」「かなり丈夫」というコメントが使用されている皆さんから聞かれました。
2.TUMI
トラベル、ビジネス、そしてライフスタイルアクセサリーの世界的なリーディングブランドとされるTUMI。世界中を飛び回るDJ VICEがコラボレーションしたり数々のヒットソングを手掛けたNYヒップホップ界のトッププロデューサーDJ Clark kentが制作協力をした事でDJ界隈でも話題になったブランドです。こちらも4名のDJが使用していました。「これを使ったら他が中々使えない。それだけ使いやすい。」「気合が入る。」「憧れ板カバンだった。」などの声が聞かれました。
3.ハイブランド
ナイトクラブに持って行くのには少し気を使ってしまいそうな、誰もが一度は耳にしたことのあるようなハイブランドのカバンを普段から使っているDJもいました。世界に名だたるブランドだけあり、その魅力は圧倒的な丈夫さだといいます。仲でも皮素材のカバンはメンテナンスをしっかりする事で長い間使う事が出来るそうです。「値段は高いかもしれないけれど、それを使う事で仕事をいっぱい取れるような気もする。」なんていう声も聞こえました。
4.MAKAVELICK
東京発のバックブランドであるMAKAVELICK。スクラッチの神と呼ばれるDJ QBERTをサポートするなどストリートシーンや音楽シーンとも密接な繋がりを持っています。近年はKITHとコラボしたりとその人気と知名度は大きく広がりを見せていると言えます。ストリートで活躍するスケーターやダンサーも愛用者が多く、カバンの中身の取材でも2名のDJが使用していました。「先輩からDJだったらMAKAVELICK使っとけ!」と言われたというDJもいるくらい利便性が高いものなんだとか!
5.NIKE
世界中にファンを持つスポーツブランドであるNIKEのカバンも2名のDJが使用していました。スタイリッシュな見た目とその機能性は魅力的で、いつの時代もクラブDJが使ってきたブランドと言えます。NIKEは数々のアーティストともコラボ企画を実現させており、これまでにTRAVIS SCOTT、DRAKEといった世界を席巻するラッパーとのコラボを実現させてきました。ただ、NIKEが他のブランドと一味違うのはラッパーだけでなく、DJ AM、DJ CLARK KENT、DJ KHALEDなど「DJ」ともコラボ企画を発表していることです。特にDJ AMは楽曲で名を上げたプロデューサータイプのDJではなくクラブDJです。「一人のクラブDJとコラボするなんてNIKEって本当に見る目があるブランドなんだな」と、この企画には当時本当に驚きました。間違いなく、ヒップホップとは切っても切り離せないブランドと言えるでしょう。
ブランドは違えど「使いやすい」事が大前提
いかがでしたか?写真付きでは登場していないその他、使用されていたブランドは以下の通りです。
adidas.Columbia.New Era.Brooklyn Machine Works.Incase.Porter.Wildthings.Y-3.Jansports.無印良品
カバンのブランドについては、かなり幅広く個性が出ていましたが、皆さん一様に「自分にとって使いやすい」という部分、そして「丈夫」であり「使いやすい」事が共通していたように感じます。派手というよりはベーシックかつシンプルなデザインのカバンが圧倒的に多かったです。
DJをしに現場へ行くときは普段より荷物が若干増えるので、ここに出てきたカバンたちは全て使いやすいものである事には間違いありません!
カバンの新調を考えている方は是非参考にしてみては!
プロフィール
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ブラックミュージックに多大な影響を受け2001年よりDJとしてのキャリアをスタート。 東京のナイトクラブを中心に全国で活動中。 長いキャリアに裏付けされた幅広い選曲と独特の空気感は多くのファンを惹きつける。ナイトクラブに関わらずDJの一般的認知の拡大を目指し、ラジオ局Inter FM のプログラム「TOKYO SCENE」でのDJ、ライター活動、地方ラジオ局への出演及び楽曲提供、インターネットメディア「ABEMA TV」 への出演、NIKE.PUMA.Atmos.Dyson.H&MのレセプションパーティDJ等でも活動を続けている。 現場第一主義を貫きつつ、DJの存在意義を多方面へ伝えるべく活動する彼に今後も注目である。