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非日常であるクラブパーティ。その演出には多くの人が関わっています。クラブ、そしてエンターテインメントの現場に立ち続ける人間のカバンには、いったいどんなモノが入っているのだろう?そんな素朴な理由から立ち上がったこの企画。中々見ることの出来ないパーティメーカーのバッグの中身を現役DJであるDJ SHUNSUKEが鋭く切り込む企画です。
第35回のゲストは、R&Bを主軸に活動し、都内クラブ、パーティでのプレイなどでも高く評価を受けているDaBookさんです。
DaBookのカバンの中身はこちら
MacBook Pro
DaBook:
2023年製のM2と2020年のIntel Core i5のMacBook Proです。現場によって使い分けています。まだ2019年のものでも事足りるんですが、動作が不安な場合がたまにあるので。外付けのSSDで音源管理をしているので、付け替えればすぐにどちらのパソコンでもDJが出来るようになっています。あとはライブDJもしているんですが、トラブルがあると寿命縮むなっていつも感じてて。二台持っていると安心感があります。
コントロールレコード
DaBook:
今はもうほとんどの現場がCDJなので予備といった感じです。たまにターンテーブルの現場もあるのでその時に使ってます。サイズ感がかわいいです。
ヘッドフォン
DaBook:
以前はこれより一つグレードの高い物を使ってたんですが、同じものを買うつもりが間違ってこのモデルを買ってしまいました。が、使ってみたら全然問題なかったです。音楽を楽しむために使うというよりもDJ中に音を取ることが目的なので十分機能しています。
PCケース
DaBook:Makavelikの関係者向けセールの時に購入しました。当時は何の気なしに買ったんですが、今の2台PCを持ち歩くスタイルにフィットしています。
CD
DaBook:SERATOのコントロールCDやPCトラブル時に使用するCDが入ってます。ケースはMACKDADDYです。もう20年以上前の雑誌の付録です。2000年代を感じますね。近しい先輩のBINGOさんも関わっていたブランドです。自宅で発掘した時は思わずニヤっとしました。
モバイルバッテリー
DaBook:
地方営業時に持って行く必需品です。コネクターとしても機能してくれるのでコンセントに入れればこのまま充電も出来ます。荷物を増やしたくない遠征時はとても重宝します。
イヤフォン
DaBook:
SONYのイヤフォンです。
Abema MIXの景品で頂いたのを使ってたんですが紛失して下のグレードの物を使ってます。
それも無くしてこちらは2台目です。(ちなみにインタビュー時からこちらの記事公開までに紛失して現在捜索中です涙)
USBスティック
DaBook:
先程のトラブル時の対応CDより重要度の高いUSBです。緊急時にこれがあれば対応できるよう、しっかりとしたセットも入っています。使わないに越したことはないんですけどね、念のために。バックDJ時のデータなども入っています。キーホールダーは友人の展開するブランドのノベルティです。90年代を感じます。
ガジェットケース
DaBook:
現場で使うケーブルやヘッドホンなどを入れてます。実はこれ無印の化粧ポーチで、ヘッドホンや細々としたものを携帯するのに丁度良いです。
予備のケーブル
DaBook:
予備のケーブル類が入っています。現場の電源の距離が遠かったりすることが万が一あっても、すぐに対応出来るように準備をしています。あと遠征用にApple Watchのケーブルなども入ってます。
メガネ
DaBook:
基本的にコンタクトなんですが、メガネを掛ける事も少なくないです。アーティスト写真もメガネを掛けてるんで気分で掛けたりしてます。夏場とかの暑いときはコンタクトの事が多いですね。
メガネ拭きと目薬と目薬
DaBook:
コロナの時、メガネの曇り問題で悩まされた方も多いと思うんですが、自分もそうでした。目薬はコンタクトしているとき用です。目が乾くと集中力が落ちるので。
歯ブラシと爪切り
DaBook:
あったら便利なのでホテルで余った歯ブラシをカバンに入れてたりします。爪は気になりだすと切りたくなっちゃうので一応持っています。
ブレスケア
DaBook:
現場の前に食事に行くときに使ったりします。あとは遠征中かな。大歓迎して下さって色々食べた後のパーティ時のエチケットですね。
喉のいたわりグッズ
DaBook:
凄く喉が弱いので持ち歩いています。コンビニで見つけたら3つはまとめ買いしちゃってますね。シンガーのバックDJもやっているので、コンディションが完璧じゃない時のフォローにも使っています。
ガム
DaBook:
必需品です。現場の前にはコンビニで必ず買うんですが、ついつい食べきらない状態で買ってしまいます。こんな感じの状態になっているものが家にもありますね。
OLD SPICE
DaBook:
匂いは敢えてピュアスポーツって言う訳でもないんですけど、最初に買ったのがこれで、他のも試してみたいけどそのまま使ってるって感じです。お風呂の後につけています。みだしなみですね。
カバン
DaBook:
実はネットで買ったそんなに高くないものです。半年~1年くらいで買い替える事もあります。普通にAmazonとかで探すんですけど、何回も買い替えるとそのうち当たりのカバンに出会います。これはポケットがいっぱいついてて便利です、結構当たりのリュックですね。クラブってカバンが汚れるので、ガシガシ使えるものを選んでます。
2020年以降の日本のR&Bまとめたミックスをマンハッタンレコードよりリリース!
SHUNSUKE:
このステッカーは何なのかな??
DaBook:
6月に2020年以降の日本のR&Bをまとめた内容のミックスをマンハッタンレコードさんからリリースしました。その時に作ったグッズですね。
SHUNSUKE:
なるほど!R&B VIBES in JAPANというのはそういう意味か!
DaBook:
はい、それに先駆けて3月に先行シングルという形で普段LIVE DJをしているJASMINEをフィーチャーした「Don’t wanna go Back home」曲もリリースさせてもらって。自分はディレクションをしてZUKIEさんと一緒に作りました。 K BoWのジャージークラブのリミックスや、TREKKIE TRAXのandrewによるリミックスもリリースされています。
R&B VIBES in JAPAN自体は、カセットテープっていうフィジカルでリリースしたり、ミックスの中からチョイスした曲でアナログも切ったりしております。良いラインナップの作品が出来たと思っています。
SHUNSUKE:
アナログのリリースも!90年代、2000年代初期を思い起こさせるリリース方法とプロモーションですね!読者の皆さんも是非、チェックをお願いします!
今日は長い時間ありがとうございました!
DaBook、R&B VIBES in JAPANはグッズ、テープ、アナログについてはこちらからチェック!
配信情報はこちらからチェック!
プロフィール
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2011年より東京にてDJ活動を開始。都内の主要クラブをベースとして活動する、現在のTOKYO音楽シーンを牽引。 日本全国のみならずアジア圏の国々のパーティーにもゲストDJとして招かれるなど、近年その活動の場は海外にまで広がっている。海外ブランドのレセプションパーティや、来日アーティストのサポートアクトなどにも出演。R&BをメインにHIP HOP、HOUSE各種BASS MUSICなど、ジャンルに捉われない柔軟でグルーヴィーなプレイスタイルには定評があり、その音楽通をも唸らせる選曲は、オーディエンスのみならず業界関係者からも高い評価を得ている。 2015年にはULTRA JAPAN、2019年にはSUMMER SONICにも出演。 2020年にはManhattan Recordsから自身初のオフィシャルMIX音源として『re:proposal - Manhattan Records R&B Grooves- (mixed by DaBook)』をリリース。 2022年にはAbeam TV『ABEMAMix』にて『ABEMAMIX Award2022 Silver Prize賞』を受賞や、club HarlemにてDJ KOMORIらがResident DJを務める老舗R&Bパーティー『Apple Pie』の20周年目の新Resident DJと迎え入れられるなど現行R&B DJとしての評価や期待を各所から受けている。現在はシンガーJASMINE、TAIL(ex 向井太一)、RUNG HYANGのLIVEサポートDJなども務めている。