DJ B=BALL| DIG!カバンの中身 Vol.44

大阪のクラブシーン最前線を20年以上走り続ける孤高のDJの必携アイテムとは?

ライター:ほりさげ

非日常であるクラブパーティ。その演出には多くの人が関わっています。クラブ、そしてエンターテインメントの現場に立ち続ける人間のカバンには、いったいどんなモノが入っているのだろう?そんな素朴な理由から立ち上がったこの企画。なかなか見ることのできないパーティメーカーのバッグの中身を、鋭く切り込む企画です。
第44回のゲストは、大阪のクラブシーンで絶大な人気を誇るDJ B=BALLさん。過去にRed Bull 3style・日本代表にも選ばれるなど腕利きのターンテーブリストでもあり、現在は週6のギグと並行しながら「STUDIO GENRE BNDR」名義でアーティストの楽曲プロデュースも行うなど、ストイックに音楽をアウトプットしている。幅広い音楽を熟知し、常にシーンど真ん中を走り続けてきた無二のミュージシャン/エンジニアのカバンの中身とは!?

DJ B=BALLのカバンの中身はこちら!

ケーブル類

B=BALL :
Macの充電ケーブルと、PCとCDJを繋ぐUSBケーブルです。現場に用意されている場合も多いですが、ない時のために保険として常に持参しています。

ヘッドフォン

B=BALL :
PioneerdjのHDJ-CX
。Pioneerdj改めAlphaThetaさんにはいつもよくしていただいていて、、このヘッドフォンも3年ほど前に提供していただいたものです。長時間プレイする時もあるので、軽くてコンパクトなヘッドフォンが好きですね。

MEN’s Bioreフェイスシート

B=BALL :
DJ中って意外と汗をかくので、これはカバンに常備しています。あとクラブの中だと靴にお酒がかかったりすることもあるので、靴拭きとしても重宝しています。

リップクリーム

B=BALL :
これも必ず入っていますね。リップクリームはNIVEA派です。

MacBook Air

B=BALL :
こちらも、ヘッドフォン同様コンパクトさ重視で、Airの13インチを使っています。ちなみにPCは3年くらいの周期で買い替えるようにしています。壊れる前に買い替えておきたいので笑

USB

B=BALL :
ハート型のキーホルダーは、マイメンの絵描き・BOXER JUNTAROさんの作品です。JUNTAROさんはエキシビジョンツアーに呼んでもらったりと長い間お世話になってます!

耳栓

B=BALL :
スピーカーの音が大きすぎて割れていたりすると、耳への負担が大きくなってしまうので、耳栓をつけます。スタジオでプロデュースの仕事をするようになってから、耳の状態には気を遣うようになりましたね。

有線イヤホン

B=BALL :
移動時間が長いので、車内で曲を整理したりチェックしたりするのに使います。今使っているのは、intimeの『雅』というモデルです。

コインケース

B=BALL :
毎週火曜日に回している[MADAM WOO OSAKA]のコインケースです。

印鑑と朱肉

B=BALL :
現場では領収証を書く時も多いので、いつでも対応できるようにクラブでも持参しています。若い時に職業としてのDJであることを意識し始めてから持ち歩くようになりました。

領収書・レシート入れ

B=BALL :
これも同じく。経費もマメにカウントして処理しないといけないですからね笑

整髪料

B=BALL :
身だしなみの1つとしてこれも常にカバンに入っています。使っているのはグリースが多いです。

「TUMI」リュック

B=BALL :
正規店に行くと好きな刻印が入れれるので「DBB(=DJ B=BALL)」の3文字を入れました。6年くらい使っていますが、どこも痛まない。さすがTUMIです。

プロフィール

  • DJ B=BALL

    DJ B=BALL

    2000年代初頭より大阪を拠点に、名もなきOpen Up DJから10数年、欧米、アジアでのDJツアーを成功裏に収めるなど活動のフィールドを劇的に拡大した現在に至るまで、その過程は決して平坦ではなかったが、常にクラブシーンの新たな刺激、潮流に着目し、日本人DJとしてのアイデンティティに拘り、己のセンスのみを拠り所に様々なジャンルを縦断、吸収。プロデューサー業もこなし、気の遠くなるようなトライ&エラーを繰り返しながら一歩ずつ着実に進んできた彼の道のりは、変化を恐れなかった表現者だけが手にすることのできる、気高いクリエイティヴィティに充ちている。著名DJコンペティションで日本王者に輝くなど幾多のタイトル、1 DJによるDJingの可能性を追求したクラブイベント「One Band」開催、Amazon Primeの人気番組オープニング曲提供、メジャー・アーティストの楽曲制作など、姿勢のみならず明確な「結果」を示し、純粋な音楽の力を武器に己の存在を証明し続けるDJ B=BALLの活動からは、常に昨日よりも進化し続けるDJカルチャーの未来を感じ取ることができるはずだ。