Interview

2019.12.12 Thu

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少年時代~DJデビューまで/DJ K.DA.B②

クラブだけがDJの居場所じゃない、彼の考える「DJの在り方」とは

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レペゼン:
続いて、人生グラフでK.DA.Bさんのこれまでを振り返ってもらおうと思います。

DJ K.DA.B:
なるほど。

レペゼン:
まずは少年時代から。どんな子どもだったんですか?

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DJ K.DA.B:
とにかく友達と遊んでばかりいましたね。勉強が嫌いだったわけじゃないんですけど、みんなで遊んでる時が何より楽しくて。休日も友達を誘って校庭で遊んでたくらい、学校っていう空間が大好きでした。先生のことも好きだったし、今でも中学の生活指導の先生と飲んだりしますよ。

レペゼン:
音楽に目覚めたのはいつ頃だったんですか?

DJ K.DA.B:
中学の後半くらいかな。当時は『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』がきっかけでダンスが流行ってて、うちの兄貴がよく見てたんです。それを一緒に見たりして。あとは、姉ちゃんが家でよく洋楽を聴いてましたね。その二人から受けた影響は大きいと思います。

レペゼン:
なるほど、それはいい環境でしたね。

DJ K.DA.B:
兄貴と姉ちゃんが家を出てからはMTVで洋楽を漁ってました。Wu-Tang Clan(ウータン・クラン)の「Triumph」っていう曲のPVを見た時に、これはヤバいぞって感じて。そこからDef Jam(デフ・ジャム)が監修した「The Show」っていうドキュメンタリーをVHSで見たりして。当時は洋楽に限らず、スチャダラパーやBUDDHA BRAND(ブッダ・ブランド)など日本の先輩方の曲もよく聴いていました。

レペゼン:
それから、16歳の時にターンテーブルを手に入れると。

DJ K.DA.B:
兄貴が住んでるアパートにたまたま行ったら、ターンテーブルがあったんです。兄貴がDJやってるなんて知らなかったけど、そこで兄貴にスチャダラパーの「アーバン文法」のミックスを見せられて(笑)。DJ面白いかも! 俺もこれが欲しい! って思って、ターンテーブルを手に入れました。

レペゼン:
けっこう練習してたんですか?

DJ K.DA.B:
当時は部活少年だったから、バスケに夢中でそれどころじゃなくて。家にターンテーブルがあってもそんなにいじらなかったです。

レペゼン:
そしてその後、18歳でDJデビューを果たすんですね。

DJ K.DA.B:
高校の同級生でスケボーをやってる奴がいたんですけど、そいつの仲間がカウントダウンイベントに出てくれるDJを探していて。そこで俺を紹介してくれて、初めてDJすることになりました。なんと出番が24時からで、カウントダウン後の一発目だったんですよ。そんなの時間帯的に絶対盛り上がるじゃないですか。

レペゼン:
みんな気分が最高潮に達してますもんね。

DJ K.DA.B:
そうそう。たしかNelly(ネリー)の『Ride Wit Me』とか当時のヒットソングをいっぱい持って行ったと思うんですけど、みんな歌って踊ってくれるんですよ。それがすごい嬉しくて、どんどんDJにのめり込んでいきましたね。

レペゼン:
いいデビューだったんですね。

DJ K.DA.B:
そうですね、誘ってくれた友達には今でも感謝しています。

レペゼン:
その後は、日本の大学に入学するんですよね?

DJ K.DA.B:
大学に通いながら、アメリカに行くための費用を貯めていました。バイト代は月のレコード代と毎年一回の海外旅行に費やして。

レペゼン:
最初はアメリカのどこへ行ったんですか?

DJ K.DA.B:
大学1年と2年の時はLAに行きました。レイカーズのチケットが取れなかったからクリッパーズの試合を見に行ったのを覚えています。当時はブッシュ政権だったんですけど、試合の日はちょうどアメリカがイラクに攻撃した日だったんですよ。試合前にスクリーンにブッシュの生放送が映って……。そんな状況でも普通に試合が盛り上がっていたのも衝撃でしたね。

レペゼン:
10代の日本人にしてみたらすごくショッキングな出来事ですよね。LAでは他にどんなことをしたんですか?

DJ K.DA.B:
未成年だったからクラブには入れなかったんですけど、ビーチやストリートをブラブラしていました。でも、藤沢出身で海沿いの街に馴染みがあるからか、LAはなんだか気持ちが落ち着いちゃったんです。ここにずっといたらだらけてしまいそうって。やっぱりニューヨークに行かなくてはと感じました。

レペゼン:
それから初めてニューヨークに行ったのはいつ頃ですか?

DJ K.DA.B:
大学3年の時です。JUNちゃんっていうDJがブルックリンのレコード屋で働いていたんですけど、日本人だ!と思い切って話しかけたら、現地のクラブのこととか色々と教えてくれて。でも、いざ行ってみたらドレスコードに引っかかって入れなかったんですよ(笑)。悔しかったけど、現地のレコードも買えたし大満足でした。

レペゼン:
住みたいという気持ちも高まりましたか?

DJ K.DA.B:
実際に行ってみたら、LAよりも肌に合ってるなと感じました。でも、真冬のニューヨークはどうやらヤバいらしいと(笑)。だから一回体験しておかなきゃと思って、大学4年の冬にもう一度行きました。大雪で極寒でしたね……。

…続く。

DJ K.DA.B Instagram:djkdab

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