Interview

2018.12.27 Thu

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ストリートの定義と座右の銘/Young Freezインタビュー⑥

変わったと感じるストリートシーンだからこそ考える自分の定義

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レペゼン:
そんな風に変わってきたシーンですけど、その中で「ストリート」の定義とか「こいつストリートだな」ってFreezさんが思う点ってどういうところですか?

Young Freez:
んー。「トラブルとかもこなせてる人」かな。
音楽やってたら色々あると思うし、俺らはそう言うの結構前提だった気がする…だからヒップホップだけやってたいけど、地元の10個上のレジェンドの不良の飲み会とかちゃんと顔だしたり、そういう付き合いも大事にしてました。

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レペゼン:
Freezさん自身も、そういう世界通って来てるんですよね。先輩に揉まれて、育ってく、みたいな。

Young Freez:
俺もそういうところ通ってきてるってか、当たり前っていうか。

レペゼン:
「ストリートの定義」って何だと思いますか?

Young Freez:
なんだろうな・・・ストリートの定義・・・。一言だと難しいけど。

レペゼン:
体育会系ってことですかね。年長者に対する尊敬とか。

Young Freez:
まあ、わかりやすくいうと、体育会系ってことになるのかな。笑

レペゼン:
このストリートの世界で稼いでいくにはどうしたらいいと思いますか?

Young Freez:
俺、まだ全然稼げてないですけどね。

レペゼン:
でも、配信もしてるし、ライブもたくさんこなしてるじゃないですか!

Young Freez:
うーん。そうだな。「多動力」でホリエモンが言ってるように、いろんなことをやるってことかな。

レペゼン:
なるほど。Freezさんは例えばどんな“いろんなこと”をされてるんですか?

Young Freez:
例えば、こないだ出したPVの1本は、半分くらい撮影も編集も自分らでやってます。できなくてもいろんなことやってみるのが、チャンスを作ってくコツなのかな、って思います。DJ、音楽、筋トレ、他にもいろいろやってたり。自分が興味あることを仕事にしちゃうっていうか。そういうのが良いなーって。

レペゼン:
まずは興味あることをやってみる、っていう姿勢ですね。

Young Freez:
今やってる筋トレは、ちゃんとやっていけばトレーナーになれるし。音楽はトップラインっていう最初のメロディラインを作る仕事もやりたいし。

レペゼン:
現状のできるできないの枠にはまらず、いろんなことをされてるんですね!

Young Freez:
趣味をとことん生かすって感じですかね。

レペゼン:
出は最後に、座右の銘はなんですか?

Young Freez:
「能ある鷹はつめを隠す」ですね。特に最近、意識してますね。波立てないように、ひけらかさないように。そんなのを大切にしたくて。人に何を言われても黙ってる。言い返そうと思ったら言い返せるけど、聴くに徹するというか。

レペゼン:
自慢話をするよりも、人の話に耳を傾けるってことですか?

Young Freez:
そう。いろいろ思うところがあっても、飲み込むところは飲み込んで。相手の意見も大事に聞きたいっすね。

レペゼン:
特に最近、というのは?

Young Freez:
ここ半年くらい、この言葉を意識してますね。自分の中では色々考えてるけど、言わない、みたいな。言いたいことは楽曲に昇華できたらそれもまたいいかなって。

レペゼン:
なるほど!
曲を聴いて、勝手に「キラキラしてる方」かと思ってました。でも、かなりドープでした。正直、こういう人生を送ってこられたとは曲から想像できませんでした。

Young Freez:
キラキラしてないですよ。笑
曲がそうだから、そう思われてたのかな。本来言いたいところは、深いとは思います。より多くの人に広がるように上澄みを使って作ってるから、キラキラに聴こえたのかもしれないですけど。

レペゼン:
自分のことを曲で表現できて、すっごく羨ましいです。今日、曲に乗せてる人生の話を聞けたんで、改めてアルバム聴き直してみたいと思います。

Young Freez:
ぜひ、聴いてください。ありがとうございました。

レペゼン:
ありがとうございました!

確かに、メディアばかりを見ていると、「ラップ=ヒップホップ」と考えてしまってもおかしくないかも知れない。しかし、現場に出れば全て一目瞭然。裏を返せば、”リアルなヒップホップをしているやつ”には現場に行けば会える、ということだろう。
リアルなヒップホップを体現しながらも、時代の変化もポジティブに受け止め、楽曲制作を行うYoung Freez。彼こそ、我々を新しいヒップホップの世界に連れて行ってくれる存在だろう。まるで「PICK YOU UP」のように。今後の彼の活動にも目が離せない。

▼Young Freez
Instagram:freez_tokyo
▼「YOU.」Spotify
https://open.spotify.com/album/1VUa8DiDWUG9CqLMn1puYO?si=B6Zt9oM9S9W8kA8KPTPE5A
▼「YOU.」Apple Music
https://itunes.apple.com/jp/album/you/1437357015

Interview:ABE HONOKA
Writer:中崎史菜

 

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