Interview

2018.7.24 Tue

座右の銘は「nodus(ノーダス)」/ラッパー焚巻⑥

ストリートの定義は…愛

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レペゼン:
では次はストリートについて伺います。
今のストリートをどう思いますか?

焚巻:
めちゃくちゃいいんじゃないですか?ちょー羨ましいです。

レペゼン:
羨ましい??

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焚巻:
ストリートって言っても広いと思うんですけど、ギャングスタのストリートもあるし、ダンサーのストリートもあるし。
僕がお話しできるのは、”音楽のヒップホップ”のストリートしかないですけど、そういう目で見たら、今の子たちは僕も含め、めちゃくちゃ恵まれてるって思うっすね。

レペゼン:
なるほど、どのような視点からそう思うんですか?

焚巻:
昔はストリートにお金を落とす大人っていなかったっす。僕らが始めた頃は。
ストリートのカルチャーを形にして、空気を入れてくれる人って誰もいなくて。だから、自分でレーベル立てて、自分でリリースして、全部自分でやるしかなかったっす。

でも今は、その作り上げたものにフォーカスを当ててくれる企業だったり、メディアがあるって。これは僕が始めた頃にはありえなかったっす。
今のストリートはめちゃめちゃスポットライト当たってますよね。

それでも甘くない。
椅子の数とプレイヤーの数が同じじゃないことは、今も当時も同じだと思いますよ。
自分含めて勘違いすんなよってことです。

レペゼン:
確かに。もちろん昔からの蓄積があってですが、今はようやく環境が整ってきましたよね。

焚巻:
一方で、かっこいい人が増えたわけではないなーとも思います。
人口は増えたけど。

レペゼン:
それもそうかもしれませんね。
流行ってみんなやりだすと、良くも悪くも、とにかく人が増えますもんね。

焚巻:
そうですね。ほんとにかっこいいものがお金になるっていう、直結はしてないと思います。
本当にかっこよくてお金稼いでる人もいます。だけど、そうじゃない人もいっぱいいると思います。

まずは人のことあーだこーだ言う前に、自分のやるべきことをしっかりやっていこうと思います!

レペゼン:
リアルにストリートで生きてきた焚巻さんらしい意見ですね。
ではそんな焚巻さんにとって、ストリートに定義とは?

焚巻:
ストリートの定義か…愛でしょ!!

レペゼン:
イェー!

焚巻:
愛だと思います。

レペゼン:
愛に溢れたストリートの世界に憧れを持つ若者も多いと思います。
そんな若者に対して、ズバリ、ストリートで稼ぐには?

焚巻:
それも愛じゃないですか?リスペクトじゃないですか?
結局そこっすね!!

レペゼン:
具体的に若い子たちに向けてアドバイスはありますか?

焚巻:
楽しんだ方がいいっすよ!ありのままで。って伝えたいですね。
ただどんな世界も全員分の椅子が用意されてる訳じゃ無いんで。申し訳ないけど、「願えば叶う」はきれい事っす。努力も報われない時だってある。

それでもやらないで後悔するより、どうせ一度きりの人生なら納得をより多く残して行きたいと俺は思ってます。俺もまだまだ戦ってます。
なんならようやく始まったところです。

0じゃ何も起こらないけど、踏み出して1にできれば、仲間が力を貸してくれて10に出来るかも知れない。その先に思い描いた憧れや理想が待ってるなら、その努力を試す価値があると思ってるす。

過去の過ちは忘れちゃいけないけど、石ころだって人に蹴飛ばされたら前に進めるんですよ。ダイアモンドだって磨かなきゃ原石のまま、ただの石ころ。
一度の人生とことん磨いてみても僕は良いと思うんですけどね。

レペゼン:
まさに焚巻さんが体現してきた道ですね!マイクを持たない我々も喰らいました!

レペゼン:
インタビューももう少しです。
今後の展望を教えてください。

焚巻:
とにかくぶっこぬきたいです。

レペゼン:
ぶっこ抜くんですね!!
フリースタイルは続けますか?

焚巻:
考えますねー笑
ほんとは両立できるのが一番いいんですけど、結局またどっかでやる気になるとは思います。
バトルじゃないフリースタイルなら今もずっとやってます。

レペゼン:
そういう意味では、フリースタイルは”売名行為”っていう位置づけもあるんですか?

焚巻:
そうですね。それがなくなったら、やる人にとってのメリットは減っちゃうと思います。
僕だって、結局それで名前が売れてるんで、何が一番ヒップホップで名前売りやすいかって言ったら、今はMCバトルだと思うんですよ。

レペゼン:
なるほど。それもやっぱりヒップホップには間違いないですね!
告知はありますか?

焚巻:
今年の10月にセカンドアルバムのリリースが決定しました。先行シングルが9月から配信予定です!今回も全トラックFReECOol(フリークール)くんがプロデュースしてくれて。
ファーストから繋がる世界観で、より自分の内側のことを話してます。ラップもファーストとはまた違った形になったので、聴いて貰えたらうれしいです。

レペゼン:
絶対聴きます!!
最後に、座右の銘はなんですか?

焚巻:
nodus(ノーダス)です。nodusってラテン語で「絆」って意味なんですけど。

レペゼン:
nodus。絆。我々も大切にしたいと思います。
パンチラインの連続のようなアツいお話を聞かせていただきありがとうございました!!

 

「仲間との絆。」焚巻という人間を構成するにあたり、欠かすことができないもの、要素としての一番大きいものがそれだった。
きっと彼はヒップホップもマイクもフリースタイルも裏切ることのない”仲間”の一人と考えているのだろう。
「フリースタイルダンジョンは単なる入り口。」焚巻はそう語ったが、入り口までどれだけバネを貯めておいたかで明日以降の跳ねる高さは決まってくる。
その意味で彼の貯めはハンパないし、だからこそ今後がますます楽しみだ。
あなたも愛と絆にあついヒップホップライフを。そして、ぜひ一度nodus(ノーダス)に顔を出しに行ってみてほしい。

焚巻 Instagram:takumaki_mc
Interview By ABE HONOKA

場所:OASiS

 

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