Interview

2018.10.18 Thu

TAG : 

レペゼンインタビュー:Normcore Boyz 音楽と遊びとライフスタイル

東京のヒップホップシーンが大注目のノームコア・ボーイズ。彼らはストリートシーンをどう捉えているか。

FacebookTwitterLine

前編で明らかになったNormcore Boyz(ノームコア・ボーイズ)の結成から今日までと、それぞれがこの2年間で感じたこと。ラッパーがどんな生活を送っているか、気になっているあなたにとっては参考になったのではないだろうか?いろんな思いをお互いに共有し、リリックに吐き出す。この2年間着実にやってきたことが、今後、未来ではどのように花開くのか。インタビュー後編では、彼らの音楽性や考えるストリートシーン、そして今後の展望について聞いた。
前編を読む→

READ ALL

好きな楽曲

レペゼン:
では次に皆さんの好きな曲について。最近好きな楽曲と、今日ここに来るまでに聞いてきた曲を教えてください。

OSAMI:
最近好きな曲なんだろーなー…
今日は、自分たちの曲と、椎名林檎さんの「閃光少女」を聞いてました。J POPとかも普通に聞きます。

Spada:
好きな曲は…Joey Badass(ジョーイ・バッドアス)の「Waves」が結構好きです。で、今日聞いてきたのは、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)の「Chun-Li」と、ASAP MOB(エイサップ・モブ)を聞いてました。

Gucci:
俺の好きな曲ってか、最近よく鬼リピしてる曲は、Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)の新しい「Summer Pack」の2曲を聞いてて、あとはKraftwerk(クラフトワーク)っていうASAP MOBB(エイサップ・モブ)とかがインスピレーション受けてたっていうトラックをよく聞いてますね。

Night Flow Mike:
もともとLil Yachty(リル・ヨッティー)が好きで、特に「GOOD DAY」が好きですね。今日聞いてきたのはAmine(アミーネ)の「Heebiejeebies」です。

Young Dalu:
僕はやっぱりDrake(ドレイク)がちょー好きですね。でも今日はずーっと聞いてたのはJorja Smith(ジョルジャ・スミス)ですね。やっぱJorja Smithいいですね。自分の感情を左右してくれるっていうか、街と自分が一体化する感覚っていうか。DrakeとJorja Smithかな。最近は。

DJ NORIO:
今ハマってる曲が、YG(ワイジー)とASAP ROCKY(エイサップ・ロッキー)の「Handgun」です。PVも癖になる感じのやつです。今日聞いてたのが、ASAP Rockyの「ASAP FOREVER」ですね。

レペゼン:
ありがとうございます。みんなバラバラで面白いですねー!!

好きな女性のタイプ

レペゼン:
次は好きな女の子のタイプを教えてください。

Young Dalu:
外人!笑

Gucci:
ハーフ!笑

DJ NORIO:
スペイン入ってると可愛い!笑

Young Dalu:
アメリカも可愛い!

レペゼン:
ここはみんな一致してる感じですかね?笑
女の子のどこを見ますか?

一同:
お尻!

レペゼン:
ハハハ!全員揃って!笑

Young Dalu:
あと、優しさ!お尻と優しさ見てます!

NORIO:
夢を追ってる子が好きですね。

Young Dalu:
あーわかるー!

Spada:
あと、単純に音楽好きな子っすかね。

OSAMI:
そうだねー

レペゼン:
それはヒップホップですか?

Spada:
いや、それは関係なく。いろんな音楽OKですね。

レペゼン:
なるほど。音楽が好きな女の子は絶対いい子ですよね!!ラップやってるようになってモテるようになりましたか?

一同:
そうですねー!

DJ NORIO:
DJはモテねーよー

レペゼン:
そうなんですか?

DJ NORIO:
こっちに来ないっすもん。あの人誰ーみたいな。

レペゼン:
DJもかっこいいと思うんですけどね…誰が一番モテるんですか?

DJ NORIO:
OSAMIかDaluじゃない?

Young Dalu:
んー、まー、俺っすね!笑

レペゼン:
さすがっす!笑

ファッションについて

レペゼン:
ファッションのこだわりはありますか?

Young Dalu:
今日俺とOSAMIがおんなじブランドのキャップかぶってるんですけど。

OSAMI:
「Deepriver」っていう、TOKYO YOUNG VISIONのデザイナーが作ってるやつですね。

レペゼン:
かっこいい!それがイチオシなんですね!?

OSAMI:
はい!

レペゼン:
女の子の好きなファッションはありますか?

Young Dalu:
黒が映えるっていうか、色使わないで自分で勝負してる子が好きですね。

Night Flow Mike:
クラブにいそうな格好の女の子が好きですね。女子大生っぽい感じのファッションの女の子じゃなくて。

レペゼン:
ストリートっぽい人ってことですねー!髪かきあげちゃう系の?

Night Flow Mike:
そうっすねー笑

Gucci:
俺は程よくスカしてる子が好きっすねー

Young Dalu:
いや、それ好きなタイプじゃん!笑
好きなファッションの話だから!

Gucci:
あーそうか。笑
それでいうと僕も黒とかそういう感じですね。笑

Spada:
僕もストリートなファッションの子が好きですね。落ち着いてる子が好きです。

OSAMI:
俺はデニム似合う子が好きですねー

レペゼン:
グラマラスか、細い子かでいうとどっちがいいですか?

一同:
グラマラスですね!!

レペゼン:

最近のライフスタイル

レペゼン:
ここ最近売れてきて、出番も多いと思います。ヒップホップシーン、ストリートシーンは楽しいですか?

OSAMI:
楽しいですね。

DJ NORIO:
楽しいよね。

Night Flow Mike:
楽しいです。

DJ NORIO:
こいつらの評判がすごくいいのは、”パーティーしてくれる”っていうところなんですよ。ライブが終わっても帰らずにそのクラブでパーティーしてるのを上の人たちも評価してくれてるみたいですね。

Young Dalu:
好きなんですよね~笑

レペゼン:
確かに、それは素晴らしいです!!クラブで見てもいつも楽しそうだし!

DJ NORIO:
結構売れてるラッパーって出番が終わったらホテルに戻ったり、居酒屋とか入ったり、控え室にいたりするじゃないですか。こいつらは絶対パーティーするんで。しかも結構DJブースの前まで行ってたりするし。

レペゼン:
この間も最前列にいましたもん!

一同:
ハハハ

DJ NORIO:
それがいいってめっちゃ評判で、それでライブ呼ばれたりするのもありますね。

レペゼン:
すごーい!そこまで繋がってるんですね!とはいえ、毎晩遊んでたら疲れちゃいませんか?

OSAMI:
その疲れが今までなかったものだから、その疲れも含め、みんなちゃんと動いてるんだなっていう実感に繋がってますね。

レペゼン:
素晴らしい!!ライブで忙しくても、遊び続ける。かっこいいっす!
EP1作目から2作目までの期間が短いから、遊びながらも楽曲制作けっこう詰めてるんじゃないですか?

OSAMI:
そうですね。

Young Dalu:
実は昔から作ったものを貯めてて、それを2枚目で出してるって言うのもありますね。

OSAMI:
はい。とは言っても貯めてた曲の中から、すごく厳選して出したんで、自信はありますね。今後もとにかく曲作る!みたいな生活をしたいです。今もほぼそんな感じですけど。

レペゼン:
曲作って、遊んで、大変ですね。

Spada:
でも遊んでないと曲作れないんで。

レペゼン:
いい心意気ですね!

Young Dalu:
遊びも楽曲制作も、もうライフスタイルですね!

楽曲制作について

レペゼン:
楽曲制作やリリックを書くときののインスピレーションはどこから受けてますか?

Young Dalu:
俺は割と、曲っていうよりも、その曲を作ってる人間の生活とかライフスタイルにインスピレーション受けてますね。この人どういう生活送ってんの?っていう疑問は調べれば割と出てくるんで。今なんでもわかる時代じゃないですか。ヒップホップってライフスタイルっていうか、その人間自体がヒップホップだと思うんで。

レペゼン:
その人の人生を考えてリリックを考えたりってことですね?

Young Dalu:
そうですねーそういう意味では自分の人生とマッチする曲が好きですね。

Night Flow Mike:
自分も似てますね。自分は柔道をずっとやってて、そういうところから学ぶこともあったし、武道って礼儀とか作法とか色々あって、辛い練習もあって、楽しいこともあって。なんかそういうのが人生に似てるのかなーって思いますね。学んだものをまた人生に生かして、それをまたリリックにしてってのが多いっすね。

Gucci:
インスピレーションは僕はいろんな人から受けやすくて。ケータイで聴いてる曲ももちろんですけど、身近な友達からも受けちゃったりしますね。そいつのこと見てて、すげーって思ったらもうそれがインスピレーションですね。悪く言っちゃうと流されやすいのかもしれないですけど。笑

Spada:
自分はリリックにインスピレーション受けてることが多い気がします。自分はTrap(トラップ)ばっかりじゃなくてBoom Bap(ブーン・バップ)も聞いてて。ブーン・バップってライフスタイルだったりするし、自己主張なんですよね。その自己主張ってラッパーとしてのスキルだと思うんで、それをやってるいろんな人からインスピレーションを受けますね。

OSAMI:
自分を突き動かすものは…”ジェラシー”が大きいですね。負けたくないっていう気持ちで曲を作りますね。だから仲間の音楽きいて、自分を高めますね。

レペゼン:
みんな、気持ちを込めて楽曲と向き合ってますね!!かっこいい!!ちなみにトラックはどうしてるんですか?

OSAMI:
今はフリーのもの使ったり、リースしてますね。

レペゼン:
そうなんですね!これからトラックもいろんな人が作ってくれるみたいになってくると思うと、楽しみですね!

Spada:
そうですね!

OSAMI:
トラックすごく作って欲しいですね。

レペゼン:
誰に作って欲しいとかありますか?

OSAMI:
ZOT on the WAVE(ゾット・オン・ザ・ウェイブ)さんには引き続き作って欲しいですね。

Young Dalu:
今回のやつもYUKICHI(ユキチ)くんがやってくれてるんで、日本だったらその2人ですね。とにかくトップレベルの人というか、誰もが知ってるような人たちが「一緒に作ろうよ!」って言ってくれるようになっていきたいですね。

レペゼン:
こういうのって言ってたらかなっちゃいますよね!!

Young Dalu:
そうですよね。僕Young Hustle(ヤング・ハッスル)さんが好きで、インスタとかでずーっと好きって言ってたら、気づいてくれてライブの前座に呼んでくれたんですよ!どんどん口に発して行動して行きます!

レペゼン:
そうすると、今日言ってたこともすぐ実現しそうですね!

OSAMI:
実現させたいですね。

今後の展望

レペゼン:
今後の夢とか展望を教えてもらえますか?

OSAMI:
ファーストのアルバムを出したいですね。今年の終わりにでも出せたらと思ってます。

Spada:
”世界”をみんなで見たいですね。ステージの上から。いろんなところにみんなで行きたいですね。

レペゼン:
すぐにいろんなところに行けるんじゃないですか!?特にこのステージでやりたいってところはありますか?

OSAMI:
やっぱ地元のZepp東京ですね!

レペゼン:
おーそっか!お台場ですもんね!Zepp東京でできたらすごいですね!

OSAMI:
みんな家から徒歩で行きますよね。笑

Young Dalu:
2-DAYにしたいよね。笑

Gucci:
2-DAYでZepp東京とダイバーシティーだよね。笑

レペゼン:
いい夢ですねー!!

ストリートシーンについて思うこと

レペゼン:
今の日本のストリートシーンをどう思いますか?

OSAMI:
すぐ作れちゃうし、すぐ発信できるからこそ、飽きられるのも早いっていうか、循環が早くなってきてる気がしますね。自分たちも、今は調子いいけど、いつ下がるかわかんないていうのは思いますね。

Gucci:
やろうと思えば誰でもできる時代にはなってきてますよね。トラックに関してもレコーディングに関しても、年は関係なくて。

Young Dalu:
本当に個性がなきゃダメですよね。”クルー”として活動してる人たちもちょー増えてるじゃないですか。先人でいうと、BADHOPだったりKANDYTOWNだったりKILLAだったり。とにかく目立つ理由があるじゃないですか。クルーとして仲間がいるのは武器ですけど、クルー作っただけは絶対目立たないと思うんで、クルーでやってるからこそクルーでやってる人たちにまずわかってもらえるように目立ちたいっすね。一人一人がもっと目立っていかないと、今は特に”消えやすい時代”だと思うんで。

レペゼン:
それでいうと、Normcore Boyzの強みっていうか、他とはここが違うポイントってどこなんですか?

OSAMI:
仲の良さ。結束力は多分負けないですね。

Young Dalu:
あとはジャンルの幅じゃないですかね。みんな聞いてる曲バラバラなんですけど、それを常に共有してるっていうところとか。

OSAMI:
あとは、”とらわれてないこと”ですね。結構売れてる人たちも”この人はこういう音楽”っていうのがあるじゃないですか。俺らは一番そこを幅広くやれるかなーと。もともと俺たちBoom Bap(ブーン・バップ)とかの、いなたい系のもやってたし、メローもするし、”ラップ!”っていうのもするし、”何やってもいい”ってのも強みですね。

レペゼン:
なるほど。こんなに力強く言えるってことは、本当にNormcore Boyzの強さがそこにあるんだと思います!!
気になるラッパーはいますか?

Young Dalu:
同い年なんですけど、Shurkn Pap(手裏剣パプ)ですね。兵庫のMAISONDE(メゾンド)っていうクルーなんですけど。

OSAMI:
兵庫今アツいですね。Merry Delo(メリー・デロ)も同い年なんですけど、彼も兵庫ですね。

レペゼン:
そういう気になる存在とはどう対峙していくんですか?

Young Dalu:
意識はするし、いい意味で、そいつらよりかっこいいのをやりたいんですけど、仲良くなれたらいいですよね。バチバチになるとかじゃなくて。

レペゼン:
なるほど。一緒に音源を出せる日がくるといいですね!!
そんなNormcore Boyzとしての座右の名を教えてください。

Young Dalu:
オリジナルなんですけど、「遊びが金を生む」ですね。

レペゼン:
なるほど!すでに体現し始めてますね!!

Normcore Boyzからの告知

レペゼン:
最後に、告知ありますか?

OSAMI:
近々ライブがあるので、ぜひ皆さんにきていただきたいです!

10/20 TOKIO SHAMAN
at CIRCUS TOKYO

11/10 TOKYO BLUE
at SHIBUYA NOSTYLE

11/24 RepYourSelf
at CLUB HARLEM

レペゼン:
現場でお会いしましょう!
インタビューはこれで以上です!ありがとうございました!

 

現場に出てパーティするヒップホップ集団Normcore Boyz。もちろん現場で会えば心の底から楽しそうだし、フロアを盛り上げてくれる。しかし、そこでも彼らは吸収しているのだろう。そしてどこかで冷静にシーンを捉えて、自分たちの楽曲制作の一部に組み込むのだろう。何よりも仲がいいこと。これは次世代のシーンにとって、”売れる秘訣”のような気がした。時に高め合い、時に慰め合う、本気の仲間にあなたは囲まれていますか?

前編を読む

 

Normcore Boyz
Instagram:normcore_boyz
OSAMI:osamiesper
Young Dalu:dalu_san_fuck3
Gucci:gucci_the_freak
Spada:spa_spa0120
Night Flow Mike:mike_world_3
DJ NORIO:tyv_record

Interview by ABE HONOKA

 

日本のストリートをレペゼンしよう。

FacebookTwitterLine

PICK UP

DOPE

  • 人気記事
  • 急上昇
  • NEW