KANDYTOWN(キャンディータウン)。日本語ラップ界のビッグクルーであることは言わずもがな。各メンバー各々の活動も見逃すことのできない才能の塊の集団である。
今回のレペゼンインタビューではそんなKANDYTOWNのメンバーでラッパーの、KIKUMARU(菊丸、キクマル)に焦点を当てる。
ストリートではKANDYTOWNという名よりも先に、KIKUMARUという名を聞いた経験のあるヘッズも多いのではないだろうか?彼の人生とKANDYTOWNの存在について語ってもらった。
レペゼン:
まずは自己紹介からお願いします。
KIKUMARU:
KANDYTOWN所属のKIKUMARUです。東京都世田谷区出身で1990年7月11日生まれのA型です。
レペゼン:
身長と体重、足のサイズを教えてください。
KIKUMARU:
身長は167cmぐらいで、体重は最近量ってないので分かりません。足は26cmです。
レペゼン:
利き手とマイクの持ち手はどっちですか?
KIKUMARU:
右利きです。マイクはどっちでも持ちます。その時のノリですね。
レペゼン:
好きな食べ物と嫌いな食べ物を教えてください。
KIKUMARU:
好きな食べ物はバナナと牛乳で、嫌いな食べ物は香辛料ですね。わさびとからしは好きなんですけど、唐辛子とか辛いのがダメですね。
レペゼン:
じゃあ中華料理の辛い麻婆豆腐とかダメですね。
KIKUMARU:
それは結構危ないですね。笑
あとカレーとかもダメです。
レペゼン:
カレーもダメなんですか?
KIKUMARU:
カレーは好きなんですけど、辛口のはダメですね。甘口が良いんで、バターチキンカレーとかにしちゃいますね。
レペゼン:
それは相当苦手ですね。笑
趣味はありますか?
KIKUMARU:
趣味はスノボーとかスケボーとか横ノリ系ですね。あとはレコード買ったりとかですね。
レペゼン:
スケボーやスノボーは今でも良くやられるんですか?
KIKUMARU:
そうですね。スノボーは冬になればやりますし、スケボーは駒沢公園とかでたまにやってますね。
レペゼン:
怪我とかしないですか?
KIKUMARU:
スケボーで骨折れたりめちゃしますけど、なんだかんだやっちゃいますね。1回バキッと折れてからはあんまりやれてないですけど。
レペゼン:
どこをやったんですか?
KIKUMARU:
左足首です。ニューヨークのパークで折っちゃって。
レペゼン:
あ、そうだ。KIKUMARUさんニューヨークに行ってたんですよね?
KIKUMARU:
1年くらいですけど。
レペゼン:
ニューヨークはどこに住んでいたんですか?
KIKUMARU:
パークサイドとフォレストっていうクイーンズの方で、ブルックリンの雰囲気に近い感じのとこですね。
レペゼン:
ニューヨークに住んでたってカッコいいですねー!!ニューヨークの詳しい話は後ほど聞かせていただきます。
レペゼン:
次は音楽について聞いていきたいと思います。最近好きな楽曲はありますか?
KIKUMARU:
ここ最近一番聴いたのはKANDYの仲間のアルバムなんですけど、IO(イオ)のアルバムですね。あとChance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)の昔のアルバムをもう一回聴いてますね。あとはJim Jones(ジム・ジョーンズ)の最近の奴もめちゃかっこいいです!「El Capo(エルカポ)」って奴です。
レペゼン:
ちなみに今日聴いてきた曲は何ですか?
KIKUMARU:
今イヤフォン失くしてて、出かけるときとか1週間くらい聴けてないですね。笑
レペゼン:
なるほど。笑
移動中聴けないの結構キツイですね。好きなアーティストは誰ですか?
KIKUMARU:
いっぱいいるんですけど…昔からずっと好きなのは、Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)ですかね。
レペゼン:
惜しくも亡くなっちゃいましたね。
KIKUMARU:
Mac Miller(マック・ミラー)とかも結構好きだったんで、死んじゃった人好きですね。笑
レペゼン:
Mac Millerも良かったですよね。
KIKUMARU:
あとは家では、レコードでソウルとか結構聴いてるんですよね。
レペゼン:
ヴァイナルを買って良い音で聴いてるんですね!!
KIKUMARU:
そうですね。ネタを探したりとか。あとはMIX CDとかも今後作っていったりするんで、それも兼ねてって感じですね。
レペゼン:
DJもやられるんですね?
KIKUMARU:
DJもたまにやります。
レペゼン:
そうなんですね!!
仲の良いアーティストは誰ですか?
KIKUMARU:
KANDYはみんな仲良いです。あと今まで客演してきたアーティストはみんな仲良いですね。あと昔から仲良いのはSIMI LAB(シミ・ラボ)とかQN(キューエヌ)とか同い年の奴らですね。
レペゼン:
なるほど。
KIKUMARU:
あとは唾奇(ツバキ)とかも仲良いですね。沖縄とか行ったら遊びます。
レペゼン:
「Chain Reaction2」アルバムでは、フィーチャリングに沖縄勢が多かったですけど、沖縄に行ってたんですか?
KIKUMARU:
沖縄の子は2人客演で入ってくれてるんですけど行ってはないですね。DAIA(ダイア)は東京住んでいて仲良いんで一緒にやろうって。あとMuKuRo(ムクロ)は前にライブで一緒で、カッコよかったんで一緒にやりたいと思ってて、友達なんで連絡してそろそろやろうかみたいな感じで。
レペゼン:
そしたらレコーディングは東京でやったんですね。
KIKUMARU:
基本的に東京の自分のスタジオでやったんですけど、MuKuRoだけこっち来れなかったんで、彼は沖縄のスタジオで、その他は全員こっちのスタジオで一緒にやりました。
レペゼン:
そうだったんですね。
KIKUMARU:
ですね。¥ellow Bucks(イエロー・バックス)は、ラップスタア誕生の決勝戦でこっち来るタイミングがあったんで、連絡してこっち来た時に曲録ろうってなって。
それがラップスタア誕生決勝の前日でしたね。
レペゼン:
すごいタイミングですね!
KIKUMARU:
それで優勝して。優勝するってわかってましたけど。カッコいい奴だし。
レペゼン:
かっこいいですよねー!!
KIKUMARU:
どっちのプロモーションにもなるとも思ったしちょうど良かったです。
レペゼン:
元々繋がりがあったんですか?
KIKUMARU:
ニューヨークの時のルームメイトとBucksが友達だったんですよ。彼らもニューヨークで出会ってるんですけど。ラップスタアで見た事あってカッコいいと思ってたんで、そのルームメイトから紹介してもらいました。
レペゼン:
ニューヨークで知り合うって繋がり方がカッコいいですねー
KIKUMARU:
ニューヨークめっちゃ好きなんで、年に1回くらい行ってるんですよ。長く行ってた時もありましたけど、そこから繋がってる部分も色々ありますね。
レペゼン:
そういうの本当に良いですね!
KIKUMARU:
ニューヨークはやっぱり色々影響受けてますね。
レペゼン:
次は尊敬してるアーティストについて伺いたいんですが、誰かいますか?
KIKUMARU:
BANKROLL(バンクロール)です。KANDYTOWNの前身っていうか、KANDYTOWNはBANKROLLとYaBasta(ヤバスタ)の2つのグループがひっついてできたんですけど。そいつらを見てラップ始めたんで尊敬してますね。
レペゼン:
BANKROLLの全員って事ですか?
KIKUMARU:
全員ですね。みんな幼馴染なんですけど、自分より早くから音楽知っててラップしてたんで。
レペゼン:
未だに一緒にやりながらも尊敬してるんですね。
KIKUMARU:
もちろんです。
レペゼン:
めちゃくちゃ良い関係ですね!
KIKUMARU:
そこがあったから今の自分がいるなって思ってるんで。
KIKUMARU Instagram:kikumaru_kandytown
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