Interview

2018.8.23 Thu

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レペゼンインタビュー:HOOLIGANZ 同じ方向を向くバラバラの個性

万寿、TAKUMA THE GREAT、BANの個性派集団。ヒップホップ界で光る個性の根源とは?

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ラップをする、ダンスをする、あるいはスケボーやBMXをする。
ストリートカルチャーの多くは一人でプレーすることができる。しかし、一人でできると思っているやつは絶対に高みまでいけない。
当たり前だが、仲間、家族、ライバル、へイターそんな存在、その影響が必要なのだ。
レペゼンインタビュー第9回目の今回はHOOLIGANZ。
このインタビューを読み終えた頃には、何かを一人でやってるあなたも仲間が欲しくなること間違いなし。
仲間のあり方は人生を変える。そう思わせてくれるHOOLIGANZのインタビューを見逃すな。
後編を読む→

 

 

自己紹介

※この日HOOLIGANZのメンバーで、トラックメーカーのTOSHIKI HAYASHI(%C)が不在。

レペゼン:
まずはお一人ずつ自己紹介をよろしくお願いいたします。

BAN:
HOOLIGANZのBANです。
生まれはタンザニアです。サモア人とのハーフなんです。地元は綱島です。

万寿:
お母さんの名前は?

BAN:
ロテリーニです。
お姉ちゃんの名前はウィー。
サモアにジュナという種違いの兄貴が居ます。

レペゼン:
それも載せていいんですか?笑

BAN:
全然載せちゃってください。笑
生年月日は1986年11月29日の寅年です。みんな同い年なんですけど。
血液型はA型で、身長と体重は180cmの80kgです。この前健康診断やったばっかりなんで正確です。笑
足のサイズは29cmです。

万寿:
でか!

BAN:
利き手は右です。趣味は筋トレかな。好きな食べ物はバナナと、あとはBCAA(プロテイン)で、嫌いな食べ物はないです。

レペゼン:
キン肉マンですね。鍛えてるんですか?

BAN:
今めっちゃやってますね!

万寿:
1日何キロ走ってるの?

BAN:
平日は5km、週末10km笑

万寿:
くーーー!!

BAN:
週3は必ず走ってる。

レペゼン:
ガチですね!ありがとうございます!!
では、次は万寿さんよろしくお願いします。

万寿:
万寿です。
出身地は神奈川県横須賀市です。今住んでるところも神奈川県横須賀市です。
血液型はO型です。
生年月日は1986年10月27日で、身長と体重は、174cm、73kgです。足のサイズは27.5cmの利き手は右手です。
好きな食べ物は肉。肉全般。嫌いな食べ物はないかも。俺も。

あ、里芋嫌いだわ!笑

レペゼン:
里芋美味しいのに!
趣味はなんですか?

万寿:
趣味は「海」ですね。

BAN:
確かに。万寿は常に海にいるよね。

万寿:
うん。

レペゼン:
横須賀の男って感じなんですね!!ありがとうございます!
では、次はTAKUMAさんよろしくお願いします。

TAKUMA THE GREAT:
TAKUMA THE GREATです。出身地は台湾です。今住んでるところは、横浜です。
あと、血液型はB型です。HOOLIGANZはみんな血液型バラバラです。
ちなみに今日来れてない、ビートメイカーのTOSHIKI HAYASHI(%C)ってやつがいるんだけど、そいつはAB型で。

レペゼン:
そうなんですね!地味にすごい!

TAKUMA THE GREAT:
生年月日は1987年の1月18日。身長と体重は、内緒で。笑

万寿:
178cmの60kgだっけ?笑

TAKUMA THE GREAT:
ありがとう笑

万寿:
秘密ってやばいな笑

TAKUMA THE GREAT:
足のサイズは30.5cm。

BAN:
でか!!

万寿:
足のサイズは言えんのかよ笑

TAKUMA THE GREAT:
利き手は右です。好きな食べ物は春巻き。春巻きかちまき。

万寿:
ちまきって人生で食ったことないかもな!

TAKUMA THE GREAT:
ばあちゃんがレシピ持ってて、ばあちゃんがいないから食えないんだけど。
やっぱそのちまきが大好きで。

万寿:
ちなみにTAKUMAは中学校まで台湾に住んでて、日本語覚えたのは中学校1年生からなんですよ。
だからバイリンガルなんです。

レペゼン:
へーすごい!!何語ができるんですか?

TAKUMA THE GREAT:
北京語、台湾語、英語、日本語っすね。ラップも4ヶ国語できます。

レペゼン:
北京語と台湾語はわかるとして、英語はどうやって覚えたんですか?

TAKUMA THE GREAT:
17歳の時に、横浜で当時組んでたグループで自分たちのCD売ってたんですよ。路上販売みたいな。その時にたまたま通りかかったトニーっていうアメリカ人のやつとすげー仲良くなったんすよ。で、ちょうどそのタイミングぐらいで高校を中退してしまったんですよ。そっからなぜかアメリカ来いよってなって、英語を話すようになりました。

BAN:
そっから喋れるようになったって、吸収率やばいよね。

万寿:
日本語より英語の方がうまい時あるもんんね笑

レペゼン:
ハハハ

TAKUMA THE GREAT:
最近よく言われるんだよね。日本語おかしいって笑

レペゼン:
BANさんはサモア語喋れるんですか?

BAN:
サモア語は、挨拶ぐらいです笑

TAKUMA THE GREAT:
ちなみに、サモアと台湾の国旗そっくりだから。

レペゼン:
ほんとだー!早速多国籍感がやばいっすねー!

HOOLIGANZの好きな曲

レペゼン:
では次に、皆さんの最近好きな楽曲を教えてください。

BAN:
いっぱいあるなー
毎日色々聞くんだけど、ちょっと待ってください。(携帯をチェック)

万寿:
ちゃんとチェックするところ真面目だよね。A型っぽい笑

TAKUMA THE GREAT:
そこHOOLIGANZって言っとけよ。
あ、そうだよね。じゃHOOLIGANZ。笑

BAN:
沢山好きなアーティスト居ますが基本的にトラップミュージックが中心ですね。Gucci Mane(グッチ・メイン)と21 Savage(トゥエンティワン・サヴェジ)とKodak Black(コダック・ブラック)が凄い好きで、最近はTy Dolla $ign – Pineapple feat. Gucci Mane & Quavoって曲を良く聴いてます。

レペゼン:
そうなんですね!今日ここまで聞いて来た曲はなんですか?

BAN:
Beats 1(ビーツ・ワン)のラジオですね。新譜がいつも流れてるやつです。

レペゼン:
ラジオなんですね!
万寿さんの好きな楽曲を教えてください。

万寿:
この時期はRickie-G(リッキー・ジー)かなー。同じ地元ってのもあって。
普段あまりヒップホップ聞かないんですよ笑

レペゼン:
へーそれはあえて聞かないんですか?

万寿:
いや、普通にあんまり聞かないんですよねー自分でやっときながら笑

レペゼン:
面白いっすね!今日聞いて来た曲はなんですか?

万寿:
泉谷しげる聞いて来た笑

レペゼン:
渋い!

万寿:
インタビュー的にやばいかな?

レペゼン:
いや、めっちゃ面白いっす!笑
ではTAKUMAさん、好きな楽曲と今日聞いてきた楽曲を教えてください。

TAKUMA THE GREAT:
好きな楽曲は、最近は、J.COLE(ジェイ・コール)がすごい好きです。
今日聞いて来たのは、AUDIO SLAVE(オーディオ・スレイブ)っていうバンドのアルバムを聞いてました。

レペゼン:
みんな聞く曲バラバラですね!

TAKUMA THE GREAT:
そうっすね。それがHOOLIGANZの良さにも繋がってると思います。

これまでの人生について、そしてHOOLIGANZ結成

BAN人生グラフ
・1人が好き GAMER  水泳
・10才小学校4年生 空手を始める
・12才 空手優勝
・13才 グレる ●●●●●を初体験
・14才 2PACに影響される 初LIVE
・18才 ダークゾーンに…  キックボクシング ハーレム出禁
・21才 新宿で成り上がろうとする タクマに救われる
・22才 執行猶予に…
・23才 HOOLIGANZ
・山あり谷あり

万寿人生グラフ
・19才 ラップスタート
・25才
・26才ぐらい? 音楽人生低迷期
・今最高潮!

TAKUMA THE GREAT人生グラフ
・5才 両親の離婚 同時に台湾に送られ母とは別で生活
・8才 日本に戻る
・22才 1st ALBUM発売
・凹んでいるところ フリースタイルダンジョン敗退
・映画出演 台湾にRAP大会の審査員

レペゼン:
これ性格出ますね。

TAKUMA THE GREAT:
お前(BAN)株価みたいじゃん。笑

万寿:
細か!やっぱA型だね。

レペゼン:
では「ラップを始めたきっかけ」から、万寿さんから聞いて行きますね。
いつからラップしてるんですか?

万寿:
19歳ぐらいですね。

レペゼン
きっかけは何だったんですか?

万寿:
地元にATていうラッパーがいて、その人のライブを見たのがキッカケです

レペゼン:
なるほど。
ちなみにHOOLIGANZのみんなが出会ったのはどこですか?

万寿:
みんな10代のうちに出会ったんですけど、みんな神奈川だから、ラップしだした頃に同じ場所でやることが多くて。もう15年ぐらいになるね。

TAKUMA THE GREAT:
うん。

レペゼン:
学校とかは被ってないんですね?

万寿:
そうですね。被ってないですね。

レペゼン:
では次にBANさん教えてください。

BAN:
さっきもちらっと言ったんですけど、きっかけは2PACですね。
Bの流派っていう流派Rの前身のテレビ番組が昔やってて、そこで2PAC特集をやってたんですよ。そこで初めて2PACを見て、「なんだこいつは!」って衝撃が走ったんですよ。
そのあとすぐ日本語翻訳版のアルバムを買って。すげーいいこと言ってんなって改めて感動して、その衝撃が走ったままラップをはじめました。

レペゼン:
2PACは確かにすごいけど、そのままラップを始めちゃうなんて…!すごい行動力!
TAKUMAさんは何がきっかけだったんですか?

TAKUMA THE GREAT:
昔、テレビCMでナイキのCMなんですけど、ZEEBRA(ジブラ)さん、DEV LARGE(デブ・ラージ)さん、Twigy(ツィギー)さんがラップやってるやつがあって。
それを見て、日本人でもラップちょーかっけーじゃんってなって、自分でもやってみようってなりました。

 

レペゼン:
CMがきっかけって!きっかけもまた3人ともが違いますね!
小さい頃はどんな子供でしたか?

BAN:
おとなしい子でしたね。

レペゼン:
ほんとですか?笑

BAN:
本当に本当に!笑
一人が好きな感じでした。
確かに今そう見えないよね。笑

万寿:
俺はサッカーしかしてなかったなー

TAKUMA THE GREAT:
俺は結構お調子者でした。

レペゼン:
ここもみんなバラバラですね!
小さい頃からヒップホップは聞いてたんですか?

TAKUMA THE GREAT:
生まれて初めて買ったCDが実はヒップホップだったんですよ。買った時はそれがヒップホップって知らずに買ったんですけど。笑
お袋が家でWhitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)の「I Will Always Love You(映画『ボディ・ガード』の曲)」をよく聞いてたんで、黒人の音楽かっけーなって思ってて、

誕生日の時に好きなCD買ってあげるって言われたんで、商店街のCD屋に連れてかれて、黒人のコーナーに行って、どれでもいいやと思って買ったのがDE LA SOUL(デ・ラ・ソウル)だったってゆう。

レペゼン:
へーすごい!運命的な出会いですね!
ヒップホップをやるってことはその頃から決まってたんですね。

BANさんの初ライブは14歳なんですね?めっちゃ早い。

BAN:
そうです、Disco Plaza CIRCUSで初めてステージに立ちました。

TAKUMA THE GREAT:
新宿で成り上がろうとした21歳。笑

万寿:
ここTAKUMAに救われるって書いておいた方がいいんじゃない。

BAN:
そうだね。

レペゼン:
救ったとは??

TAKUMA THE GREAT:
彼が、ラップ辞めてて、ホストみたいなことをやってた時期があって…

BAN:
この時TAKUMAが声かけてくれなかったら、俺今ラップやってないからね。

TAKUMA THE GREAT:
BANとはラップ始めた時期が近くて、16歳の時に俺がB BOY PARKのバトルに出てて、会場に遊びに来てたBANと初めて出会いました。
その後ちょいちょい遊ぶようになったんだけど、一時ラップをやめちゃって、ホストやってるって聞いて、助けに行ったんだよね。笑

レペゼン:
どうやって助けに行ったんですか?

TAKUMA THE GREAT:
ある日、地元のクラブに行ったらBANの名前が書いてあって、「あれ?久々に出演してる」って思って、見に行ったんですよ。
そしたら、誰かの誕生日だったのかわからないんだけど、ステージ上が風船だらけのパーティーだったんだけど、でもお客さんはすげーノリが悪くて。
でBANが出て来て、BANは気合い入ってたんだけど、「SAY HO~!」って言っても誰も返してくれなかったんだよね。笑
それに対してBANが「Like a Goast town man.(幽霊屋敷みたいだな)」って言ったんだよね。それを聞いて、こいつすげーなーって思って。

お客さんへのDisなんだけど、「盛り上がれよ!」とかじゃなくて、この言い方にセンスも感じたし。
こんなメンタル強いやつ欲しい!って思ってHOOLIGANZに呼んだんです。

レペゼン:
そうなんですねー!!

TAKUMA THE GREAT:
最初は、俺と万寿ともうひとり違う奴が居たんだけど、その3人でやる前にもうひとり呼びたいねって話をしてたんだよね。
んで、誰にしようって悩んでた時にBANのライブ見に言った時にこいつ欲しいなーって思って。
もともと10代の頃からラップはちょーうまいって知ってたんだけど、その場で「Like a Goast town man.(幽霊屋敷みたいだな)」っていうセンスが好きで。

万寿:
そっから始まったね。

レペゼン:
おもしろいー!!結成にもドラマがありますね!!
てか、そもそもなんですけどリーダーは誰なんですか?

TAKUMA THE GREAT:
リーダーっていうリーダーはいないんだけど、形としては万寿がやってるよね。

万寿:
リーダーとかではなくて、なんだろう、こいつらやらねーから、やらざるを得ないみたいな。
誰かがやらなきゃいけないから仕方なくやってます。笑

TAKUMA THE GREAT:
基本、みんながみんなソロでもともとやってたから、今回の案件は、万寿ね、今回は俺ね。みたいな感じだったんだけど、いつの間にかめんどくさいことは万寿に任せるようになってるよね。

BAN:
本当にうまい具合に進行してくれて。笑
血液型って信じてなかったんだけど、血液型ってその通りだなって思いますね。

万寿:
まああるよね。

ラッパーとして、3人が受けて来た影響

レペゼン:
ラップをやっていて影響を受けた人はいますか?

BAN:
俺は2PAC。
あとは、RudeBwoy FaceっていうReggae Deejayで、中学の時の先輩です!

万寿:
俺はラップ始めたきっかけになる人でもあるんだけど、地元の先輩のATさんですね。
インタビューで名前出たら喜ぶだろうね笑

TAKUMA THE GREAT:
俺は、Twigy(ツィギー)さんとタリブクワリさんですね。

レペゼン:
ここもみんなバラバラなんですね。いろんな影響がHOOLIGANZに入って来てると。
ラップしてて悔しかったことはありますか?

TAKUMA THE GREAT:
俺はもうあの日しかないね。

レペゼン:
なんですか?

TAKUMA THE GREAT:
フリースタイルダンジョンで負けた日だね。

万寿:
俺も悔しかったー

TAKUMA THE GREAT:
人生でこれ以上ないだろうってぐらいヘコんだね。

レペゼン:
グラフもめっちゃヘコんでる…

TAKUMA THE GREAT:
あんなラップが放送されるなんて、もう俺ラップやめるって言ってましたね。笑
まあでも、人として強くなれたって意味ではターニングポイントですね。

BAN:
涙の数だけってやつね。

レペゼン:
万寿さんは悔しかったことありますか?

万寿:
HOOLIGANZって、もうひとりメンバーがいたんですよ。HAIIRO(はいいろ)っていうやつで、創設者でもあるんですけど。10代からすっと一緒にやってて。ちょうどこの時(グラフが下がってる時)そいつと別れた時ですね。やめるやめないでもめたし。この時結構絶望的だったなっていう感じですね。今でもそいつは別でラップやってるけどね。

レペゼン:
なるほど。そんな別れも経験しての今なんですね…
ラップしてなかったら何やってたと思いますか?

万寿:
海沿いだボケーっとしてたかなー。

BAN:
TAKUMAは外国語の先生でしょ。4ヶ国語喋れるし。

TAKUMA THE GREAT:
いやーでも俺勉強嫌いだからなー

万寿:
BANは何なの?

BAN:
僕はビジネスですね。営業、投資、金を稼いで早期リタイア!

万寿:
ハハハ。なんだそれ。

BAN:
現実的でしょ?フフフ。

“踊りませんか”(Official Video)をチェック!

 

 

何を聞いても答えることが違うHOOLIGANZの3人。
しかし、この掛け合いが気持ちがいい。きっと個性がバラバラだから、一緒に曲を作る時に掛け合わされるパワーは何倍にもなるのだろうと感じた。
後半はまさにその3人が同じ方向を向く瞬間、楽曲の制作や今後のHOOLIGANZが目指すところについてを聞いた。
ストリートにもいろいろな形があるが、仲間のあり方にもいろいろ。そんな3人のインタビューの後半もお楽しみに!

後編を読む→

 

万寿 Instagram:mangy_prz
TAKUMA THE GREAT Instagram:takuma310
BAN Instagram:band_k_asamoa
Interview by ABE HONOKA

 

日本のストリートをレペゼンしよう。

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