Interview

2019.4.22 Mon

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レペゼンインタビュー:DJ RINA 「勝ちたい」ではなく、「勝つ」こと。

Red Bull 3Style(レッドブル・ス リースタイル)の優勝から得たものは、タイトル以上のモノでした。

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ヒップヒッポシーンが盛り上がる今日この頃、これまでに類を見ない数のラッパーやDJなどアーティストたちがピラミッドの頂点を狙ってひしめき合う。ストリートで体を張って頑張っているだけで十分かっこいい。しかし、やはり頂点をとった人の輝き方は違うし、頂点を取るそれなりの理由がある。DJ RINAへのインエタビューの後編は、Red Bull 3Style(レッドブル・ス リースタイル)で優勝するためにセットしたマインドについて聞いた。夢を叶えるための方法を彼女は知っている。

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ファッションについて

レペゼン:
インタビュー後編の初めとして、ファッションについて少し伺いたいと思います。自分の洋服について何かこだわりはありますか?

DJ RINA:
DJ中はやっぱり動きやすい事。笑

レペゼン:
動きやすさ、大切そうですね!
好きなブランドはなんですか?

DJ RINA:
やっぱりmoussy(マウジー)かな。

レペゼン:
スニーカーはどこのが好きとかありますか?

DJ RINA:
スニーカーはナイキが好きです。今日はナイキじゃないんだけど。笑

人生グラフ③Red Bull 3Style、日本一

レペゼン:
ここからは前編でもお話し頂いた人生の話の続きを伺いたいと思います。DJとして思い悩んでた時期がありましたが、その後の事を教えてください。

DJ RINA:
DJとして自分をどう表現して行ったら良いのか悩んでた時に、Red Bull 3Style(レッドブル・ス リースタイル)の大会を見て、こういうアピールの仕方もあるんだなって知って。自分も出ようって決めました。

レペゼン:
なるほど!グラフが少し上がったのは、悩んでたけど、夢みたいなものが見つかったって感じですか?

DJ RINA:
目標が定まってきたって感じですね。「自分は遅咲きタイプなんだ」って言い聞かせるようになって。でも出るようになってからも勝てないからまた悩んでました。笑

レペゼン:
最初は上手くいかなかったんですね。

DJ RINA:
勝てないし、女性的偏見もありましたね。

レペゼン:
女性だからって、そんなこと言われるなんて…それでも粘り強くやったんですね?

DJ RINA:
多分それも負けず嫌いだから。笑

本当は24~26歳の良い時期にもっと活躍したかったけど、自分の目標を明確にしてからは、年齢を気にするより、若い時にたくさん苦労したから、その分後で返って来るって信じてやるようにしてました。

レペゼン:
カッコいいです!

DJ RINA:
だから27、8歳で負けてもう少しで30歳だけど、とりあえず3年目までは頑張ろうって。

レペゼン:
本当に強い思いがあったんですね。マジでリスペクトです。

DJ RINA:
ちょっと違う事だけど、歯の矯正始めたのも28歳の頃かな。30歳までには歯並びを綺麗にしようと思って。笑

レペゼン:
そういうきっかけも大切ですよね。笑

DJ RINA:
大会に出るようになって色んな仕事も頂けるようになったから、露出が増えていく分、そういう細かな事も色々と考えるようになって。

レペゼン:
意識の高さ!アーティストはやっぱり見た目も大事ですもんね。

DJ RINA:
それに海外の人とも関わるようになったから、自信持っていろんな人と関われるように歯並びを直して、パーフェクトな状態で30歳を迎えようと。笑

レペゼン:
そこまで細かく設計されてたんですね。ちなみにRed Bull 3Styleの大会の時は自分のパフォーマンスが終わって、他の人が終わるのを待ってる間はどんな気持ちだったんですか?

DJ RINA:
1年目の時はルールとかも良く分かってなかったし、とりあえず「やってやろう!」って事以外は何も考えてませんでした。負けた時も優勝したDJさんを称えてたし。笑

レペゼン:
称えてたんですか。笑

DJ RINA:
2年目はラストにパフォーマンスしたDJ YOU-KIさんが優勝したんだけど、その人が始めた瞬間にもう負けたと思って…勝ちに行ってただけに凄い悔しかったですね。

レペゼン:
そうだったんですね。

DJ RINA:
3年目はなんか分かんないけど、もう優勝するってずっと思ってた。勝つために練習するの他に、メンタル的な部分を鍛える本もかなり読んで、自分が考えていることを事を上手く結果に出せるようにしたので負けるなんて思ってなかったです。

レペゼン:
かっこいいす。今、めっちゃ喰らってます。

DJ RINA:
なりたい自分になるために、”自分に言い聞かせる”ことをずっとやってましたね。「優勝したい」って言ってると、”優勝したい自分”になっちゃうから、「優勝する」って1年間ずっと言ってました。

レペゼン:
”言い切る”ってことですね。

DJ RINA:
そうしたら絶対に優勝するってマインドになって、優勝して泣いてる自分すら想像できて。なんか気持ち悪いね。笑

レペゼン:
全然そんな事ないですよ!かっこいいです!

DJ RINA:
だから今30歳になったけど、今でも色んな面で、プラスな事だけ毎日考えてます。

レペゼン:
いやーカッコいいです。

DJ RINA:
いや、全然。妄想が好きなだけ。笑

レペゼン:
ちょーポジティブな妄想ですね!笑

人生グラフ④現在と今後について

レペゼン:
Red Bull 3Styleに出てから周りの環境は変わりましたか?

DJ RINA:
良い意味でも悪い意味でも色々変わったと思います。

レペゼン:
やっぱりそういうのはあるんですね。

DJ RINA:
でも良い意味だと、自分の表現も含め、女性DJというものを世間に見てもらえる機会になった し、色んな方と一緒に仕事できるようになったり。いいことの方がたくさんありますね。

レペゼン:
仕事で絡める人の幅が広がったのは凄く良い事ですね!これからの野望みたいなものはありますか?

DJ RINA:
性格上、大きくは変われないけど、やってることは大きくやっていたいです!色んな世界に行きたいし、他の人がやってない事をやりたい。

レペゼン:
それはDJという枠も越えるかもしれない?

DJ RINA:
そうですね。DJを教えたりとかももっとしたいですね。
日本一になって、色んな国に行って、色んな人と関わるようになってからDJの仕事の幅が広くなったと思うから、DJ以外でも色んな仕事ができるかなとも思ってます。もちろんDJでも、自分がDJをした事で何かを変えていけないかなとか、色々考えてます。

レペゼン:
なるほど。

DJ RINA:
あと高校の時にサボってた英語勉強したい!笑
とにかく色々な欲が出てきました!

レペゼン:
常に意欲を持ち続けること、すごく素敵です!

日本のストリートシーンについてDJ RINAが思うこと

レペゼン:
今のヒップホップシーンについてどう思いますか?

DJ RINA:
現場で得るものがシーンに繋がると思ってたけど、今はSNSとか情報源がたくさんあって常にシーンも変化していくから、それについていけるようにアンテナを張っておかないとな、とは思ってます。

レペゼン:
なるほど。

DJ RINA:
いつまでも昔の事を語ってはよくないし、シーンは常に動いてるものだと思うから。

レペゼン:
アンテナを張るっていうのは具体的にどういった事を?

DJ RINA:
結構ネットサーフィンしてます。笑

レペゼン:
自分で色んな事を調べるんですね。

DJ RINA:
調べる、見る、話を聞く。昔は現場に行ってそれをしてたたけど、今はクラブに行けない時もSNSでチェックしたり、ネットサーフィンしたりするようになりました。

レペゼン:
それもまた大切な事ですよね。
DJで稼いだり、これからDJを目指す人たちに何かアドバイスとかありますか?

DJ RINA:
好きな事をするためにベストな状態を作ることが大切かなと思います。そのために他の仕事をする事が別に格好悪いとは思ってないです。

レペゼン:
自分にあったやり方って事ですね。

DJ RINA:
今は音楽だけでやっていけてるけど、昔は3つ仕事やってて辛い思いもしました。そんな時でも、曲が欲しい、機材が欲しい、お洒落もしたいし、DJする時にちゃんとした髪型でいたい、ネイル もマツエクもしたい。好きなことをベストな状態でやるにはって考ええれば、3つの仕事も必要な ことですからね。

レペゼン:
DJだけ!って気張らなくてもいいってことですね。

DJ RINA:
そうですね。ただ、目標だけしっかりは定めなければいけないと思います。その目標のために行動するってことになるので。

レペゼン:
本当に説得力がすごいです。
ご自身の経験からも、「女性のDJ」ということで大変な事もあるかと思いますがそれについてはいかがですか?

DJ RINA:
大変なこともあったけど、自分が出たばっかりの時には既にDJ LICCAさんとかが最先端で活躍してたし、逆にLICCAさんとかが当時のシーンをどう見ていたのかとか、その時の心境とか聞いてみたいですね。辛いこととかももっとあっただろうし。

レペゼン:
なるほど。

DJ RINA:
自分はそこを目指してやってこれたから。今の自分がその当時の憧れの人達と同じ立ち位置に来れたのかも気になります。

レペゼン:
憧れの人に追いつけているのかって凄く気になりますよね。
でも、個人的な意見かもしれないですけど、RINAさんは絶対に追いつけていると思います。

今日はお話を聞いて本当に感動しました!今後も頑張ってください!以上でインタビューは終わりです。今日はありがとうございました!

DJ RINA:
ありがとうございました!

話の内容や、行動の一つずつに、芯が通っている。そしてそこにある熱量がその周りの人間の心すらも動かす。彼女ならば、みんなが望むストリートシーンに作り上げることができるだろう。
行動に起こせる人は、何かを失敗してもすぐにその原因を解明し、対策を打ち、また行動しつずけることができる。間違いない。我々はDJ RINAから夢の叶え方を教わった。夢があるそこのあなた、「したい」ではなく「する」と毎日自分に言い聞かせることから始めてみよう。

前編を読む→

▼DJ RINA
Instagram:djrina

Interview:ABE HONOKA

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