Interview

2018.12.20 Thu

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レペゼンインタビュー:Mr. BEATS a.k.a. DJ CELORY ヒップホップへの愛と情熱

新しい仕掛けと新しい出会い。ヒップホップの幅はまだまだ広がる。

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前編で語られた、SOUL SCREAM結成からStreet Dreamsの誕生秘話。そして、AbemaMix、WREP、フリースタイルダンジョンに代表される、ヒップホップの新たな可能性。約25年の長いキャリアを持ちながら、まだまだこれからのシーンの発展に貢献し続けるMr. BEATS a.k.a. DJ CELORYは、一体どんなバイブスで日々動き続けているのだろうか。後編はそんな彼のヒップホップへの熱い想いに注目。コンビを組んでる”あの人”の話も聞いてみた。今夜クラブに行くあなたはマストチェック!

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音楽について

レペゼン:
では次は音楽について教えてください。最近好きな楽曲はなんですか?

DJ CELORY:
最近は、6ix9ine(シックスナイン)とかPnB Rock(ピーエヌビー・ロック)とかのアルバム好きなんだよねー。

レペゼン:
おー!なるほど!
ちなみに、今日聴いてきた曲は何ですか?

DJ CELORY:
SoMo(ソモ)の“A Beautiful November”っていうアルバムが最近出てて。それをつらーっと聴きながら来たかな。

レペゼン:
CELORYさんといえば、ヒップホップのイメージですが、R&Bもよく聴かれるんですか?

DJ CELORY:
年を追うごとに、R&Bが染みるんだよねー。

レペゼン:
そうなんですねー!!音楽の楽しみ方もかっこいいです!!

今のストリートについて

レペゼン:
今のシーンについてどう思っていますか?

DJ CELORY:
最高!!盛り上がってるし、若いアーティストもたくさん出てるしね。DJやって24~25年経つけど、今が一番楽しい。今の新譜どれもイケてると思う。

レペゼン:
最高!って言葉が聞けて、なんか嬉しいっす!

DJ CELORY:
でも、もっとこの文化を世の中に広めたいから、率先してできることはやりたい。ヒップホップって若い子がトレンドを生み出す文化だけれども、歳とっても好きな人はたくさんいてさ。

レペゼン:
はい。

DJ CELORY:
ヒップホップを聴く世代の幅がこれからもっと広がって行くと思うから、トレンドにしっかりアンテナを張りながら、一方で40オーバーの世代とも一緒になってシーンを盛り上げたり、音楽を共有しあったりしたい。
AbemaMixやWREPはそういう機能も果たすメディアだと思うしね。

レペゼン:
歳とってもヒップホップ好きでいてほしいですよね。

DJ CELORY:
そう!それができる仲間づくり・環境づくりをしていきたいと思っています。

レペゼン:
素晴らしいです!
では、CELORYさんの中で、“ストリート”って何ですか?

DJ CELORY:
そうだなあ。なんでしょう。現場で起きていることかなー。ストリートは。

レペゼン:
やっぱり“現場“ですよね。
ズバリ、そんなストリートで“稼ぐ”にはどうしたらいいと思いますか?

DJ CELORY:
いつも周りに助けてもらってる気がする。だからあんまり稼ぎ方とかわからないけど、とにかく俺はずっと一生懸命、真摯にヒップホップに接してきたらこうなってたって感じだなあ。

レペゼン:
なるほど。

DJ CELORY:
好きこそものの上手なれ、って言うけど、それに尽きる。俺、起きてから寝るまで、ヒップホップのことしか考えてないもん!

レペゼン:
超カッコいいです!我々も頑張ります!

BULLとの出会い

ペゼン:
今、業界で気になる人、勢いがある人は誰だと思いますか?

DJ CELORY:
俺はBULLを推したいな。

レペゼン:
BULLさん!最近はもう2人でセットってイメージです!BULLさんとはもう長いんですか?

DJ CELORY:
ボンボヤ(BON-VOYAGE)が渋谷のNUTS(ナッツ)っていうクラブでやっていた頃に、途中から参加してもらったんだよね。

レペゼン:
ボンボヤなんですね!

DJ CELORY:
そうなんだよね。当時、イットシっていう元DJでイベントスタッフやってたムードメーカーがいて、その人に「BULLはCELORYさんの横でマイク持つにはまだ早えな!」って言われてたこともあったっけ。笑

レペゼン:
そんな時代があったんですね!

DJ CELORY:
最初は、「ラッパーでいて、MCもできる、とっても礼儀正しいやつ」っていうイメージだったかなあ。

レペゼン:
共演のきっかけはAbemaMix(アベマミックス)でしたっけ?

DJ CELORY:
AbemaMixってとても画期的なメディアでさ!それまでDJをひたすら撮るテレビ番組なんてなかったじゃない?ただ、その絵だけだとちょっと地味に映るかもなーと思って。コメント機能もついている番組だから、MCもできるBULLを呼んで、コメント拾って視聴者とキャッチボールできた方が面白いかもしれないなって考えたんだよね。

レペゼン:
なるほど。

DJ CELORY:
だから、誰もやっていない新しいことを率先してやっていこうっていう思いでBULLとやってる感じかな。

レペゼン:
新しい挑戦だったわけですね!CELORYさんからAbema側に提案したってことですか? 

DJ CELORY:
そう。だから2回目の放映からすぐに「俺の時間、MCでBULL呼ぶから」って言って共演が始まりました。
AbemaMixの中でのライブは今じゃ普通にやってるけど、一番最初にライブをしたのはジブさんで、当初は俺から提案したのが始まりだったりもするんだよね!

レペゼン:
すごい提案力です!

DJ CELORY:
初めは一部、俺のコネクションでブッキングしてやってたね。

レペゼン:
うわーそうだったんですね!そんな裏話があったなんて!

DJ CELORY:
あと、アナログのジャケットだけ持って行って、曲かけながらジャケット見せたりとか。あとは、早着替えしたりとか。笑
見てる人楽しんでもらえるために色々工夫してやってる。

レペゼン:
そうなんですねー!!

DJ CELORY:
そういう意味では、BULLは最初大変だったと思うけど、めげずに頑張ったから、今は完璧にBULLのファンがついてるし。

レペゼン:
そうですよね!

DJ CELORY:
その後、AbemaMix視聴者の皆さんと直接コンタクトが取りたくなって、番組終了後に、「反省会」っていうインスタライブを始めたんだけど。そしたら、ヤナさん(DJ YANATAKEさん)から「ラジオでも2人でやらない?」って誘ってもらってね。

レペゼン:
なるほど!そこからWREP(レップ)に繋がるわけですね!
最近は地方も二人で行ってますよね?

DJ CELORY:
うん。WREPとAbemaMix両方やらせてもらっているのは光栄だし、もっともっと知ってもらいたい気持ちがあるからさ。あとは、観覧に来たくても来れない地方の人ってたくさんいるじゃん?「じゃあ逆に会いに行こう!」と思って。ステッカー配って、プロモーションしてる感じかな。

レペゼン:
お二人が地方を回る影響力、大きいですもんね。

DJ CELORY:
今あるメディアをもっと盛り上げて、若い子らに残していきたいしさ。それで、ちょっと頑張ろうって思ってやってるんだよね。

レペゼン:
2人の仕掛けで、シーンがさらに盛り上がってる気がします!

DJ CELORY:
そうだと嬉しいな。BULLはメディア受けする、場の空気を読んで消化できる人だな、と思ってたから。それは現場で立証済みだったし。それに、BULLのおかげで、俺の違った一面も引き出された気がする。

レペゼン:
例えばどんな一面が・・・?

DJ CELORY:
俺らが毎週金曜日やっている番組「ゴジレプ」では、とにかくアホなことをやろうと思って。詳しくは「ゴジレプ」聞いてみて。笑
BULLといると、自分のそういった一面も違和感なく引き出してもらえる。昔はそんなキャラじゃなかったから、俺のイメージ変わった人も多いと思うよ。

レペゼン:
共演することで、お互い今までと違う面を引き出し合う関係・・・素敵です!

うまいDJとは?

レペゼン:
CELORYさんは、どういうDJが上手い!と感じますか?

DJ CELORY:
一番はお客さんをちゃんと見れてる人かな。みんな技術あるし、ストーリー作れてるけど、PCばかり見てちゃダメだと思う。常にフロアを見てるDJが俺は上手いと思ってるかな。

レペゼン:
なるほど、お客さんへの意識ですね。

DJ CELORY:
お客さん意識しないんだったら、おうちでDJしてればいいじゃん?お客さんに楽しんでもらえるようにすべきだと思うから。

レペゼン:
CELORYさん自身は、DJする時どんな気持ちでやっていますか?

DJ CELORY:
最近、とある5歳の男の子が親の影響で俺のDJを聴いてくれて。今年の七夕の時、短冊に「DJ CELORYみたいになりたい」って書いてくれたんだよね!それにはとても感動してさ。

レペゼン:
それは嬉しすぎますね!!

DJ CELORY:
スポーツ選手で子供達の憧れってよくあるじゃん?今までは考えたことなかったけど、俺もそうなり得るんだって思うと、やる気が出ない日もその子のことを思い出して「やばい、やらなきゃ」っていう感情が芽生えてくるんだよね。

レペゼン:
子供にとって憧れの仕事だって思うと、気が引き締まりますね。

DJ CELORY:
時代だよね。ヒップホップ好きな親がたくさんいるわけだし。昔は「ヒップホップ何それ?」っていうのが当たり前だったので、この出来事がすごい嬉しくて。子供をがっかりさせないように、もっとDJ練習しようって。

レペゼン:
そう考えると、これからもっと盛り上がっていくはずですね!!

DJ CELORY:
子供達も見てるんだなって思うと、もっともっといい時代にしていかないと!

ペゼン:
我々もその一助になれるように頑張ります!

次の世代に向けて

レペゼン:
座右の銘は何ですか?

DJ CELORY:
「Where there is a will, there is a way.」かな。「意志あるところに道は開ける」という意味。

レペゼン:
確かに。先ほどからCELORYさんのヒップホップへの意志・愛を感じてます。

DJ CELORY:
今ではDJってどうやって稼ぐかイメージあるでしょ?でも、俺が高校卒業した時はそもそもDJで食ってる人がいるかどうかすらわからなくて。とりあえず好きでDJ始めて、強い意思や情熱だけは持ってた。

レペゼン:
その時、その先の人生のイメージはあったんですか?

DJ CELORY:
「こんな生活したい!」とか「こんなシーンにいたい!」っていうイメージはあって。そして、そのイメージが人より強かったと思う。そのイメージを持ち続けていたら実現したから、この言葉が座右の銘かな。

レペゼン:
強く思うことって大事なことですね。

DJ CELORY:
うん。思い描いていたもの、俺、全部実現してるもん!だからこの言葉がしっくりきてるし、今後もイメージしているものがあるから、実現していきたいね。

告知

レペゼン:
最後に、告知をお願いします!

DJ CELORY:
毎週水曜日の「AbemaMix」
https://abema.tv/timetable/channels/hiphop

毎週金曜日夕方5時~7時、WREPで放送している「ゴジレプ」
https://wrep.jp

毎月第1水曜日R-LOUNGEで開催している「TERMINAL」
https://twitter.com/terminal_tokyo

毎月第4土曜日VUENOSで開催しているの「BON-VOYAGE」
https://www.facebook.com/bonvoyage.crew/

この辺りをぜひチェックしてほしいな!よろしくお願いします!
今回のインタビュー、めちゃくちゃユルくて新鮮でした。笑

レペゼン:
そう言っていただけて嬉しいです!ありがとうございました。

 

インタビュー中、彼の言葉の随所から感じられたのは、「ヒップホップへの愛」、とにかくそれだった。その”愛”が仲間を増やし、業界を動かし、子供さえも魅了する。我々がヒップホップシーンに安心して身をおき、体を揺らすことができるのも、そんな彼がいるからだろう。40代のさんピン世代から、5歳児まで、彼の貢献によってヒップホップを聞く人の幅は増えた。また、クラブだけではなく、AbemaMixやWREPなど、ヒップホップを楽しめる環境も整った。あとはどれだけ我々が盛り上がれるかだ。「ヒップホップへの愛なら負けない!」と思ったあなたは現場でその愛の強さを見せつけて欲しい。

前編を読む→

▼Mr. BEATS a.k.a. DJ CELORY
Instagram:mrbeats

Interview:ABE HONOKA
Writer:中崎史菜

 

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