BMXについて/BMXライダー勅使川原大地インタビュー⑤

現在の活動拠点とBMXの今後

ライター:レペゼン君

レペゼン:
名古屋が拠点だった時はどこでやられていたんですか?近くの公園とかですか?

勅使川原:
名古屋はBMXの環境に恵まれていてスケートパークも多いんですけど、その中でもあま市にある日本最大級の施設、Hi-5(ハイファイブ)でやってました。あとは、名古屋の栄の若宮大通にあるパークでもやったりしてました?

レペゼン:
おお!若宮!大阪では練習はどこでやってるんですか?

勅使川原:
神戸の方まで行って”g”skate park(グッドスケートパーク)って「gスケ」と呼ばれてるとこで練習させてもらってます。名古屋ではスクールを開催していたんですけど、こっちでもやりたくて先日ようやくgスケで僕のスクールが始まりました。

レペゼン:
勅使川原大地に学びたいって人は、神戸のgスケに行けば教えてもらえるんですね?

勅使川原:
そうです。スクールの名前は『SAMURIDEBMX』です。名古屋では弟がメインでやっていて、大阪でようやく僕が始めた状態なので、よろしくおねがいします!

レペゼン:
スクール生は小さい子が多いんですか?

勅使川原:
メインとしては子供が多いですけど、40歳ぐらいの大人の方などもいますよ!

レペゼン:
へーそうなんですね!じゃあ本当にBMXを楽しみたいって人なら誰でも歓迎って感じですね。

勅使川原:
そうですね。やっぱり僕の一番の目的がとにかくBMXを楽しんでもらいたいなので、技の習得よりもいかに楽しく乗れるかですね。BMXをライフスタイルの一部として取り入れてもらえるようにスクールをやってます。

レペゼン:
本当にBMXを広めるためにもショーからスクール、スタント、モデルと幅広く活動されているんですね!今後スクールをもっと拡大していきたいって気持ちはありますか?

勅使川原:
もっと普及させられるように拡大していきたいですけど、コロナ渦ではどう動いて良いか分からないので、色んな方の意見を参考にさせてもらっています。

レペゼン:
今はやれる事も色々と制限されて大変ですよね。

勅使川原:
本当は音楽イベントとかあったら、そういう所で体験会とかやらせてもらえたら嬉しいですけどね。

レペゼン:
早く多くの人が集まれるようになると良いですよね。今後BMXの世界はどうなって行くと思いますか?

勅使川原:
オリンピック競技も決まっているので、今後は地上波で見てもらえる機会も増えてくるしライダーがもっと増えたら良いですね。あとはやっぱり日本の環境で何が足りないかってスケートパークが足りないので、各地域や公園に小さくても良いからスケートパークが出来たら嬉しいです。

レペゼン:
注目する人やライダーが増えてもやれる場所がなかったら意味ないですもんね。

勅使川原:
全員が全員ガッツがある訳でもないし、ただ楽しみたいって人の方が多いと思うので、そういう人たちが公園で乗って楽しんでる事に対して苦情を言われるのも寂しいですからね。

レペゼン:
スケートパーク増やすって行政とかも絡んできそうですし難しそうですね。

勅使川原:
オーストラリアとかに行くと各駅に1つパークがあるんですよ。中にはスケートーパークって呼んで良いの?ってレベルの小さい所もあるんですけど、そういう所でも学校終わりのキッズ達が練習してるんですよ。女の子もいるし、ピクニックしてる家族もいて生活スタイルに溶け込んでカッコいいですね。

レペゼン:
日本でもこういうのがライフスタイルに早く溶け込めるようになると良いですよね。

勅使川原:
でも感覚は近づいて来てると思うので、もう少しかなって。僕一人だけの力や、自治体だけの力では難しいですけど、今の流れや雰囲気で必然的に変わって行けると思うので、もっと露出を増やしていきたいです。

レペゼン:
なるほど。少しずつではありますが、着実に前には進んでいるんですね。

 

…続く。

 

勅使川原大地 Instagram:_tessy_d.co
SAMURIDE公式サイト:https://www.matsuicyclenagoya.com/samuride
SAMURIDE BMX CLUB Instgram : samuridebmx

 

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