編集部の目をご覧の皆さん、初めまして。
DJ SHUNSUKEと申す者です。と言っても知らない人も多いと思うので最初に自己紹介をさせてもらいたい。
Representでは「DIG!かばんの中身」のライターと「カルチャーキャリアサーチ」のインタビュアーを行っている。名前から察しはつくであろうがしがない現役DJでもある。また、プロサウナ―でもあり、いずれはサウナでご飯を食べていきたいと目論んでいる。サウナに関してはプロ転向後、まだ2年程のルーキーだ。
プロサウナ―としてはまだ2年のキャリアしか持たないヒヨッコだが、DJのキャリアは20年だ。20年というと一人の人間が成人になるくらいの時間なのでそれなりにベテランだと思うだろう。だが、まあ売れていない。本当に驚くほどに売れていない。20年間で自分がDJとしてキラキラ光った瞬間があったのか?と聞かれたら「そんなもんはねえんだよ!光ったのは頭だけだ!」と答えてしまうくらいキラキラした記憶が無い。普通は20年くらい続けるとキラキラとまばゆい光を発して活躍する時期があると思うが、私の場合は20年暗躍し続けた事でDJ界の”リーダーオブ暗躍”としてその名を轟かせている。
これからクラブDJを志す人は私のようなDJにならないように努力し続けてほしい。
ライターとしてのキャリアも数年の間隔を空けた時期もあるが全部で10年近くになるだろうか。
国語の成績「1」だった自分がまさかこういう仕事をすることになるとは夢にも思わなかったが、優しい人たちに囲まれDJ同様無名ライターながらも仕事が出来ている。感謝しかない。
何故こんなにも出来の悪いDJでありライターである私が現在のように音楽やカルチャーを伝える仕事が出来ているのか?と思う人もいるだろう。
理由は二つある。DJやライターには、DJやライティングが得意でやっている人と、DJやライティングが得意なわけではないが、それ以外はもっと不得意な人がいる。言わずもがな、私はブッチギリで後者だ。DJもライティングも自らに才能を感じた事はただの一度もない。しかし「DJしたり書いたりすることが好き。」という理由で何十年も続けられている。好きこそものの上手なれ、だ。決して上手ではないが、私のような人間には好きで続けられる事を一生懸命やる以外、生きる道がないのだ。この仕事が無くなったらおそらく公園の滑り台の下が私の寝床になるだろう。人生後半の寝床が滑り台の下というのはかなりキツイので、屋根のある家に住み続けられるよう、なんとかこの仕事を続けていきたい。
もう一つの理由は「弛まぬ努力の結果だ!」と言いたいところだが、私の場合は違う。“恐ろしいほどの強運の持ち主”なのだ。
自分でも思うが人には本当に恵まれている。こんな仕事がしたいな、という時に声を掛けてくれる人達が沢山周りにいてくれているのだ。そもそも、こんなにヘッポコ人間がDJとライターという割とかっこいい事を仕事にできている時点で強運という以外に他ならない。感謝の一言に尽きる。お金持ちになったら仲良くしてくれている人達にはこれまでの御礼に焼肉きんぐのプレミアムコースをご馳走したいと思っているので待っていてほしい。
長くなってしまったが必ずや達成すべき目標をここに述べて、私DJ SHUNSUKEの自己紹介を終えようと思う。今後も皆さんに面白いと思ってもらえる記事をRepresent内では書いていくのでチェックしていただけると幸いである。ただ、こちらの編集部の目では今後も好き勝手書いていくのでどうか見逃さないでほしい。何卒何卒。
おっと、本業のプロサウナ―について書き忘れてしまった。本業についてはまた長くなるのでまた次回。
(このコラムはフィクション・創作部分もありますが、大体本当です。深く考えないでお読みください。)